「他人に抱かれた方がマシ」大学院で豹変した夫に嫌悪する妻

並木まき ライター・エディター
更新日:2022-09-10 06:00
投稿日:2022-09-10 06:00
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷”“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。

ここ2年でモラハラが加速

 亜紀さん(仮名)は、40歳で結婚7年目。今の夫・ナオキさん(仮名)との間には娘に恵まれ、亜紀さんが以前の結婚で授かった息子とともに家族4人で暮らしています。

「夫は結婚してからだんだんと私を見下すようになって、最近では、ほぼ“人間扱いされてない”って思ってしまいます」

 ナオキさんの性格的にもともとモラハラはなかったはずなのに、ここ2年くらいで妻へのモラハラが加速しているように感じると、亜紀さんは不満をあらわにします。

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
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日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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