プラセンタって本当に効く?最強の美肌成分にはデメリットも

コクハク編集部
更新日:2023-01-26 19:00
投稿日:2022-10-06 06:00
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、ちょっとした有名人。でもって、タヌキか妖怪の噂も囁かれるなか、健康に関する知識はズバ抜けている――。
 そんなえりのボスのもとにはウワサを聞きつけ、今日も悩みを抱えた女性が、ふらりと立ち寄ったようですよ。

1. スキンケアで改善しない肌トラブル プラセンタって本当に効果ある?

 ふみこさん(48歳女性/仮名)からご質問をいただきました。

「スキンケアを頑張っているのに肌の調子がずっと悪くて……。プラセンタが美容にいいって聞いたんですけど、本当に効果があるんですか?」

 ふみこさんは、不安そうにえりのボスへ聞きました。えりのボスは大きくうなずいて答えます。

「プラセンタは、老化やニキビ、そのほかにもいろいろな肌の悩みを解決できる優れた成分よ。でも、デメリットもあるから、プラセンタの知識が全くない状態で使い始めるの少し危険ね」

「デメリットがあるんですか!? 私、プラセンタについて全然知らないです」

 ふみこさんは驚き、表情をくもらせます。

 これは放っておけません!

2. 美肌に効果のあるプラセンタってどんな成分?

「プラセンタの原料は胎盤よ」

「え、胎盤……? 胎盤に美容効果があるんですか?」

「ええ、胎盤は赤ちゃんを育てるための臓器だから、栄養がたくさんあるの。もちろん美肌づくりに欠かせない栄養素もね」

 人や豚、馬などの胎盤が原料のプラセンタは、アミノ酸やビタミン、ミネラル、成長因子、酵素などの栄養素が豊富に含まれています。その豊富な栄養素が肌にいい影響をもたらすのです。

 また、美容目的だけでなく疲労回復や更年期症状の緩和、肝機能の改善など、さまざまな用途で使われています。

「胎盤と聞いて最初はびっくりしましたが、プラセンタの美容効果がなぜ高いのか納得できました!」

 ふみこさんは興味深そうに話を聞いています。

「プラセンタは、医薬品や注射、サプリメント、化粧品など、いろいろな方法で美容をサポートできるのも魅力よ。プラセンタの美肌効果を具体的にお教えするわ!」

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

ビューティー 新着一覧


【夏の脇汗】毎シーズン悩む…洋服の黄ばみ&ニオイどう防ぐ
 夏になると多くの人を悩ませるのが「脇汗」ですよね。洋服の種類によっては、くっきりと脇汗部分だけ色が変わって、黄ばみやニ...
2022-06-15 06:00 ビューティー
実感!偉大なる“おばあちゃんの3大教え” 2022.6.14(火)
 おばあちゃんっ子です。母が病弱だったこともあり、小さな頃からしょっちゅう祖母の家に預けられていました。大学も祖母の家か...
疲れ目対策&美鼻狙いで「耳穴ストレッチ」1日2分でOK<後>
 前編では、骨格矯正士の清水ろっかん氏の著書「『聞こえ』がよくなる! 耳穴スイッチ」(世界文化社)から、「気象病」を治せ...
梅雨・台風の不快を減らしたい!1日1分の耳穴ストレッチ<前>
「梅雨の時期や台風が多い時期は、なぜかカラダの具合が悪い……」という人は、意外と多いのではないでしょうか。それは自律神経...
髪色より眉色チェンジ!垢抜け狙いの時短メイクは目元がカギ
 メイクのテイストを変えるなら、“眉色”に変化をつけるのも人気ではあるけれど、せっかく眉を変えても「なんだか垢抜けないか...
低用量ピル愛用歴10年でドクターストップが!2022.6.9(木)
 ここ数年ですっかり身近になった低用量ピル。周囲にも「飲み始めたんだ~」と気軽に話してくれる友人が増えてきました。しかし...
やせたいのに食べてしまう!脱・過食は歯磨き粉を味方にする
 ダイエット中、やせたい気持ちとは裏腹に食べてしまった経験はありませんか? そのたびに自己嫌悪に陥り、さらにストレスで過...
梅雨の湿気で髪ボンバー!「ボサこ&ぺたんこ」お悩み別対策
 湿気の多い梅雨の季節は、髪に関する悩みが尽きませんよね。ボサボサになって広がってしまう人、うねってしまう人、ぺたんこに...
「黒目を大きく見せるメイク」習得すべし!やりがちNGも紹介
 ポイントメイクの中でも、多くの女性が重要視しているアイメイク。アイメイクのトレンドは変わっていくものの、黒目の部分が大...
万年ダイエッター卒業? 夏までに無理せず緊急ダイエット5選
 ダイエットは、女性にとって永遠のテーマです。「年中、ダイエットをしている」なんて人もいれば、なんらかの理由で「すぐに痩...
2022-06-04 06:00 ビューティー
【ドラコス3選】ギョッ!シミ・シワのケアは毎日の習慣に
 久しぶりにデパートのコスメカウンターに座って鏡を見た時に、自分の目元のくすみにギョッとしてしまいました。デパコスを買う...
痩せられる人と痩せられない人には明確な“境界線”があります
 女性の多くは、ダイエットを経験しているでしょう。でも、「結果を出せた!」という人は、意外と少ないもの。どうして同じよう...
「本気デートに合うバッグ」男性は金銭感覚も見てるんだと!
 大好きな彼とデートに行く時、メイクや洋服のコーディネートはばっちり決めていくのに、バッグに関してはいつもの使い慣れたも...
「刈り上げ女子」への疑問 伸びてきたらメンテどうしてる?
 最近増えている「刈り上げ女子」。下ろしていればいつも通りのスタイル、アップにすればクールな印象になり、2WAYのスタイ...
叶姉妹は無理でも40女のセクシーメイクは“カモメ”を意識して
 家事や仕事、子育てに奮闘する30代を過ぎ、少し落ち着いてくるのが40代。あらためて、女性としての色気や魅力を大切にして...
どうしてる? 30代40代にも多い「外出先での尿もれ」対策6つ
「尿もれなんて、年を取ってからの悩みでしょ?」と、思っている人は多いかもしれません。でも実は、出産や病気などが原因で30...