スニーカー争奪戦に初参加して思うこと 2022.3.22(火)

コクハク編集部
更新日:2022-03-22 06:00
投稿日:2022-03-22 06:00
「スニーカー争奪戦」。それはコレクターやマニアではない筆者にとって関係のない話だと思っていました。ところが、お目当てのスニーカーの新色が発売になり、気軽な感じでポチるつもりがあれよあれよと争奪戦の渦に巻き込まれ……聞いてませんけどーー!!

お目当てはNB「BB550」の新色ホワイト

 お目当てのブツは、ニューバランス「BB550」の新色カラー、ホワイト。BB550は1980年代に発売された競技者向けのバスケットボールシューズ「PRIDE550」の復刻版で、名前を変え、日本国内では昨年5月にリリースされた商品です。

 BB550は昨年5月に続き、夏と秋、その後もファッションブランドとコラボした限定カラーをリリースしていましたが、「本当に欲しいのか? 必要なものなのか?」と自問しているうちに“ジ・エンド”。で、次こそは逃すまいとニューバランスの公式サイトで会員登録してメルマガも受信設定、4カ月ほど前から「新商品のお知らせ」をくまなくチェックしておりました。

オンライン争奪戦に“無防備”参戦!

 ところが、3月17日夜、なにげなくポータルサイトをチェックしていると、あるスニーカー専門サイトの告知記事が目に留まりました。

「ニューバランスBB550新色 3月12日・18日発売」

 え、なんで? メルマガで案内きてないけど? 見逃したのかな……。12日の発売日は逃したものの、今宵は17日。なんとか滑り込みセーフで<公式通販18日(金)10時販売開始~>の情報をゲットし、発売日当日の購入を狙ったのでした。

 ちなみにこの時点で12日に発売した新色カラーはすでに完売。ここで“戦い”を予測すればよかったのですが、それはあとの祭りってやつです。

オンライン争奪戦“一部始終”

 翌朝は仕事の合間を縫って、発売開始5分前の9時55分にPCで直リンクを開き、スタンバイ。そして10時と同時にリロードしたのですが……何度リロードしても、まーーーったく反応しません。

 急いで手元のiPhoneでもアクセスを試みますが、左上のくるくる表示が止まらない!! もしやオンライン争奪戦がぼっ発している!?

 その後も何度か希望サイズを選択→カゴに入れるところまでは辿り着くのですが、応答しない状況を繰り返し、10時8分。“ご希望の商品は存在しません”的な表示がなされ、敗戦確定……。

“ホワイトの乱”に敗れたものの…

 こうなると意地も相まって買い物欲は納まるどころか、溢れてくるばかり(苦笑)。まだ購入できそうなブラックへと河岸を変え、反応なし&くるくる表示と格闘すること10分ちょっとーー。

「BB550 LBW(ブラック)24.0cm」の購入ボタンをポチッ!

 か、勝った……。凄まじいBB550人気、ちなみに10時30分頃にはブラックもSOLD OUT(全サイズ)の表示がなされました。

「転売目的で買う人もいるよね」

 ニューバランスの公式HPでは「1ステップ de 注文完了」という事前にお届け先&カード情報を登録しておくと1クリックで購入できる決済機能を採用しています。事前登録しておけば、“アドバンテージ”になりますが、これほど人気があるものとは思わず……。読みが甘いといわれたらそれまでですが、無知というのはおそろしいものです。

 そんなこんなのオンライン争奪戦話を友人にしたところ、「転売目的で買う人もいるよね」とぽつり。たしかにお1人様1点限り、1住所につき1商品のみ購入可といった防止策が施されても、転売ゼロは難しいでしょう。実際、発売から2日後には税込1万5400円の同一スニーカーが、某フリマアプリで1万7000円で売られていました。

 2次流通市場では定価の2倍以上のプレミア価格で販売されるスニーカーも多いと聞きます。それと比べたらマシかもしれませんが、なんだかなあ(モヤモヤ)。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


大谷の“一平ちゃん騒動”で不安 友人との金銭トラブルQ&A~弁護士解説
 ドジャースの大谷翔平(29)の専属通訳を務めていた水原一平氏(39)が、違法賭博に関与したとして球団から今月20日、電...
【スナック超入門編】どんな場所?若葉印のホステスが実感する5大特徴
 みなさんは、そもそも「スナック」がどんなところかご存知でしょうか?  キャバクラやガールズバーとは何が違うの?...
高級クラブのホステス→ギャラ飲み嬢に 面識なしで突然10万円ギフトが…
 経営者や著名人、人気のインフルエンサーも利用する「ギャラ飲み」なるサービスって知っていますか? 東京都内のみならず、全...
「正しくないこと」が「美しくない」とは限らないと知った
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
松田聖子まさかの中大法学部を卒業! 通信制の学び直しで成功する人は?
 先日、歌手の松田聖子さん(62)が中央大学法学部の通信教育過程を卒業したことが話題になりました。近頃、通信制大学で学び...
瞬き厳禁! 春到来の歓びを表現する黒“たまたま”を見逃すな
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
スタレビの名曲が聞きたい!仏教と深い関係のある「木蓮」とその仲間たち
 猫店長「さぶ」率いる我が愛すべきお花屋は、ただいま卒業式や送別など春特有のイベント仕事で、いつにも増して花まみれの毎日...
“炎上常連”麻生さん級の「ルッキズム失言」していませんか?
 最近、よく耳にするのが「ルッキズム」という言葉です。政治家や芸能人が、何気なく言った一言で「ルッキズム発言だ」と叩かれ...
女の敵は女だから?忘れた頃にぼっ発する「専業主婦論争」をガチで考える
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方などをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。  X(旧Twi...
職場の同僚ランチが苦痛すぎる…一人の時間を確保する4つの冴えた処世術
 業務内容へのストレスより、職場でのランチタイムが苦痛という人は多いですよね。正直、仕事で疲れているのに、休憩時間まで同...
離婚→シンママになり、心底よかったこと4つ 我慢は美徳っていつの話?
 世間では、離婚してシンママになった女性に対して「かわいそう」「大変そう」といったイメージがあるかもしれません。  で...
春まであと少し?
 残雪の甲斐駒ヶ岳を背にすっかり葉も落ちた葡萄畑  春まであと少しが意外と長い
春のお花と記念撮影にゃ! ウサギみたいなしっぽの“たまたま”
 きょうは、ウサギ君みたい! しっぽの短いにゃんたま君に出逢いました。  しっぽが短い猫は長い猫と比べると、臆病で...
ほっこり癒し漫画/第70回「すぷりんぐファミリー」
【連載第70回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
男と女の物語、だからこそ「娚」の当て字が使われた
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
「場所代は200円いただくわ」堅実というかケチ!名目別に徴収するママ友
 ママ友と仲が良いといっても、子どもありきの関係。価値観や金銭感覚など、すべてが合うとは限りませんよね。  中には、マ...