更新日：2022-09-26 06:00
投稿日：2022-09-26 06:00
「タダでコスメがもらえる」までになった努力はひた隠し
現実世界でも認めて欲しい？ （写真:iStock）
でも、インフルエンサーとしての活動は個人での事業です。会社のように上司がいるわけでもないので、顔の見えないフォロワー以外にはなかなか褒めてもらえないのでしょう。
だから彼女は現実世界でも認められたくて、本業の会社メンバーに「副業案件」の話をします。
――タダでコスメがもらえるんだよ。
――1投稿で、数万円もお金がもらえるんだよ。
それはインフルエンサーではない私たちからすれば、とてもおいしい話に思えます。彼女は彼女で、自分の功績を「羨ましいでしょう」と上から目線で話します。だから、聞いている側はモヤモヤしてしまうわけです。
目の前の功績だけアピール
本当は努力してるのよ… （写真:iStock）
インフルエンサーになるまでには彼女の努力もあったのかもしれません。フォロワーが増えるよう毎日投稿を続けたり、画像を加工編集したり。
地位がある人の中には地位を獲得するために行った努力は恥ずかしがって言わない人もいます。
そういう人は今、目の前にある自分がつかんだ功績だけをぶら下げて、「さも簡単にこんなことができるようになったのよ」と自慢してしまいがちです。
ミクニシオリ
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