夫の精液で知るSEXの悦び…私も近親相姦する運命なの?#5

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2022-12-23 06:00
投稿日:2022-12-23 06:00

生まれて初めて男性の精液を受け入れ

――変だなんて、一切思いませんよ。

「その後、再び正常位になって、A太郎さんは私の膣奥に射精しました。

 お義父様は、私の中で放出しなかったので、生まれて初めて男性の精液を受け入れたことになります。勃起がドクドクと脈動して、ザーメンが水鉄砲のように膣粘膜に当たったのが分かりました。

 ああ、これがセックスなんだ。

 これが精液を受け止めるということなんだ、と思いましたね。

 その夜は、あまりにも疲れたせいか、そのままA太郎さんの腕の中で眠ったようで……。義父母はおそらくゲストルームで寝たのではないでしょうか。

翌朝は何事もなかったかのように…

 朝起きると、A太郎さんが抱きしめてくれて、おはようのキスをして……。もう一度だけ、抱かれたんです。

 昨日ほどの痛みはなかったですね。処女喪失後は、女性は女性器に痛みを感じて歩くのも苦痛になると聞いていましたが、私は幸い大丈夫でした。

 シャワーを浴びて着替えを済ませ、A太郎さんとダイニングルームに行くと、通いの家政婦が朝食を用意してくれていて……。

――A太郎、R子ちゃん、おはよう。一緒に朝食をいただきましょうか。

 義母のE美さんがヘアメイクをし、ブラウスにフレアスカートという、洗練された身なりで笑顔を向けてきました。

 義父も髪をオールバックに整え、Yシャツにズボン姿で、

――おはよう。R子さん、悪いが今日は妻の買い物に付き合ってあげてくれ。

 昨日のことなどなかったように言ってきて……幸せな家族の光景がそこにありました」

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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