いざ離婚!公正証書作成で養育費月6万円、元夫は顔面蒼白に

tumugi・ひでまる ツレ婚夫婦ライター
更新日:2022-06-30 18:46
投稿日:2022-04-12 06:00
 ステップファミリー5年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザーを経て「ひでまる」と再婚。今では3人目の子どもが誕生し、5人家族で暮らすアラサーです。
 子連れ離婚&シングルマザーとなった私を常に苦しめた悩みは「お金」です。本連載は当時を振り返りながら、ひでまるとともに実体験に基づく「離婚・再婚のリアル」をお伝えします。

いざ離婚をすると決めたら絶対にしたほうがいいこと

 前回は子連れ離婚を決意したら真っ先にすることをお届けしましたが、離婚の際に必ず忘れてはいけない手続きがあります。それは「公正証書」を作ることです。

 私は裁判所で行う調停離婚などではなく、協議離婚といって2人で話し合いの末に離婚を決めました。理由は一刻も早くこの生活から逃げ出したかったから。当時住んでいた場所は義実家の近くでした。

 当たり前ですが義母も当時の夫の味方だったため、誰も味方のいない状態での離婚の話し合いは私を追い詰め、精神を蝕んでいくには充分な環境だったのです。

「ここから飛び降りたら楽になれるのかな……?」

 マンションのベランダに出るたびに、「ここから飛び降りたら楽になれるのかな……?」という考えで頭がいっぱいになりました。そんな私をかろうじて引き留めていたのは子どもたちの存在。この子たちを残して自分だけ居なくなることは絶対にできない……。でも、本当に限界でした。

 協議離婚の場合、口約束や離婚協議書で親権や養育費などの取り決めを行うのですが、それでは仮にパートナーが支払い拒否などをした場合、法的な効力を持ちません。

 当時の夫は突然仕事を辞めて部屋に引きこもり、オンラインゲームばかり。そんな様子から、離婚後の養育費の不払いが不安になってしまいました。「どうにかできないか?」とインターネットで調べ、公正証書の必要性を確信。公正証書を作成することで、「強制執行」の機能を備える執行証書として支払いの安全性を保つことが可能になります。

 これなら離婚後の経済的不安から少しでも解放されるのではないかと思ったのです。

 公正証書は夫婦のみで作る離婚協議書とは違い、公正役場にて公証人が作成するのが基本です。そのため、時間とお金が少しかかります。私の場合は地域の公証役場で約2万5000円でした。公証役場に支払う費用は法律で決まっていますが、個人で弁護士や行政書士を探して依頼することも可能です。

 私自身、離婚を経験した上で公正証書を作って本当に良かったと感じています。

tumugi・ひでまる
記事一覧
ツレ婚夫婦ライター
10代で結婚、20代で離婚した3人の子を持つ占い師ライターtumugiと、元妻に2回も不倫サレてバツイチとなった会社員のひでまるが出会い、ステップファミリー(子連れ再婚)に。夫婦ともにFPの資格を所持し、保険会社勤務の経歴を持つ。自らの体験から『ステップファミリーの本音』をテーマに情報発信をしている。ステップファミリーを目指す方の背中を押すべく占い×実体験のアドバイスを用いて活動中!
ブログYouTubeXInstagram公式LINE
◆相談はこちら

関連キーワード

ラブ 新着一覧


惚れっぽい性格を直したい女性は必見!特徴&5つの対処方法
 彼氏と別れても、すぐに好きな人や新しい彼氏ができる女性は、惚れっぽい性格であることが多いです。一見、恋愛上手で羨ましが...
恋バナ調査隊 2021-09-24 06:00 ラブ
隠れ肉食系男子を見抜く!5つの特徴&惹かれる女性のタイプ
 普段、優しく柔らかな物腰の男性が、いざという時に男らしく頼れる姿にドキッとする女性は多いでしょう。そのギャップに、好意...
恋バナ調査隊 2021-09-23 06:00 ラブ
ラブラブを取り戻したい…倦怠期を乗り越えるLINE内容5つ
 長く付き合っていると、だんだん新鮮さがなくなってきてマンネリ化し、家族のようになってしまいますよね。でも、本当はラブラ...
恋バナ調査隊 2021-09-23 06:00 ラブ
コロナ禍でデートできない…恋愛上手な女性がとった作戦とは
 長引くコロナ禍で、デートするべきか迷うカップルが少なくありません。特に男性のほうが「会うのはしばらくやめておこう」など...
内藤みか 2021-09-23 06:00 ラブ
バツイチ男性と付き合う前に確認するべき5つのこと&心構え
 ある程度の年齢になれば、周りに離婚経験者が増えてくるため、たまたま好きになった男性が「バツイチだった」ということもある...
恋バナ調査隊 2021-09-22 06:04 ラブ
恋人に自分の意見を言えない…リスクと嫌われない言い回し!
 恋人関係になり、相手との関係をより長く継続したいと考えると、なかなか自分の意見を言えない時ってありますよね。「連絡頻度...
若林杏樹 2021-09-22 06:00 ラブ
チャラい男性が“本気の恋”に落ちる瞬間&付き合うメリット
 チャラい男性というと、「浮気しそう」「女性にだらしなさそう」といった悪いイメージを持っている人が多いでしょう。しかし、...
恋バナ調査隊 2021-09-21 06:00 ラブ
恋の季節っていつ? 春夏秋冬で恋に落ちる男性心理を解説♡
「恋の季節」という言葉はよく聞きますが、いったいいつなのかって曖昧ですよね。そこで今回は、春夏秋冬それぞれで男性が恋に落...
恋バナ調査隊 2021-09-21 06:02 ラブ
別れても好きと思われたい…忘れられない“いい女”になる方法
 いろいろな事情で別れることになってしまっても、一度は好きになった人。「別れても好きだと思われたい!」という思いを抱く女...
恋バナ調査隊 2021-09-20 06:00 ラブ
お金持ち男性の彼女に選ばれるには?5つの共通点&テクニック
 男性の経済力をチェックする女性は多いでしょう。将来、結婚するとなれば、お金持ちの男性のほうが断然安心ですよね。しかし、...
恋バナ調査隊 2021-09-20 06:00 ラブ
可愛くて怒れない…ぶっ飛んでる妻からの天然すぎるLINE5選
 天然の女性って可愛いですよね♡ そんな女性を妻に持った男性は、毎日、そのぶっとんだ言動にイラっとしながらも、結局可愛く...
女性のすっぴんに対する4つの男性心理♡ 見た時の本音も紹介
 女性からすると、できれば男性に見られたくない「すっぴん」。でも、なぜか「すっぴんのほうが可愛いよ!」と言う男性って多い...
恋バナ調査隊 2021-09-19 06:00 ラブ
恋愛に興味ない…彼氏を欲しがらない女性の心理4つ&克服法
 一昔前までは、「女性の幸せ=素敵な恋愛&結婚」だったかもしれません。しかし、現在ではさまざまな理由から、恋愛や結婚が女...
恋バナ調査隊 2021-09-19 06:00 ラブ
彼の稼ぎだけでは厳しいのに…仕事を理解されない女性の苦悩
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2021-09-18 06:15 ラブ
ファンにおねだり三昧…恋人の欲深い一面に幻滅した男性の弁
「冷酷と激情のあいだvol.56〜女性編〜」では同棲中の彼氏からライブ配信者としての姿を認めてもらえないシングルマザー・...
並木まき 2021-09-18 06:22 ラブ
割り勘をする男性に隠された5つの心理&交際する判断ポイント
 交際前、もしくは交際したばかりの彼とのデートの際、会計で割り勘を要求されたら、あなたはどう思いますか? 中には、その時...
恋バナ調査隊 2021-09-18 06:00 ラブ