女優・波瑠はいつもイケメンに囲まれている
「愛しい嘘～優しい闇」（テレビ朝日系）、終わってしまいましたね。本格ラブサスペンス・ドラマというので期待していましたが、フタを開けてみればなかなかのツッコミどころ満載ドラマ。何度も挫折しかけましたが、最終回まで完走できたのは、ひとえに林遣都（31）のおかげです。波瑠（30）主演でしたが私の中では完全に「主演・林遣都」。林遣都を愛でるために見ていたようなものです。
そもそもですが波瑠の周りはイケメン地場が高いのか、いっつもイケメンに囲まれているイメージです。「サバイバル・ウェディング」（日本テレビ系）では伊勢谷友介（45）に吉沢亮（28）、「あなたのことはそれほど」（TBS系）では東出昌大（34）に鈴木伸之（29）、「未解決の女 警視庁文書捜査官」シリーズ（テレ朝系）では沢村一樹（54）、谷原章介（49）というイケオジに加え、工藤阿須加（30）までも……。
「G線上のあなたと私」（TBS系）では中川大志（23）に鈴木伸之、「#リモラブ～普通の恋は邪道～」（日テレ系）では松下洸平（34）に間宮祥太朗（28）、「ナイト・ドクター」（フジテレビ系）の田中圭（37）、岸優太（26）、北村匠海（24）、沢村一樹などなど。極め付きは、出世作のNHK朝ドラ「春が来た」。夫が玉木宏（42）で、ディーン・フジオカ（41）に好意を持たれるってどんだけ～！
波瑠の役柄は、いっつも恋愛に疎くて、相手に好感を持たれていることに気付かないという体（てい）。ええ、私、サバサバ女子ですから……。で、終わってみれば、おいしいところは全部、持っていってしまう。「波瑠、恐ろしい子」（byガラスの仮面）。
「愛しい嘘～優しい闇」もご多分に漏れず…
今回もやっぱり、そうでした。仲良し同級生6人のお話、ということでしたが、その中の1人新川優愛（28）など早々に死んでしまいましたから。しかも転落死。上昇志向が強くてどこから見てもイヤな女でいいとこなし。死ぬために出てきたようなもので、新川優愛の完全な黒歴史となりそうな作品です。
もうひとり、黒川智花（32）もある人に飲ませようと思った毒薬入りワインを自分が誤って飲んで死んでしまうというおマヌケ死。ま、それでも、夫（徳重聡=43）のDVに耐える妻という見せ場もあり、新川よりはまだましでしたが。
結局、仲良し同級生6人のうち女子2人が消え、女子は波瑠と本仮屋ユイカ（34）だけ。あとに残されたのは漫画家アシスタントの波瑠と、弁護士の本仮屋ユイカ、そして、波瑠の幼なじみの溝端淳平（32）と、中学時代の憧れの人、林遣都の4人で事件の真相を探るというのがメインストーリーです。
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