NHK紅白惨敗…“ジャニだらけ”は低視聴率の要因になったのか

こじらぶ ライター
更新日:2022-01-08 06:00
投稿日:2022-01-08 06:00

ジャニーズだらけのカウコンは大健闘!

 一方で、“ジャニーズだらけ”の「ジャニーズカウントダウン~2021→2022~」(フジテレビ系、以下カウコン)は世帯視聴率11.6%をマーク。同番組は「2013~2014年」の9.4%以降、ほぼ12%前後を推移しており、テレビ離れが加速している昨今を考えれば十二分の数字だ。昨年末の「第63回 輝く!日本レコード大賞」(TBS系)の12.0%とも競って、深夜時間帯としては大健闘の結果となった。

 25周年を迎えたKinki Kidsが安定したMCを見せ、嵐の相葉が「VS魂」(フジ系)の企画で風間俊介(38)らと組んだユニットメンバーと、番組オリジナルテーマソングを披露した。相葉は櫻井と共に“NHK東京2020オリンピック・パラリンピック放送スペシャルナビゲーター”を務め、NHKが活動休止中でも紅白の目玉になんとか呼び寄せたかったといわれている嵐メンバーだ。

2022年のNHK紅白に期待すること

 また昨年デビューしたなにわ男子は、「国民投票!ジャニーズ初夢ユニット」3部門中、「元気」「王子様」の2部門で大橋和也(24)、道枝駿佑(19)がそれぞれトップに輝き勢いを見せた。

 カウコンを鑑みれば“ジャニーズが多すぎる”どころか、“ジャニーズだらけ”でも高視聴率を狙うことができる。今年の紅白は、ジャニーズの中でも人選と演出を間違えないことが必要になるのではないだろうか。

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STARTO ENTERTAINMENT、秋元康系女性アイドル、ローカル、地下アイドル等数々の現場を経験。Xでもご意見を募集しております。

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