花屋解説!コロナ禍の「喪中ハガキ・メール」お悔やみマナー

斑目茂美 開運花師
更新日:2022-11-23 06:00
投稿日:2022-11-23 06:00

「花や品物」をおくる場合の相場は?

2. 花をおくる

 ご葬儀がお済みの場合、お金ではなく、金額が曖昧で先方様に返礼の心配や負担をかけないようなお花をお供なさる方が多いように思います。

 その際の相場は、花束であれば2000円~5000円、アレンジメントの場合は3000円~1万円。なかでも5000円程度が人気です。

 本来は直接届けるのが望ましいのでしょうが、前述の通り、コロナ禍である今の時勢や家族葬を選ばれた各々のご事情を鑑み、宅配やお花屋さんの代行で届けるケースがとても増えています。

 お届けすると「返礼の都合上、金額を知りたい」とよく尋ねられますが、そもそも花をおくることを選択するのは「先方に負担をかけたくない」とお考えの場合が多く、お花屋さんはその旨を伝えるように心掛けておりますのよ。

3. 品物をおくる

 お線香や、故人の好きだった物や食べ物をおくる方法もあります。

 ご遺族の都合のいいタイミングでお花に代えられる花のギフト券もあり、その場合の相場は、3000円~5000円程度。最近は線香付き花のギフト券という両方を兼ね添えたものもございます。便利な世の中です。

  ◇  ◇  ◇

「喪中ハガキ」や「喪中メール」の対応にどうしようか、モヤモヤとお困りだったアナタ。お役に立ちましたでしょうか。

 正しいマナーでスッキリ解消し、新しい年を迎える準備ができますように、遠いお空の向こうからお祈りしておりますよ~。

斑目茂美
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開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

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