今回は、令和になって初めて行った合コンで、屈辱を味わったアイちゃん(仮名)の、ちょっぴりザンネンな恋の話(#ザン恋)をご紹介します。
昭和生まれと平成生まれが混在する同級生
アイと同じ女子校出身で、クラスメイトだったサヤカ(仮名)とは“30歳までに結婚できなかった組”の仲間として、近年は一緒に合コンやパーティーによく出掛けていました。
とくに、連休などは彼氏がいないと「暇すぎでヤバい!」ということで、ゴールデンウィークにネットで見掛けた合コンイベントに2人で参加したのです。
そこで一緒の席になった男性2人組とは、年代も近そうだし話しやすくて一気に意気投合。イベント後に、4人で飲み直すことになりました。
男性陣に改めて年齢を聞いてみると、1人は2歳年下のA君、もう1人のB君は37歳と、見た目よりも結構年上だったのが意外で、そこから年齢トークで盛り上がりはじめました。
早速、男性たちから「平成生まれ? 昭和生まれ?」と聞かれて……
サヤカは「ギリギリ平成生まれだよ♪」と即答。
一方のアイは、「私はギリギリ昭和生まれなの……」と小声で言いました。
実は、アイとサヤカは同じ学年ですが、昭和生まれと平成生まれが混在している学年(1988〜1989年生まれ)で、サヤカは早生まれなので平成だったのです。(平成元年は1989年1月8日スタート)
たった数カ月しか変わらないのに、そこからアイちゃんへの“昭和いじり”が始まりました。
平成ジャンプならまだいい?
まず、昭和組と平成組でペアになって座ろうぜ〜と、謎の席替えタイム。
《本当は、年下のA君がタイプだったのに……》と、不本意に37歳のB君と座らされるアイちゃん。
そして、「アイちゃんって独身だよね? じゃ、平成ジャンプじゃん!」とみんなが楽しそうに言ってきました。
「え? でもB君だって独身でしょ? なら平成ジャンプじゃん」とアイが言うと、B君が「オレはバツ2だから、平成で2回着地してるんだよね! だから“ホップ・ステップ・ジャンプ”の三段跳びって感じかな」と、なぜか得意げに話していました。
《バツ2なことにも驚きだし、ホップ・ステップって……さぶっ!》
アイちゃんにとって、地獄の令和トークタイム。ちょっと怪訝な顔をしていると、追い打ちをかけるようにB君が、こう言ってきたのです。
「でも平成ジャンプなら、令和で着地(結婚)するってことだから、まだ良いよね。一番ヤバいのは、令和でも結婚しないまま行く人のことを“昭和特攻隊”って言うらしいからさ!」
一応、その場では作り笑顔をしたアイちゃんですが、腹の中では「絶対なるもんか!」と固く誓ったのでした。
令和初の合コンで、元号トークの洗礼を受けてしまったアイちゃん。
昭和生まれの底力を発揮して、令和のうちに結婚できるといいですね!
【今日の一言メモ】令和トークは楽しんだもん勝ち!
また次回の #ザン恋 もお楽しみに!
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