ゲットした新玉ねぎは傷んでしまう前に酢漬けにしませんか?
新玉ねぎの季節がやってきた!
新玉ねぎとは「温暖な地域で3~4月ごろに出荷される早取りのたまねぎの総称」(農林水産省HPより)のこと。
一年中手に入る、いわゆるの玉ねぎは日持ちをよくするため、収穫後、天日干しなどで乾燥させてから出荷されますが、新玉ねぎは“獲れたて”がスーパーの店頭に並びます。
大好きな食材TOP5に入る新玉ねぎ(筆者の胃袋調べ)。今年は産地直送の宅配通販サイト「産直アウル」を使って、玉ねぎの生産地として有名な瀬戸内・淡路島からお取り寄せしました。
注文してから一週間ほどで届いた新玉ねぎは、段ボール箱を開けた途端、あの独特の香りがブワーッと広がります。これよ、これ。嗅いだだけで涙が出てきそうな“たまねぎ臭”も好物です(笑)。
5キロ(2100円税込み。送料を合わせると、2750円)の購入で、野球ボールほどの大きなものが19玉、入っていました。
市販の「合わせ酢」で十二分においしい
家族や友人におすそ分けし、スライスサラダ、外皮をむいて丸ごとスープは作るとして……残りはぜーんぶ、酢漬けにします。漬けるお酢は、米酢や醸造酢より甘めに調整された「合わせ酢」を。酢、砂糖(あるいはハチミツ)、そして塩を混ぜ合わせ、加熱して手作りするのもいいですが、市販のもので十二分においしい!
合わせ酢はさまざまなメーカーが多種多様に展開していますが、お酢好きの母があれこれ試した結果、「新玉ねぎの酢漬けには『らっきょう酢』がイチ押し」と断言します。
がしかし、自宅近くのスーパーを3軒ハシゴしてもなぜか売っていない……(昨年はあったのにな)。というわけで、全幅の信頼を寄せる創味の「だしのきいたまろやかなお酢」(500ml)を購入しました。税込み289円。
「新玉ねぎの切るだけ酢漬け」の作り方
作り方はチョー簡単。
1. 新玉ねぎ(1個)は縦半分に切って芯を取り、縦薄切りにする。
2. 煮沸した瓶の中に詰め、“だしまろ酢”を瓶の3分の1程度の分量になるよう回しかけながら入れる。
3. 冷蔵庫で一晩ほどおいたら出来上がり。
一晩おくと、玉ねぎは瓶の3分の2程度の量ほどに。合わせ酢と新玉ねぎから出た水分が相まっていい感じに。“だしまろ酢”をうたうだけあって、鰹と昆布のうまみがうまく調和し、らっきょう酢より甘さもひかえめです。
この酢漬けがあれば、冷や奴に乗せるだけでもチョーごちそう。ツナ缶を開け、切ったかいわれ大根と一緒に和えれば、栄養価の高いおつまみにもなります。
そして、酢漬け(漬け汁も一緒に)、めんつゆ、豆乳、ちょこっとの水を合わせれば、薬味要らずのつけ麺だれに。冷たいうどんやそうめんにぴったりです。
春の無敵の常備菜
新玉ねぎの酢漬けの使い方・食べ方は無限といっても過言ではありません。まさに春の無敵の常備菜! 市販の合わせ酢は、お好みのものでOKですが、パウチではなく、キャップ付きのペットボトルタイプは冷蔵保存ができ、使い勝手がグー。
ワンシーズンの中でも、新玉ねぎが手に入るうちは、作って食べては……の繰り返し。血液さらさら効果も狙いつつ、まずは胃袋から春を満喫したいと思います。
(編集O)
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