びっくりするほど愛されて幸せになる…簡単な引き寄せの法則

山崎世美子 男女問題研究家
更新日:2022-01-08 06:00
投稿日:2022-01-08 06:00
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。新しい年が始まると、今年の抱負としてさまざまな目標を掲げる人も多いのではないでしょうか。スキルアップのために習い事をするのも良いですね。いらないことを口走る癖を今年は封印! など、心機一転やる気になるこの時期に、ビジネスにも恋愛にも役立つ、対人関係が円滑になる簡単な「引き寄せの法則」を実践するのはいかがでしょうか。

笑顔を投げると笑顔をもらえる

 プライドが高そうな、ふてぶてしい人たちばかりの集まりでは、周りの影響を受けて、自分も笑顔が消えてしまうものです。その反対にニコニコと感じが良くて話しやすい人たちの集まりに行くと、笑って楽しく過ごせているはずです。対人関係は“やまびこ”だと思ってください。ヤッホーと言えばヤッホーと返ってくる。引き寄せの法則の基本は自分から発信することなのです。

 笑顔で話しかけてほしいなら笑顔で話しかける。話を聞いてほしいなら相手の話を聞いてあげる。行き着くところ、そんなに性根の悪い人ってほんの一握りです。

 誰しもが持つ陰の部分と陽の部分。そのプラスの部分を引き出せるように、まずは自分から挨拶をしてみましょう。「おはようございます!」「よろしくお願いいたします!」「ありがとう!」と笑顔で言う習慣を作りませんか? 相手が同じテンションで反応しなくても気にしないでください。そのうちに挨拶を交わすようになりますし、関係はより良く進歩します。

 例えばスイーツのお店に行って、満面の笑顔で「いらっしゃいませ」と迎えられると、つい笑顔になっている自分に気づいたことはあるはずです。投げかけた物は必ず返ってきます。

人間関係が苦手な人は繊細で実は優しい

 飲食店勤務のA子さん(30)はとても働き者で、二つの仕事を掛け持ちしていました。

 独身のA子さんは黙々と仕事をしていて、笑顔を見せることはなかったそうです。本心は、明るくふるまい笑って話したい願望はあったのですが、思い切って陽気に振る舞うと「えっ? 今日どうした? テンション高いよね~」の周りの言葉に照れ臭さから凹んでしまい、元の寡黙なA子さんに戻っていたのでした。

 笑わない・話さないA子さんが飲み会に参加すると、周りが気を使って場が盛り下がり、暗い空気が流れてしまうという負のスパイラル。自分でわかってはいるけれど、どうすることもできませんでした。

 毎日が楽しくないA子さんは、いつも明るく話しかけてくれる同じ職場のB子さんに「2人で一度お茶に行かない?」と誘ってみることにしました。笑顔がないのが原因か、A子さんは周りから怖い人だと思われていました。

 それを寂しく感じていたA子さんは「自分を変えたい」とB子さんに相談すると「どうして全然笑わないの? 笑顔って大事だよ。芸能人だって笑顔の練習をしているらしいよ。だから、出来ないことないけどな」ズバリと指摘してくれました。周りに気を遣わせる人は、知らず知らず自己中になっていることを教えてくれたのです。

山崎世美子
記事一覧
男女問題研究家
「平成の駆け込み寺」として、人間関係、男と女をテーマとし、さまざまな悩みを抱える相談者に的確なアドバイスを送り、心のケア・親身なカウンセリングで一躍人気者となる。TV、ラジオ、雑誌、さらに講演会などからも依頼が多数。いま最も注目されている専門家である。YouTube「せみこの恋愛大学」毎週水曜配信中。
公式HPブログInstagramTikTok

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


「聞いてよ!」「で、結論は?」せっかち君のLINEはタイパ重視ですって
 世の中には、1秒でも時間を節約したい「超せっかちな人」が存在します。なぜ生き急いでいるのかはわかりませんが、とにかく少...
#1 芸能界に執着する35歳女の密かな楽しみ。裏アカで吐き出す腹黒い本音
「いらっしゃい、シゲさん今日は早いんだね」  阿佐ヶ谷駅の北口の飲み屋街・スターロードにひっそりたたずむ小さなスナ...
平日夜8時、話題のオーケー銀座店の惣菜コーナーに行き完全敗北した件
 10月17日、東京・銀座3丁目のマロニエゲート銀座2内に「オーケー銀座店」がオープンして話題になっていますね。銀座の一...
#3「バカにされてる?」元彼のイヤミがつらい。女が椎名林檎を歌う理由
【#1、#2のあらすじ】  阿佐ヶ谷のスナックに勤務している紘子は、役者を目指しながらもくすぶっている日々。そんな...
#2「普通の女」に負けた美人は怨念まみれのSNSがバズり快感を覚える
【#1のあらすじ】  阿佐ヶ谷のスナックに勤務している紘子は、役者を目指しながらもくすぶっている日々。そんな彼女の...
「鉛筆なめなめ」「セクハラはやめて」悲しきおじさんビジネス用語3選
 会社に勤めている人なら、50代以上のおじさんたちが「おじさんビジネス用語」を使っているのを聞いたことがあるかもしれませ...
経験は「ナマモノ」…感情も感度も“錆びた大人”になっていませんか
 人生において経験は重要ですよね。これから先の未来や、あるいは後輩たちを助けられるかもしれません。  だけど昔の経験に...
あなたにとっての「過去」はいつ? 過去を閉じ込めた空間で
 過去という言葉の意味が広すぎて、思い浮かべるイメージがまったく違うと気づいた。  ある人は自分が小さかった頃を、...
奢り奢られ問題…リュウジ氏にもう港区くるなよ?の反論、私達が学ぶこと
 ネットを大いに騒がせた「奢り奢られ問題」。料理研究家のリュウジ氏のSNS投稿が火種となり、多くの意見が寄せられました。...
15キロ太ったからつまんないの? “サイズ44”に教えられた自分の本音
 2度の出産と加齢と腰のヘルニアを経て、5年をかけて15キロ太りました。実はそれについては人が思うほどは気にしていない…...
5年に1度の逸材にゃ!ノーブルすぎる“たまたま”に思わず合掌
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「出世したくない人」激増のナゼ 共通する特徴と4つの理由に妙に納得…
 令和の今、社会人の中でも「出世したくない」と考える人が非常に増えているようです。少し前まではどうにかして出世してやろう...
ハロウィンの新顔!小粒な「ソラナムパンプキン」は枝にぶら~んぶら~ん
 まもなくハロウィン。猫店長「さぶ」率いる我が愛すべきお花屋さんに、今年も大きなパンプキンが店頭を占拠する季節がやってま...
26歳ギャラ飲み女子の貯金額は3000万円!昼はOL、非港区系の堅実生活
 経営者や著名人、人気のインフルエンサーも利用する「ギャラ飲み」なるサービスって知っていますか? 東京都内のみならず、全...
いくつになっても、誰かに褒められるのはやっぱりうれしい
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
出産を機に中途半端なキャリアに…今にマッチした働き方は?
 先日X(旧Twitter)で、米ハーバード大学教授のクラウディア・ゴールディン氏がノーベル経済学賞を受賞したニュースを...