未来の義兄に抱かれても止まらない実姉へのマウンティング#2

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2022-07-08 11:18
投稿日:2022-07-01 06:00

ついに射精へ…最高の男性との出会いに感謝

――続けてください。

「私は、このまま正常位を続けるか、それとも騎乗位になろうかしら、いや、夜景を見ながら立ちバックで貫かれるのも素敵……とあれこれ考えていたんです。

 その時でした。

 彼が湿った息を吐きながら、『もうイキそうだ』と言ったんですね。

 私はもちろん、OKです。すぐさま『今日は大丈夫だから、このまま出して』と射精を促したんです。

『来て! 早く!』と叫んだとたん、ひときわ強く叩きこまれたペニスからドクドクドクッとザーメンが噴射されるのが分かりました。もう、水鉄砲さながらの勢いで……。

 直後、私も『アァアアアッ!』と身を大きくたわめながら、アクメに達してしまいました。

 セックスの相性は抜群でした。

 性器の密着度はもちろんですが、腰づかいやクンニリングスも巧みでしたし、私は最高の男性と出会ったと、運のよさに感謝したくらい。

10日に1度の逢瀬…彼とは体の関係に

 そこから、私たちの付き合いが始まったんです。

 いえ、付き合いというかエッチをする関係ですね。

 出会ったその日にセックスをし、さすがに軽い女だと思われたかもしれませんが、少なくとも彼がセックスに満足してくれているのは分かりましたから、10日に1度は逢って夕食を摂り、エッチをする関係になりましたね。

 先ほども言ったように、私が24歳、彼が29歳の時でした。

 ただ、私がホステスをしているのは内緒です。あくまでも『モデル』として合コンに参加したので、彼は私のことをモデルと信じて疑っていません。

 仕事内容を聞かれれば、モデル時代の切り抜きなどを見せましたし、プライベートなことはうまく濁していました。

 彼もそのあたりをわきまえているのか、深入りしてこないことが救いでした。

 私も、必要以上に彼のプライベートを訊くことはありませんでした。

 程よい距離感を保つのが男女が長続きする秘訣ですから……」

どんどん彼にのめり込んでいく

――続けてください。

「私は心をヒリつかせながらも、彼との逢瀬を楽しんでいました。クラブで接客している時も、彼とのセックスが忘れられず、時に化粧室に駆け込んで、オナニーをしたこともあるくらい。

 それくらい、彼にのめり込んでしまったんです。

 のちに、大事件が起こることも知らずに……」

 続きは次回

蒼井凜花
記事一覧
官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
オフィシャルサイトYouTube

関連キーワード

エロコク 新着一覧


玄関開けたら5秒で挿入…そしてSEX依存の奴隷になりました
 わたしとひろしの48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットな...
いきなり唇にキスを…セクハラ女の怪進撃がヒートアップ
 Gが自身のパワハラを認め、謝罪したことで、私はてっきり彼女の行為が今後は収まるものと思っていました。ですが彼女の中では...
週1で月10万円…ゆるいパパ活が貧困女子の家計を支える現状
 パパ活という言葉も、もう世の中に浸透しきったのではないでしょうか。現代版“援助交際”ともいえるパパ活をツイッターで検索...
意外と不評な医者との合コン 「泌尿器科」が素晴らしい理由
 男女の出会いの戦場、それが合コン――。さまざまなプレイヤーがしのぎを削って参戦しており、その質も玉石混合。  や...
肌の露出は無意味! しみけんイチ押しのセックスレス防止法
“セックスレス大国”と呼ばれている日本(※1)。パートナーとの性活が間遠になり、悩む人は後をたちません。これまで500組...
先端が悪魔の形…小さな角で気持ちいいところを攻めてみて
「ファンファクトリー ダーリングデビル」は先端が悪魔の形! なんていうと怖い印象を与えかねませんが、シリコーンのマットな...
桃子 2019-11-12 04:46 エロコク
食事に運動…今日からできるしみけん流「性欲アップ」の極意
 “セックスレス大国”と呼ばれている日本(※1)。パートナーとの性活が間遠になり、悩む人は後をたちません。これまで500...
女性器リノベに投資する女たち#5…セックスが痛いんです!
 友だちにも言いづらい女性器の悩み、小陰唇・膣に続く第3位は「性交痛」です。「ダンナさんが巨根ってこと?」とエロい冗談に...
女をセックス依存症にさせる81歳の前頭葉破壊系Hテクとは?
 わたしとひろしの48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットな...
お酒は禁物? 夜の性生活「難アリ」カップルの5つの共通点
 “セックスレス大国”と呼ばれている日本(※1)。パートナーとの性活が間遠になり、悩む人は後をたちません。これまで500...
レスの原因は「男性80%・女性20%」にあると心せよ!
 “セックスレス大国”と呼ばれている日本(※1)。パートナーとの性活が間遠になり、悩む人は後をたちません。これまで500...
パートナーとの性活は「5/500」の確率で改善できる
 “セックスレス大国”と呼ばれている日本(※1)。パートナーとの性活が間遠になり、悩む人は後をたちません。これまで500...
初心者も挿入しやすい!するりと奥まで届き小回りもバツグン
 シンプル・イズ・ベストとはよく言いますが、ラブグッズの世界でもそれこそ真実だなぁと思うことがたびたびあります。 ...
桃子 2019-11-12 04:45 エロコク
これで男を虜に…フェラチオの奥義を女流官能作家が教えます
 皆さんはパートナーとセックスする際、オーラルセックスはされていますか? 最近では男女ともに「オーラルセックスは苦手」と...
蒼井凜花 2019-10-02 16:04 エロコク
避妊具がうつに影響?性と健康に関する最近の研究をまとめた
 セックスは美容や健康にいい! と言われながらもその真実はいかに? と思ってる方は多いのではないでしょうか? こうした研...
花弁の先でチロチロと…なぶるように刺激しても気持ちイイ
 ラブグッズに興味がある女性の多くは、まず最初にローターを手に取りますよね。バイブはちょっとハードルが高いのかな。このジ...
桃子 2019-11-12 04:45 エロコク