人に言えない「尿漏れ」問題 大きな声で笑ったら“じゅん”!

コクハク編集部
更新日:2023-01-26 19:05
投稿日:2022-06-28 06:00

【尿漏れに悩む女性におすすめの漢方薬】

・八味地黄丸(はちみじおうがん):疲れやすくて、四肢が冷えやすく、尿量減少または多尿でときに口渇がある方に

・猪苓湯(ちょれいとう):排尿障害があり、ときに口が渇く方に

・補中益気湯(ほちゅうえっきとう):体力虚弱で元気がなく、疲れやすい方に

 ただし、漢方薬を選ぶ際には自分の体質に合ったものを選びましょう。体質に合っていない場合は、効果が出ないだけでなく、副作用が起こることもあります。購入時には漢方に精通した医師、薬剤師等にご相談ください。

 お近くに漢方に詳しい医師や薬剤師がおらず、時間がないという方には、スマホで気軽に専門家に相談できるサービスがおすすめです。お手頃価格で漢方のプロが効く漢方を見極めてくれ、自宅に郵送もしてくれます。

4. 尿漏れの不安をなくして快適な生活を!

「これなら私でもできそう!」

「現代女性は生活に不摂生が多すぎる。それでホルモンバランスが乱れやすいの。なに、難しいことはない。まずは1日1日、丁寧な生活を楽しむことが大切よ」

「養生って難しい言葉だけど、ツボだったり食事だったり、健康的に過ごしたりすることなんですね。それにプロが選んでくれた漢方薬があれば、からだにも負担をかけずに改善できそう!」

「もう無理にトイレを気にしなくてもいいのよ。さあ、気にせず飲みなさい」

 そういえば尿漏れを気にして、出された水にまったく口をつけていませんでした。

 えりのボスはいつから気づいていたのかしら、と少し驚きながらカツミさんは、口元にグラスを運びます。

「ああ、なんておいしいのかしら」

「そうでしょう。日本の水っておいしいのよね。最近とみに実感するわ」

 いまのえりのボスのことば、何だか含みを感じる、ますます得体が知れないな……と、心の中でつぶやくカツミさん。

「また気になることがあったら、サロンへいらっしゃい」

 えりのボスはにっこりそう言うと、また一口、水をゴクリーー。

★サロン「コクハク」のオーナー えりの

 顔と口調は若いものの、年齢不詳。タヌキか妖怪の噂も囁かれる謎めいた主人だが、ココロやカラダ、健康に関する知識はズバ抜けており、何気にハイスペック。ムスメ時代に苦労してるため、自分より“後輩”の女にはしあわせになって欲しいと願っている。愛称は、えりのボス。

(漫画/腹肉ツヤ子

  ◇  ◇  ◇

<この記事の監修者>

あんしん漢方(オンラインAI漢方)薬剤師 竹田由子

 元漢方・生薬認定薬剤師。大学院で臨床薬学を専攻、日米で病院研修を受ける。病院薬剤師として10年間入院患者を担当しながら、化学療法・医薬品情報担当としても活動する。患者さんから「本音を話しやすい」と言われ関わるうちに、日常のセルフケアの大切さを痛感。転居後は薬局に勤務する傍ら、ライターとしても活動する。病院時代の上司が漢方好きで、漢方の凄さを体感し魅了され「日常の不調はまず漢方」と生活している。現在は、漢方のプロがAIを活用して自分に適した漢方薬を選びお手頃価格で自宅に郵送してくれる「あんしん漢方」でも情報発信をしている。

「あんしん漢方」を詳しく見てみる

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

ビューティー 新着一覧


超ゴワつく!どうすればいい? セルフ白髪染め失敗あるある
 白髪ってとても目立つので、白髪染めが欠かせませんよね。でも、「毎月美容院に行く余裕はないけれど、セルフ白髪染めをすると...
シャンプーもプロテイン!ダメージヘアのライターがガチ比較
 みなさん、秋ですよ〜! ヘアケアに力を入れていますか? 毎日の丁寧なシャンプーとドライヤーが大事なのはもちろんですが、...
「首が短いんです涙」“顔デカ”見えを回避する洋服の選び方
「首が短いせいか、お気に入りの服を着ても垢抜けない……」と、お悩みの女性も多いはず。もしかしたら間違った服選びで、ダサさ...
プロテイン、抵抗ある? 女性の髪や肌のハリ不足の改善に◎
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
シャンプーは1回も2回も“正解”!2度洗いが必要なのはいつ?
 毎日のシャンプーって、1回だとあまり汚れが落ちていない気がして2回洗っているという人は多いですよね。でも、洗いすぎは髪...
眉描き男より美しく!ナチュラルふさふさ眉毛の簡単な描き方
 眉は印象の大半を眉毛が決めてしまうと言っても過言ではないほど、大事なパーツです。メイクの中でも、眉毛のメイクが一番苦手...
人の名前が覚えられない…プレ更年期のブレインフォグかも?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
3日坊主回避!アラフォーの頑固な“下腹ぽっこり”解消エクサ
 40代になって体の基礎代謝が落ちてくると、多くの人が「下腹ぽっこり」に悩みます。下腹が出ていると、綺麗な服も着こなせな...
すっぴんで行く?30代40代“初めて”のコスメカウンター活用術
 メイク好きな女性の多くは、コスメカウンターを上手に活用していますよね。でも、意外と30代40代でコスメカウンターに行っ...
1000円台でデパコス超え!? ガチ推しプチプラビューティー5選
 プチプラコスメの実力がぐんぐん上がっている昨今。1000円台のコスメでも、デパコスに匹敵する使い心地のものも増えていま...
2022クリスマスコフレをチェック♪ 超お得なコスメはどれ?
 夏が終わるとあっという間に、年末へ駆け足で日々が過ぎていきます。12月に入ると忙しさが加速し、あっという間にクリスマス...
鼻毛処理は完璧なのに「へそのゴマ」から悪臭が…掃除法は?
 気になる彼とお泊まりデートの日。鼻毛&ムダ毛処理も下着も完璧にする人は多いですが、「へそのゴマ」まで気にする人はいない...
外食パス、疲れが取れない!プレ更年期の倦怠感を解消する策
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
毎日同じ色使ってない?「プチプラアイシャドウ」塗り分け術
 アイシャドウの塗り方が、ワンパターンになってはいませんか? 使用するパレットは同じでも、塗り方を少し変えるだけで目元の...
最新「オルチャンメイク」攻略!アラフォー世代も使えるテク
 最新の流行りのオルチャンメイクは昔と違い、ナチュラルで大人っぽいメイクになっています。実は今どきのオルチャンメイクはア...
「従来のピアスと復権したイヤリング」40代女子ならどっち?
 40代になるまでイヤリング派だったけれど、本当はデザインが豊富にあるピアスに憧れている人は多いようです。「でも、40代...