白黒つけるのが苦手…断れない人によく見られる特徴とは?

おくげちゃん 漫画家・イラストレーター
更新日:2021-12-24 06:00
投稿日:2021-12-24 06:00
 みなさんは「嫌です」「いりません」などとハッキリ断ることができますか? 私はとても苦手です。言い出しにくいし、なんか相手に悪いような気もするし……。きっぱりと断れる人は、そんなふうには思ってないのでしょうか? クリスマスイブのどろんぱでは、ママが何やらため息をついているみたい。心配そうにモジョ子が見守ります。

グレーな部分を広くとりすぎないのが大切

 断ることが苦手な人は、おそらく何かを決断するのも苦手ではないですか? 私はまさにこのタイプです。何でもかんでも「イエス」と答えてしまって、あとで後悔することもたくさんあります。

 そういうタイプの人は、きっと白と黒の間に、とっても広い“グレーの領域”を持っているはずです。

 白黒ハッキリその場で言えるタイプの人は、このグレーの領域が狭いもの。だから瞬時に自分にとって必要かどうか、大事かどうかを決めることができるんですね。

 個人的にはこのグレーゾーンが広いことは、悪いことではないと思います。それは、どんな物事に対しても、ひとまず受け入れられる度量があるということでもあるからです。とはいえ、今回の「断る」というテーマに関しては
、絶対的にマイナス面が強いと思います。

 なので、私のようなタイプは、白黒つける基準をより具体的にさせておくのが良いと思います。例えば店員さんの推しに弱いなら、買い物の時は予算いくらまでとか、早く帰りたい飲み会なら何時までとか。

 偉そうにツラツラと書きましたが、私もまだ全然断れない人間なので、強く生きていきたいと思います。一緒に頑張りましょう! そしてみなさん素敵なクリスマスイブをお過ごしください。

登場人物紹介

モジョ子
自信がほしい主人公。ハッキリと白黒つけるのが苦手な、グレーゾーンが広い心の持ち主。今夜はどろんぱでパーティーの予定。最近、シャンパンの美味しさをおぼえた。

ママ
どろんぱのママ。店のことならなんでも即決できる決断力があるが、プライベートなことになるとちょっと違うみたい。買うかどうか悩んでいたコートは「やっぱりなくなってたら嫌」という理由でセール前に買ったらしい。

おくげちゃん
記事一覧
漫画家・イラストレーター
酒呑みまんが家。ふしぎで妖しい話を描いています。就活が嫌すぎて3年間ドイツに逃亡するなど放浪癖あり。京都市出身、東京在住。水商売歴10年。XInstagramでは毎日漫画を更新中。実績などはこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


見た目とキャラが合わないのは当然!悩んだときの考え方
「見た目の印象とキャラがだいぶ違うよね」と言われて、悩んだことはありませんか?  自分が周りに与える印象と実際の自分と...
SNSや現実でも…他人の容姿批判がやめられない人は2種類いる
 みなさんの周りに、他人の容姿(ビジュアル)についてうるさい人、いませんか?  私はそういう人を見るたびに「かわいそう...
夜明けとともに起きだしたコハクチョウの胸の内
「あ~! 眠いけど、きょうも1日がんばるかあ!」  なんて言ってたりして。今朝の自分のことだけど(笑)。  ...
バカにしてる、よね? 部下になめられる理由と上司が改めたい悪癖3つ
 キャリアアップはうれしいけれど、部下ができると「なんだかなめられている気がする…上司としての威厳がないのかな?」と新し...
そのあえぎ声、どこまでが本当ですか?
 素朴な疑問、と頭に付ければ何を聞いても許されるとは思っていないのだが、失礼を承知で、どうしても聞きたいことがある。 ...
いつだって癒しを提供…成長が楽しみな“たまたま”を愛でる
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
お正月にしめ縄って必要かぃ?「しめ縄」と「しめ縄飾り」の違いも解説
 今年もあと2週間を切りました。年末だというのにあまりの暖冬、ここ数日は少しは寒くなったものの更年期のワタクシは、本職の...
「女は見た目がすべて」の思い出に悶々…容姿いじりのトラウマの克服法
「女は見た目がすべて」なんて言葉が昔からあるように、男性よりも女性の方が外見を厳しく見られる傾向です。そして残酷なことに...
落ち込んだらシーラカンスのことを考えるといいかもしれない
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
人生初のぎっくり腰なぜ発症? 40女の激痛を救った意外なコスメは…
 齢46、人生初のぎっくり腰になりました。腰が砕け、身動きがまったく取れない状態に陥るって本当にあるんですね。  デス...
韓国は「ひとり飯」ほぼタブー! おひとり様=みじめな人認定で苦労した
 ちまたでは『孤独のグルメ』(テレビ東京系)や『ひねくれ女のボッチ飯』(テレビ東京系)、『めんつゆひとり飯』(BS松竹東...
2023-12-19 06:00 ライフスタイル
“たまたま”とももうすぐお別れ…去勢前のおやつシーンを激写
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
自然の石を積んだ石垣でできた江戸時代から続く「棚田の村」
 見知らぬ土地で、山道を越えて現れた見事な石垣に圧倒される。ここまで積み上げる労力を想像すると途方に暮れるし、これが自然...
妙齢って何歳? 三省堂 現代新国語辞典のいまっぽい凡例に注目
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
#3 結婚で“輪”から去る友人への寂しさ。心地よい独身生活で失ったもの
【#2のあらすじ】  ミュージシャンの沙恵は高円寺に暮らし、毎晩芸人の卵や音楽仲間と飲み歩いている。高円寺はうんざ...
#2 友達の結婚、喜べないのはなぜ? 勝ち組を裏切りだと感じてしまう記憶
【#1のあらすじ】  ミュージシャンの沙恵は高円寺に暮らし、芸人の卵や音楽仲間と毎日飲み歩いている。高円寺はうんざ...