セルフプレジャーでオキシトシン放出 私が美容をがんばるワケ

豆木メイ フリーライター
更新日:2023-03-07 06:00
投稿日:2023-03-07 06:00

レス妻の私はどうしたらいいの?

 では、私と同じようにセックスレスの女性や、恋人がいない女性はどうしたらいいのか? という問題ですが、このオキシトシンはセルフで放出が可能(※)なんです。

 オキシトシンはセックスだけではなく、肌の触れ合いでも放出されるので、自分自身でお肌にタッチしてスキンケアを行ったり、子供やペットをハグしたりしてもオキシトシンの濃度が高くなるようです。

 また、オーガズムを感じた時に体内のオキシトシン濃度は最大になるので、セルフプレジャーでも得られます。

(※)出典元:TENGA HEALTHCARE「女性のオーガズムの意味 オキシトシンに注目して」より

美容の観点からセルフプレジャーを取り入れてみる

 上述した通り、セルフプレジャーでオーガズムを感じてオキシトシンは放出できます。しかし、女性が一人でそんなことをするなんて……と「恥ずかしいこと」として捉えられているような気がします。

 今は女性向けのセルフプレジャーのためのグッズが増えていますし、実際に筆者も使っています。AVに出てくるような男性が女性に対して使う“卑猥なおもちゃ”のイメージはなく、見た目も美顔器のようにスタイリッシュでバスルームに置いていても違和感は全くありません。

 オーガズムを感じてオキシトシンを出せば、ストレスの発散になったり、肌状態を良くしてくれたりと女性にとってメリットが多いのです。これからは男性だけでなく女性もセルフプレジャーを生活の習慣に取り入れるのがスタンダードになるかもしれません。

 またセルフプレジャーで自分の体の気持ちの良いポイントを知ると、セックスを積極的に望めると思いますし、引いてはセックスレス予防にもなるのでは? と考えています。

 もちろん、セックスレスが解決してパートナーとのスキンシップが復活するのが一番良いのですが、筆者は当分セルフプレジャーでオキシトシンを放出する予定です。

豆木メイ
記事一覧
フリーライター
アラフォー2児の母。2人目の子供を出産後からセックスレスになる。各SNSでセックスレスのつらさについて発信したところ多くの方から反響をいただく。5年後離婚するために経済的自立を目指して奮闘中。趣味は飲酒。
XInstagramnoteYoutube

ビューティー 新着一覧


夫が求めても無理!倦怠感をなくす更年期の心得~専門家監修
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
「写真が苦手」を克服!デジタル時代を生き抜くちょい盛りメイク術
 デジタルが進化した今の時代、写真撮影はとても身近になっています。でも中には、「いつも写真写りが悪い」「顔に自信がないか...
“垂れ乳”は断固拒否! 簡単バストケアで40代でもふっくら美胸をキープ
 40代頃からだんだん、バストのハリが弱くなってきたと感じる人が増えてくるとか……。このまま50代になり、しょぼしょぼに...
加齢たるたるのあるある<2>お尻の下のそれはマイナーな悩み
 書店員として本を売りながら、踊り子として舞台に立つ。エッセイも書く。“三足の草鞋をガチで履く”新井見枝香さんのこじらせ...
輪郭すっきりで5歳若見え! 超簡単セルフ小顔マッサージ4選
 40代になると、だんだん顔がふっくらしてきたり、たるみが目立ってきたりと、フェイスラインの変化を実感しはじめますよね。...
美容オイルで保湿!アラフォーで凄さを実感、ガチ使い3品♡
 30代半ばまで肌のハリを気にしたことがなかったのですが、最近気になりだしました……。そこで乳液をオイルに変えたところ、...
疲れやすい、眠りにくい!“幸せホルモン”不足を解消するには
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
巨乳女子の攻防戦「今絶対見てたよね?」胸が大きいあるある
「胸が大きくて羨ましい」と言われるたびに、「いやいや結構ツラいんだよ」とため息をつく巨乳女子も多いはず。「大きな胸は男を...
プチプラ服ですが何か? 40代女性向け“高見え”のコツ6カ条
 40代を過ぎると「もう40代なんだから、プチプラ服は卒業しようかな」と思ってしまう人もいますよね。でも、できれば節約し...
40代女性は髪まで悩みだらけ ツヤサラ髪を取り戻すケア3選!
 女性にとって、髪は命とも言われるほど大切な部分です。でも、40代を超えてくると、さまざまな髪の悩みに直面するのが現実…...
プレ更年期?ホルモンバランスの乱れに働くエクオールって??
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
「テレワークのブス化」注意報! “上半身だけ”で本当にOK?
 コロナ禍でテレワークを導入する会社が多くなりました。出勤せずに自宅で仕事ができるテレワークは便利な反面、女性が「ブス化...
タレ目メイクは2工程で理想形!失敗しないコツは目尻にアリ
 みなさん、今日もアイラインは引いていますか? アイラインは、角度が少し変わるだけで顔の印象を大きく左右しますよね。 ...
残暑と湿気でムシムシ「メイク崩れ&顔汗を止める」方法9つ
 残暑とはいえ、まだまだ湿度が高く、女性のメイクをドロドロに崩してしまう「顔汗」に悩まされますよね。止めようにも勝手に出...
「ミニスカ大開脚でハミ毛が…」彼の前でアンダーヘア失敗談
 アンダーヘアの処理は「大人のマナー」のひとつ。でも、他人のアンダーヘア事情を耳にする機会はそう多くないですよね。 「...