更新日:2022-12-24 06:00
投稿日:2022-12-24 06:00
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷”と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷”と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
知ってしまった恋人のとんでもない一面
友香さん(仮名)は、9歳年上の恋人であるシュンスケさん(仮名)と交際半年を迎えた37歳。過去にはお互いに結婚歴があって、友香さんとしては今はまだ再婚願望はなく、シュンスケさんとは「結婚前提の付き合いではない」とのこと。
「普通に仲がいいほうだと思いますし、食べ物や遊びの趣味も合うので、基本的に“恋人”としてのシュンスケさんに大きな不満はなかったんです。
でも最近になって、彼が私のことで“とんでもないこと”を周囲に言いふらしていると知ってしまい、彼への気持ちが揺らいでいますし、はっきり言ってしまうと彼の性格そのものに不安を覚えています……」
「床上手」と言いふらすなんて
こう語る友香さんの悩みは、恋人のシュンスケさんが周囲に対して、友香さんのことを「床上手」だと言いふらしていることだとか。
実は友香さんは、シュンスケさんとはプラトニックに近い関係を続けていて、そんなふうに恋人が周りに話すことに対して「妄想としか思えないのです」と、ため息をつきます。
「そもそもカップルの下ネタをまわりに話すというだけでもドン引きだと思うんですけど、彼の場合は、私たちはそんなに夜の生活がないのに、“床上手”なんて単語が出ていることにビックリなんですよ。
実は私、彼がもともと話を盛るというか、ちょっとした嘘をつく性格なのは、以前から認識していました。その延長なのかもしれないけれど、あまりに下品だし周りから好奇の目で見られるしで、メンタル的に参ってしまっているんです……」
ラブ 新着一覧
何年も付き合っていた彼女とは結婚しないまま別れて、その後に付き合った新しい彼女とあっさり結婚する男性って少なからずいま...
普通、付き合っている相手とは少しでも長くつながっていたいと思うもの。でも、中には「好きな人ほど連絡しない」男性もいるよ...
どんなに仲の良いカップルでも、ある程度の交際期間が過ぎるとマンネリ化を感じるケースが多いようです。そんな危機を上手に乗...
クールな男性って、ミステリアスでかっこいいですよね。彼のそんなところに惹かれたという女性もいるでしょう。でも、中にはク...
男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。より魅力的で愛されるためには、見た目と内面のギャップを上手く使い分けることが...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
「冷酷と激情のあいだvol.55〜女性編〜」では、“推し”への浪費を繰り返す夫に苛立ちを募らせる妻・Eさんの心情をご紹介...
お似合いのカップルと、すぐに別れてしまうカップル……その違いは、お互いの“相性”にあります。相性のいいカップルに共通す...
彼からプロポーズされて、とても嬉しく感じられたはずなのに、結婚準備が進むにつれて不安になってしまう人がいます。実は、こ...
恋愛小説はこの世に山のようにあります。けれど、そのヒロインが70代女性というものは数少なく、ましてや性愛描写も含んでい...
好きな男性ができても、「脈なしだな……」と判断したら、その時点で多くの女性はアプローチを諦めてしまうでしょう。でも、そ...
自分では気づきにくいけど、男性から冷ややかな目で見られているのが、「かまってちゃん女子」。学生時代に周りからチヤホヤさ...
「別れてから何年も経つのに、ずっと好きで忘れられない相手がいる……」と悩んでいる人って、意外と多いようです。「相手が結婚...
20代、30代の頃に比べると、40代になってからの恋愛は、経験があるからこそ、ついつい考えすぎてしまうもの。特に、久し...
大好きな彼から「いつまでも長く愛される女性でいたい」と思うのは、女性なら当然のこと。その願望を叶えるためには、男性がど...
恋と愛の違いについて考えたことはありますか? 一般的には、「恋が先にあって、それが愛に変わる」という認識ですよね。では...