真似したい!切手の一工夫で“もらうと嬉しい手紙”に早変わり

コクハク編集部
更新日:2022-02-15 11:21
投稿日:2022-02-15 06:00

素敵な手紙をいただきました

 コロナ禍で他人と対面するのが憚れる中、封書やハガキの良さが見直されているとか。e-mailでもなければ、LINEでもない、郵便で届くお手紙ってやっぱり嬉しいものですよね。

 それが手書きならなおさらですが、惚れ惚れするような達筆な字が書けるのかどうかといえば、それは別問題。中谷美紀さんがマスコミ各社宛てに送った結婚発表の“達筆すぎる”手紙は大変話題になりましたが、あの神がかった文字を見てしまうと、「やっぱり手紙はきれいな文字を書く人が出すものですよねー」とますます筆が鈍ってしまうのは私だけでしょうか(苦笑)。

 そんなこんなで実践できずにいる中、「これなら今すぐ真似できるかも!」と思える素敵な手紙をいただきました。切手で“デコレーション”されたお手紙です。

動物の絵柄がとってもキュート

 送り主はとても清らかで美しい文字を書かれるかたで、ふでまめ、というか、お手紙の達人です。これまではハガキを頂戴する機会が多かったのですが、今回は封書。20円、10円、5円、2円、1円の普通切手を組み合わせ、きれいに配置し送ってくださったのです。

 どの券種を何枚選ぶか、はたまた、どのように貼るか。もちろんセンスは問われるでしょうが、そこは達人のお手紙を手本にすればいいのです(笑)。

 絵柄のモチーフもよくよく見るとほとんどが動物でとっても可愛らしい♡

 上記の券種を含む、12種類の普通切手が現在のデザインに刷新されたのは、2015年2月のこと。当時の新聞記事によると「日本の自然」をテーマとし、動物や花、景観などを使い、そのうち、3円、5円、10円、20円、30円、50円の券種(うち3円と30円は現在販売なし)は動物を採用。1円は日本近代郵便の父とされる前島密の肖像を引き続き使ったものの、字体を一部変え、いずれも47年ぶりの変更だったそうです。

郵便料金の改定にも融通がきく!

 郵便料金が改定されると、“ジャストの金額”で購入していた切手では料金不足になってしまう(涙)……なんて事態になりがちですが、そんなときでも、1円や2円などの通常切手を買っておけば、対応可能。どうにでも融通がききそうです。

 筆者は1000円の郵便切手が1枚、手元にあったので、手数料(1枚ごとに5円)を引いて、995円分に35円の現金を足して、20円×30枚、10円×20枚、5円×30枚、2円×30枚、1円×20枚の計130枚、切りよく(?)交換してきました。

 130枚の切手。そこそこなボリュームになりますので、お買い物欲も満たされました(笑)。

 切手を貼ることで何の変哲もない茶封筒がグンとセンス良く見え、まさに魔法がかかったかのよう。達筆なかたも、達筆ではないかたも、よろしければぜひお試しください。

(編集O)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


動物は「あったかい場所」を見つける才能があるみたい
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
私「復縁希望?」女友達「あと2年で吹っ切る」失恋かまってちゃんLINE
 失恋をして心が傷つくと、少しでも誰かに気持ちを聞いてもらいたくなるもの。  でも、あまりにしつこかったり、常識が...
キャンプより安近短なべランピング!楽しむコツ&それでも失敗したエピ
 空前のキャンプブームが到来していますが、やはりイチからキャンプギアを集めてテントを張って…となると、ハードルが高いと感...
見上げた青空が眼に染みて…1日に1回くらいは空を眺めてみる
 青空が眼に染みると思ったら、しばらく空を見上げていなかった自分に気が付いた。  うつむいて歩くのがクセになってい...
「俺のソーセージも試食して」じゃねえ! 40女の成人の日の思い出
 1月8日は成人の日。晴れ着やスーツに身を包んだ新成人たちの姿は、眩しいものです。  成年年齢が18歳に引き下げられま...
これって誘拐ですよね!? 遊んでいたら詰められた恐ろしいご近所トラブル
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
神秘的! 宝石のようなオッドアイの純白“たまたま”に幸福祈願
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「緑の黒髪」があるなら、白髪の“褒め言葉”は?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
日本の美徳すごい!便器に汚物箱…海外で体験した考えられないトイレ事情
 日々の生活に絶対に欠かせないもの、「トイレ」。1日に何度も顔をあわせる存在ですが、実は国によってトイレの形状や使用方法...
2024-02-26 19:03 ライフスタイル
まるで宝探し!話題の木更津コンセプトストアでほっこりした男女の会話
 昨年6月、三井アウトレットパーク木更津(千葉)の隣にオープンした「木更津コンセプトストア」。サステナブルな社会を目指し...
「量と質」どちらを優先するか迷ったら経験値を振り返ろう
 大人になると「量より質」を意識する機会が増えますよね。私の場合、食事に関してはまさにそうなってきた気がします。  そ...
湧き水が心にも沁みてくる 福井県爪割の滝
 北陸地方に甚大な被害をもたらした能登半島地震。  被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。  つらいこ...
貫禄の毛繕い中をパチリ!ありがたいご神体“たまたま”に感謝
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
【2023年人気記事】セックスは嗜好品?子宮頸がんサバイバーの性生活
 2023年は「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大きかった記事を再掲載します。こちらの記事初...
2024-01-04 06:00 ライフスタイル
近すぎなくていい 毎日は“ゆるい人間関係”に支えられている
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
【2023年人気記事】吉田沙保里と大久保嘉人は公認? ウロつく女が嫌!
 あけましておめでとうございます。2023年は「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大きかった記...