義母とほどほど良い関係を築くには? 5つのポイントを紹介

孔井嘉乃 作詞作曲家・ライター
更新日:2019-06-02 06:00
投稿日:2019-06-02 06:00
 今も昔も「嫁 vs 姑」問題に悩む女性は多いです。義母とうまくいかないことで離婚に至った、という話も聞きますよね。でも、結婚は家族と家族の繋がりがあってこそ。きれい事を言うつもりはないのですが、できることなら義母と仲良くする術を身につけた方が、ただ単に楽ではないかと思うんです。

義母と良い関係を築くための5つのポイント

 友人が「義母に孫を月1で会わせなきゃいけないけど、月1の生理よりキツい!」なんて漏らしていました。女性同士だからこそ難しい嫁と義母の関係ですが、ほどほどの距離で良い関係を保つ5つのポイント、さっそくご紹介します!

1. 台所は義母の居場所!出しゃばりすぎない

 夫の実家に行くと、ついつい台所仕事を手伝った方が良いのかと気を遣ってしまいますよね。でも、忘れてはいけないのが、台所はその家の女性のものだということ。つまり、義母の居場所の1つ、ということを理解しておくことが大切。

 突然、「お料理お手伝いします」なんて、冷蔵庫を勝手に開けたり、調味料を探そうとしたりするのはおすすめできません。そんな時には「何かお手伝いありますか?」の一言を。

「ゆっくりしてていいわよ〜!」なんて言われるかもしれませんが、その場合にはせめて食器の上げ下げや、洗い物をお手伝いするなどの気遣いが必要だと思います。

2. 義父よりも義母を立てる

 夫が男兄弟だけ or 年の離れた兄弟がいる場合に起こりがちなのが、義父から無駄に可愛がられること。デレデレの義父を適当にすることもできずに気を利かせ過ぎてしまい、義母の怒りを買ってしまうケースも多いそう。

 この手の場合には、何をするにも義母を立てることを忘れずに。「お義母さんはどうされますか?」と、まずはお伺いを立てたり、「まぁまぁ座ってて」なんて言うお義父さんをやんわりと断りつつ、きちんとお手伝いをするなど、女同士の関係を第一に保つことをおすすめします。

3. 直接連絡をする

 少し勇気が要ることですが、夫を通してではなく、直接義母に連絡をしてみましょう。最近の夫の様子や子どもの様子を報告するなど、連絡をマメにしておくと、会った時の印象や距離感が全く違うはず。

「用事はないのに連絡をするのはちょっと……」と思うのであれば、お誕生日や母の日などのイベントを利用したり、メールやLINEで連絡をしてみるのも重すぎなくて良いかもしれませんね。

4. 時には甘える

 義母の前に立つと、つい「しっかりしなければ!」と頑張ってしまう女性は多いでしょう。でも、時には甘えてみるのも「可愛がられる嫁」の条件な気がします。

「私が苦手だから、義母が孫の幼稚園バッグを縫ってくれた」なんて、良好な関係を保っているママ友がいます。義母世代は「できない」ということを隠さず話したり、弱みを見せたりすると、進んで助けてくれる人が多い気がします。無理せずに甘えてみましょう。

 自分のことを頼みづらければ夫や孫に関してのことを頼んでみると、可愛い息子や孫のため、喜んで手伝ってくれるはずですよ。ぐっと距離も近づきます。

5. 夫と義母、2人だけの時間を作ってあげる

 夫の実家との距離が遠い場合、愛する息子になかなか会えない義母は寂しいはずです。そのため、帰省中には夫と義母、2人だけの時間を作ってあげることも大切。

 夫にとっても、お母さんに甘えたり話せたりする時間は特別でしょう。夫には「先に寝るから、ゆっくり話したら?」など一言告げておいて、「先に寝ます」とあえてその場を離れるなど、工夫してみましょう。

 これをすることで、お義母さんも夫も心が満たされるはず。これが意外と、義母との良好な関係性に結びついたり。とはいえ、妻の悪口や家庭のことをぺらぺら喋られてしまっては逆に困ってしまうので、そこは上手に夫に釘を刺しておくと良いですね。

お義母さんを人として好きですか?

 そんな私はというと、義母とはわりと良好な関係だと思います。とはいえ、最初は「義母=義理の母」という言葉になんとなく距離を感じて、しばらくどんな具合に接したら良いのか悩みましたが。

 でも、時がたつうちに「お義母さん→お母さん」という気持ちで接するようになれて、なんとなく気持ち的にすっきり。ちなみに、LINEを送る時には「お母さん」と書いています。

 義母のことは人として尊敬していたり、というより、普通に好きです。女性同士、好き嫌いは伝わるものだと思っているので、まずは好きになるところから始めてみると良いのかも?

 とはいえ、他人は他人。どうしても分かり合えない義母もいるとは思うのですが……。良い関係性を諦める前にできることとして、ぜひ、今回紹介した方法を試してみてくださいね。

孔井嘉乃
記事一覧
作詞作曲家・ライター
3歳からピアノを始め、現在は作詞作曲家&シンガーソングライターとして活動中。2014年からウェブライターとしての活動を開始。得意ジャンルは美容、恋愛、ライフスタイル。コスメコンシェルジュ、日本化粧品検定1級、ベビーマッサージ資格、乳児心理+児童心理資格取得。
2016年、ママユニット「mamakanon」を結成。活動5年目にして、YouTube再生回数1,200万回達成。2020年、フレンチシンガーバイオリニストソングライターとのDuo「ellipsis」を結成。両者の絶対音感を活かしてカバー演奏などを行う。
1児のママ。特技は早起き。ウィスキーが好き。

◇孔井嘉乃公式サイトmamakanon公式 YouTubeチャンネルellipsis公式 YouTubeチャンネル

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


動物&飼い主のほっこり癒し漫画/第54回「真夏のシンジツ」
 ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場! 生きものたち、その生きものたちをこよな...
「売れ残り」って心が折れた…思春期の甥&姪からの切ないLINE3選
 甥や姪が可愛くて仕方ない人は多いでしょう。兄弟姉妹の子供って、特別ですよね。小さい時から見ている人も多く、中にはかなり...
「偽善者か?」歌舞伎町の野良猫に2年間、毎日ご飯をあげ続けた男性の話
「かわいくないんですよ~(笑)。『なんだよ』って文句しか言っていない。好き嫌いは多いし、忙しいときに限って、ご飯を食べて...
小汚いサンダルをやめた女性の成功話!メイクや髪形より「キレイな靴」
 みなさんは“人の足元”って気にして見るほうですか? 私は靴が好きなのもあって、よく見ているほうだと思います。ただし、自...
真夏を彩る花 2023.7.28(金)
 こうも暑いとゲンナリするけど、むしろ過酷な状況を楽しむかのように咲く。  逆境でがんばる花のたくましさに驚く。 ...
皆が皆、社交的ではないよね…懇親会が苦手な人が“極力疲れない”対処法
 会社員だと避けて通れないものの一つが「懇親会」。参加人数が多かったり、他部署と交流をしないといけなかったりと、「正直疲...
対応ミスると悲惨! お盆の義実家トラブル5つの地雷&回避術
 お盆も間近! 義実家への帰省が憂うつという奥様は、あなただけではありません。気を使っているつもりでも、義両親を怒らせて...
華やか! チャトラ軍団のウキウキ上機嫌“たまたま”が大集合
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
手芸初心者が挑戦!思い出の子供服をくるみボタンに 2023.7.27(木)
 子供の思い出の服を手もとに置いておきたいけど、かさばる物は増やしたくない。子育て中のママやパパには地味に悩ましい問題。...
マジで使える! 夏に強い切り花と長持ちさせる秘訣を“開運花屋”が解説
 今夏の暑さは「暑い」より「痛い」の方がしっくりくる感じがいたします。更年期ど真ん中のワタクシ、本当にシビれますわ。 ...
費用0円!「いま暇?」LINEに付き合ってくれる“神友”との暇つぶし3選
 暇で退屈な時に、暇つぶしに付き合ってくれそうな気の知れた友達に「いま暇?」とLINEを送ってしまうこと、ありますよね(...
美術館で「名画の習作」から教えられたこと 2023.7.26(水)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
昔は仲良かったのに…友達との溝ができる5つの理由と対処法
 学生時代から続いている友達とは気心が知れているものですが、だからといって永遠にいい関係が続くとは限りません。また、大人...
業務スーパーが有能すぎる! おすすめ食材5選&飽きないアレンジ方法
 プロ仕様の食材や調味料が大容量で買えると人気の「業務スーパー」。一度にたくさん買うのでお得だし、おいしい食材もたくさん...
4回の引越しで実感!家族で住みやすい土地にする3カ条、転勤族でも安心
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
夕暮れが忍び込む街 2023.7.24(月)
 日差しが落ち着いて、街が暖色に染まる時間。  自分が生まれた場所でもないのに、なぜだか懐かしい気持ちになる。 ...