最強の防寒具?「バラクラバ」アリかナシか 2022.11.8(火)

コクハク編集部
更新日:2022-11-10 01:43
投稿日:2022-11-08 06:00
 この冬“最強”の防寒グッズとして注目されている「バラクラバ」。2021年頃からロエベやルイ・ヴィトン、グッチやミュウミュウといった大手メゾンのコレクションで次々と発表され、そのムーブメントは、いよいよ市中におりてきたようですが、でも待って。これ被って、街中を歩いても浮かないのかな……。

「攻めてる」と話題のユニクロのバラクラバ

 帽子とネックウォーマーが一体化したような防寒具「バラクラバ」。目出し帽の親戚みたいな形状で、頭をすっぽりと覆い、目・鼻・口だけが出たデザインときた。そうね、たしかに暖かそう。

 で、今年に入って、ユニクロが展開する「UNIQLOandMARNI」でも商品化。12月9日の発売を前にSNSでは《ユニクロ、だいぶ攻めてる》などと話題になっています。

 テレビ番組でもバラクラバでポージングする20代女子のコーデが紹介され、「本格的なトレンドを迎えた」とかいってあおっていましたが、はて。

 ここはひとつ、冷静になって考えてみたい。アラフォー女性のバラクラバはアリなのか、ナシなのか。

GUのバラクラバでトライ

 この手の商品をトライするなら、お手頃価格のGUがベストですよね。オンラインストアで「バラクラバ」で検索をかけると、ヒットしました。

 正式な商品名は「フーデッドネックウォーマー」(税込み990円)。ONE SIZEでオフホワイト・ライトグレイ・ピンク(という名のマゼンダor濃い赤紫色)・グリーン(という名の淡い青みがかった色合い)・黒の全5色展開です。

 アンダー1000円とはいえ、慎重を期すタイプの筆者は、実店舗に足を運び、色味も確認した上で、無難な黒をチョイスしました。

レッツ装着!

 まずはフードを被らず、ネックウォーマーとして着用。いかがです? 無難ですよね、違和感もなし。それでいて首回りは暖かく、ビジネスビルが点在する東京・茅場町の街にもなじんでいます。

「首回りに余裕がない」といった口コミがあるように、中肉中背×頭の大きさはやや大きめの筆者が装着しても、コンパクトなつくりと感じます。

 ただ防寒性を考えると、ゆったりとしたつくりよりは、装着時にちょっともたつくぐらいのこのサイズ感はアリなのかなあと。風がスースー入ってくるのも防げるでしょう。

懸案の“ほっかむり”になると…

 では、ほっかむり状態にすると、どうでしょう? 手持ちの服は黒系が多く、この日も黒パンツを着用していたので、一応、同系色でまとめたコーデになりました。

 ただし。この格好でビジネス街を歩くと、後頭部のあたりにすれ違う人びとの目線をチラチラと感じて……。気のせいではなく、やっぱり浮いているよなあ。うーん、朝の通勤ラッシュ時にかぶる勇気はないな、現時点では。

 目新しいものへの気恥ずかしさは、巷でどれだけの人に認知しているかも大きく影響しますよね。

 というわけで、寒さ本番までは様子見で。名実ともに流行ってきたら、恥ずかしさも薄れてくるはずです。

【「バラクラバ」初心者の感想】

・極寒の夜の帰宅時に大活躍しそう
・銭湯やジム帰りに大活躍しそう
・自分のワードローブを確認し、合わせやすいカラーをチョイスするとコーデと馴染みやすい

 そうそう、マスクもしているので、結構な粗隠しにもなります。

「バラクラバ」に興味がある同世代の皆さま、少しでも参考になりましたら幸いです。

(編集O)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


元アムラーは眉毛に注意!「老け見えメイク」で+10歳に見えるキケン
 しみや毛穴、くまなど、年を重ねると隠したい部分が多くなり、とにかくアラをカバーすることを意識してメイクをするようになり...
“ながら”美容ローラーちょっと待って! やってはいけない8つの美容習慣
 年齢とともに、肌や身体の変化を感じながらも「いつまでも若々しくいたい!」と抗ってしまうのが女ゴコロ。自分なりの美容習慣...
「首&デコルテ」に年齢が出ます! 毎日習慣化させたい4つのセルフケア
 40代を超えると、シワやシミなどの肌ケアに力を入れる人は多いですよね。でも、意外と忘れがちなのが「首とデコルテ」のケア...
マッサージいらずの肩こり解消法!根本原因の改善におすすめの漢方薬3種
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
やすりで削ると逆効果?ゾウ級「ガサガサかかと」正しい角質の落とし方
 足にまつわる悩みで多いのが「ガサガサのかかと」ですよね。ひどくなると、ストッキングが伝線してしまったり、パキッと割れて...
「フェイスパウダー」の使い方をマスター! プレストとルースの違いは?
 フェイスパウダーの正しい使い方をご存知ですか? メイク用品のなかではなんとなくスタメン落ちしがちなフェイスパウダーです...
ぷりっと美尻を作る4つの簡単“ながら”体操!アラフォーは始め時です
 アラフォーになると、だんだん代謝が落ちてきて体型が崩れてきますよね。何とかしようと、ダイエットに挑戦する人は多くいます...
関節が鳴る!ポキポキの正体は気泡!? 注目の骨活を解説【専門家監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
振袖腕どうにかしたい!薄着になる前にはじめたい二の腕ケア
 アラフォーに突入し、運動不足が原因で体がたるんできたなんて人も多いのではないでしょうか? 特に薄着の季節に気になるのが...
美髪で“後ろ姿年齢”-5歳に…「夜のヘアケア」正しい順番でやってますか
 若い頃は、艶がありボリューミーな髪の毛の人でも、加齢とともに髪はパサつき、ボリュームがなくなってしまうものです。つまり...
忙しい朝の救世主!5分で「血色メイク」ができる神コスメ4選
 慌ただしい朝はゆっくりメイクする時間もなく、丁寧にメイクするのが難しいですよね。しかしテキトーなメイクでは、いかにも手...
驚愕! 雑誌の付録なのに「EMS電気ブラシ」が付いてきた
 最新号「&ROSY」には、なんとEMS電気ブラシが付録でついてきます! 超軽量で使いやすく、頭皮・顔・ボディなど毎日の...
40代女性必見! 老けて見えないアイライン5つのテクニック
「なんか、今までのメイクがしっくりこない!」と感じている人はいませんか。特に、年齢が出やすい目元のメイクは悩みのタネ。「...
「お、いい感じ」美容家が惚れ込んで実践する『40代からの美髪レシピ』
 アラフォーと呼ばれる年代を過ぎてから、髪の不調に悩む人が増えます。ツヤやうるおい不足、なんとなく頭皮がかゆい、フケが増...
プチプラで節約美容! 高価じゃなくてもキレイになれる♡
 値上がりラッシュが続く今、財布の紐を引き締めて節約したいところです。もちろんプチプラでも、良いものはたくさんあります!...
メノポーズケアって何?“更年期予備軍”35歳から始めたい【専門家監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...