卒業式で目撃した花束のニューノーマル!Z世代の思い出作り

斑目茂美 開運花師
更新日:2022-03-23 19:30
投稿日:2022-03-16 06:00

コロナ禍のイベントも慣れたもんです

 コロナ禍になって3回目の卒業式シーズンでございます。コロナ禍最初の卒業式は混乱の中で執り行われましたが、3回目ともなると否が応でも慣れたとでもいうのでしょうか……。実際に卒業式関連業務をやらせていただいている花屋の肌感としては、今の時代に合った独自の進化のようなものを感じております。

 特に順応性に長けたZ世代は失われた時間を取り戻すように、制限下でも開催が可能となったイベントごとには精一杯のこだわりをもって「思い出作り」を楽しんでいるようで微笑ましく感じておりますのよ。ということで、今回は「こだわりアリアリ! 令和の卒業式には花がマスト!」の解説でございます。

キレイなものに敏感なZ世代

 コロナ禍になってからというもの、入場規制や時間短縮など何かと制限がある中で行われる学祭や体育祭をはじめとしたイベントごとでは、Z世代といわれる彼らが趣向を凝らして少しでも場が華やぐよう「」を上手に活用しているように感じます。Z世代は色も形も“キレイなもの”“カワイイもの”に敏感なのでございます。

 普段から花屋の店頭で立っているワタクシも、思わず「こんなに花を一体何に使うの??」と尋ねてしまうくらい、多くの花束のご注文を頂戴するようになりました。

 とりわけ今時分は個人の花束需要が急激に上がります。親や友人への一般的な卒業式用の花束をご購入なさる方以外にも、「EXILE的グループにご所属か何かですか?」と聞きたくなるような、やたらとイケてるスーツを身に纏い、お花屋さんに卒業生の彼女への花束を買いにご来店なさる若い男性もグッと増えましてね。なにゆえこうも、JKとイベントには花が必須アイテムになったのかと、いささか不思議に感じておりました。

 ところが先日、母親と共に花束持参で彼女の卒業式会場へ向うスーツ姿の若い男性によって、ようやくその謎が解けましたのでございます。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


甲状腺摘出手術は大成功も…声は出ず焼けるような傷口の痛み
 潜在的な患者も含めるとおよそ30〜60人にひとりの女性がかかると言われている甲状腺疾患。バセドウ病は、甲状腺機能が亢進...
“適度な運動”ってどのくらい? 健康的に行う目安&方法!
「適度な運動をした方が良い」と聞くと、軽いジョギングや柔軟体操などをイメージする方も多いでしょう。でも、実際のところ“適...
コロナ自粛中のイライラ育児は仕方ない! どう乗り越える?
 突然やってきたコロナ自粛。緊急事態宣言を境に、生活が一転したご家庭は多いでしょう。ウイルスと戦うという根本的な問題はあ...
明日からガンバ!“にゃんたま”もやる気のない日があるんです
 暇なのに~……やる気が出にゃい~。  やらなくちゃいけないこと3つもあるのに、全然手つかず~!  順序を決...
 今年の5月は「母の月」旬のお花がアナタの感謝を伝えます
 今年もやってまいりました母の日月間!  5月になりました~。  窓を開ければ、初夏の明るい太陽の日差しが差...
自炊を飽きずに!料理慣れしない人が揃えたい“3つの調味料”
 ふだんあまり自炊しない人ほど、自炊期間が長くなるとレパートリーが不足し「飽きた……」となりがち。  長期にわたっ...
勉強から趣味・娯楽まで…オススメのオンラインレッスン5選
 自粛期間中、家での時間を持て余して、どうにもふさぎこんでしまうなら「オンラインレッスン」を受けて生活にメリハリをつけて...
好きな人と今こそハグを♡優れた6つの効果で心身を健やかに
 あなたは、最近誰かとハグをしましたか?大人になると他人はもちろん、恋人や家族間でも接触する機会がだんだんと減ってしまい...
「撮らにゃいで!」撮影拒否の“にゃんたま君”に使った奥の手
「あり得にゃい。絶対無理、レンズをこっちに向けにゃいで!」  箱入り息子のにゃんたま君のおウチに遊びに行った時のこ...
マウンティング女子8つの特徴&対処方法! あなたは大丈夫?
 自分よりも幸せそうな人を見ると、羨ましくなってしまう女性は多いでしょう。しかし、「私も、幸せになりたい」と思うのであれ...
#おうち時間でも写真を楽しく! 加工感のない写真の撮り方♡
 自粛自粛で、カメラフォルダに写真が増えていきません。写真なんて増えていかなくたって、死にはしない……でも、なんとなく充...
マンションの広告チラシからわかること&その注意点とは?
 マンションを購入したいと思ったときに、SUUMO(スーモ)などの不動産ポータルサイトのほか住宅情報誌や新聞で探すという...
Netflixの“性欲を1カ月ガマンする”番組が自粛期間にフィット
 自粛期間が続くとストレスが溜まります。外出自粛ということは、遊びに行けないということ。飲みにも行けず、風俗を利用するこ...
“にゃんたま王子”にちょっと待った!真実の愛のお相手かも?
 きょうは、「白鳥の湖」のバレエダンサーのように、小股の切れ上がったカッコイイにゃんたま君にロックオン。 「あ、ス...
園芸入門“実践編”!新たな喜びの扉を開く植物生活のススメ#2
 爽やかで清々しい季節がやってまいりました。  温かい陽射しと共に、柔らかな優しい風を感じると、鬱々とした気分も吹...
ステロイドの効果はいまひとつでも手術は予定通り行うことに
 潜在的な患者も含めるとおよそ30〜60人にひとりの女性がかかると言われている甲状腺疾患。バセドウ病は、甲状腺機能が亢進...