更新日:2022-10-22 06:00
投稿日:2022-10-22 06:00
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷”と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷”と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
4年間元カレとくっついたり離れたり…
夏奈子さん(仮名)は、一度は婚約までした同い年の恋人・カズノリさん(仮名)とくっついたり離れたりといった状況を繰り返している34歳の女性。「そろそろふたりの関係に結論を出したいのに、どうしたらいいのかわからない」と話します。
「もう足掛け4年になりますね。カズノリとの出会いは飲み会で、合コンではなくお酒好きな仲間がさらに仲間を呼んで、その日時間があった人が和気あいあいとお酒を楽しむというスタイルの会で知り合いました。
だからカズノリも私もお酒が好きで、別れ話をしていったんは別れても、お酒を飲む仲間が見つからないとお互いに連絡を取り合ってしまい、それでヨリを戻して……って感じでズルズルと関係が続いているんです」
結婚の話も出たけれど
最初の交際は半年間続き、付き合って4カ月目にはカズノリさんから軽いプロポーズもあったそう。しかしその後に喧嘩が増え、別れ話をしてからは結婚の話は白紙になったままだと夏奈子さんは言います。
「別れたなら会わなければいいし、連絡を取らなければいいだけなんですけどね。なぜか私たちは、お酒の勢いでどちらからともなく連絡をしてしまい、会えばすぐカラダの関係ももってしまうんです」
カズノリさんと別れたり復縁したりしている間にも、何人かの男性と付き合っていた夏奈子さん。しかしカズノリさんと会ってしまうと、そのときに交際している恋人が色褪せて見えてしまい、結局はカズノリさんとの関係を優先させてしまうのだとか。
ラブ 新着一覧
好きな人に、“わざとLINE”を誤送信したことはありますか? 多くの女性は「きっとバレてる」「逆効果だと思う」と、送信...
男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。離婚を切り出すのは女性からというイメージが強いかもしれませんが、家庭裁判所で...
「冷酷と激情のあいだvol.35〜女性編〜」では、コロナ禍でも浮気をやめなかった夫と離婚したものの、その浮気や離婚にまつ...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
あなたは、自分より稼ぎの少ない男性との同棲を考えられますか? 昔ながらのイメージだと「男性は女性より稼いでいるもの」で...
せっかく大好きな男性とお付き合いできても、大切にされている実感がないと不安な気持ちになってしまいますよね。そこで今回は、...
いわゆるBLものでは、イケメン同士が恋愛することが多く、その様子を女性たちはうっとりと見つめている。そして実は、現実世...
彼氏ができれば、当然「関係を長続きさせたい」と思うもの。しかし、交際がスタートしてから、「こんな人だったんだ……」と気...
カレのことは好きだけど、今日はなんだか疲れているし、気分じゃない……。でもカレはやる気満々だし、どうしよう〜。そんな時...
結婚に憧れている女性は多いでしょう。しかし、結婚願望があるのに、なかなか叶えられずにいると不安になってしまうもの。でも...
SNSを見ていると、結婚後もパートナーとの間に不満を抱えている人も多いように感じます。一緒に生活していれば多少の不満が...
付き合っている相手を束縛してしまうのは、「ほかの人に取られるのではないか」「本当に自分のことを愛しているのか」というよ...
「結婚したら、自分の人生はパートナーがどうにかしてくれるかも」——。今思えば無意識下でそう思っていた時期が私にもありまし...
彼氏ができると「嫌われたくない」「もっと好きになってほしい」という気持ちがあるあまり、何でも彼の言うことを聞いてしまう...
「あんなに優しかった彼が、結婚したら変わった……」と、夫の変化に嘆く声をよく聞きます。未婚の女性は、「本当に変わってしま...
「冷酷と激情のあいだvol.34〜女性編〜」では、コロナ禍に突如として夫から離婚を突きつけられた妻であるYさんの戸惑いを...