話題の「昆虫食」ってどうよ? メリット&デメリットを解説

コクハク編集部
更新日:2023-03-24 06:00
投稿日:2023-03-24 06:00

昆虫食5つのデメリット

 メリットが多い昆虫食ですが、やはりデメリットもあります。 

1. 見た目で敬遠されやすい

 昆虫食の一番のデメリットは、ズバリ「見た目」ではないでしょうか。虫を見るのも苦手な人にとって、口に入れるのはかなりの勇気が必要です。

 また、匂いが気になるという声も……。見た目のゲテモノ感は乗り越えられても、匂いでギブアップする人も意外といるそうです。

2. アレルギーがあることも

 りんごや卵など様々な食品にアレルギーがあるように、昆虫食にもアレルギーが存在します。昆虫には、トロポミオシンというアレルゲンが含まれているため、甲殻類アレルギーを持っている人にとっては、アレルギー発症のリスクがあります。

3. 入手しにくい

 最近では、昆虫食を提供するレストランなどもありますが、まだまだ入手しにくいのもデメリットのひとつです。

「食べてみたいな」と興味を持っても、気軽に試せないのが現状です。

4. 新鮮さが味に反映しやすい

 昆虫は、傷みやすい食材のひとつ。食肉であれば、熟成させることでうまみUPにつながりますが、昆虫はそうはいきません。新鮮さが味に反映しやすく、提供が難しい食材ともいえるでしょう。

5. 食中毒のリスク

 注目されているので、「昆虫食は無害」と安心している人も多いはず。しかしまだ、まだ生態がよく分かっていない昆虫もいます。食中毒を起こす可能性がないかどうか、注意が必要な場合もあるのです。

この機会に昆虫食にチャレンジしてみては

 食糧危機を乗り越えるには、昆虫が欠かせない食材となるかもしれません。昆虫を食べることに抵抗があっても、メリットを知ると「試してみようかな」という気になるかも!

 まずは、レストランなどでプロの料理から試してみてはいかがでしょうか。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


猫さまについて行くと… 草むらの先には“にゃんたまの里”があるのかも
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「丸顔でかわいい」はOK?NG? 相手を不快にさせる“外見いじり”7つの要注意ワード
 何気なく発したそのひと言、もしかすると「外見いじり」だと捉えられるNGワードかもしれません。昔は軽い冗談や褒め言葉とし...
2025-07-17 08:00 ライフスタイル
夏の納会、どうする? 幹事の “苦労あるある”と負担を軽くするコツ
 会社の飲み会、友人同士の集まり、歓迎会に送別会。イベントの数だけ“幹事”は存在します。「幹事を任されるのは、信用されて...
黄色いドライフラワーで「金運」アップを! 置いちゃいけないNGゾーン。埃まみれは問題外です【専門家解説】
 お花を飾りたい気持ちはある。それなのに…気づけば水は干上がり、葉っぱもカリカリ。そんな経験ございませんか?  ワ...
毎日バレー2時間って部活か!?地獄の「PTA役員」5つの体験談
“PTA役員”と聞くだけでゾワッとする保護者は少なくないはず。その理由の大半は、このような地獄体験が待っているからでしょ...
大容量コスメで“損”をする? お金がたまらない人がやりがちな「美容アイテム」のワナ【美容家監修】
 物価高なのに、所得は満足に上がらない我が国ニッポン。その影響は、日々の美容費にも。  しかし「おトク」だけを意識...
夏休み目前! 旅行で失敗したこと、2位は「移動」問題。老体に“夜行バス”はもう無理~
 旅行中、「ここは節約しよう」とケチったことであとから後悔した…なんて経験はありませんか? 「なんであのとき、もうちょっ...
スキマに夢中な“にゃんたま”くん、向こうに何が見える?「もう一つの世界があるにゃ」
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
あれ、意外と楽しい? PTA役員をやってよかったこと6選。変な校則を改定、学校のマル秘情報もゲット
“PTA役員”と聞くと、「なりたくない」「面倒くさそう」とネガティブな感情が湧く保護者が多いでしょう。しかし、「なってみ...
キャー!ガチで恐ろしかった5つの体験談。義父が亡くなった日、義母がニヤリと笑っていた
 あなたがこれまでの人生でいちばん怖かった出来事はなんでしょうか? 霊的な体験、人間の恐ろしさなど、今回はさまざまな“ゾ...
【動物&飼い主ほっこり漫画】第100回「お散歩のバイトだワンワン」
【連載第100回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽの...
独身と既婚、正反対な女ふたりの悲しい共通点。高級ディナーより“551の肉まん”が羨ましい理由
 実久は妻子ある男性と交際をしているが、その日は彼に「仕事が入った、先に行っていて」と言われ、大磯のプールリゾートに先乗...
仕事や恋に謳歌する私と、髪を振り乱して子育てする彼女。本当に「幸せ」なのはどっち?
 実久は妻子ある男性と交際をしているが、その日は彼に「仕事が入った、先に行っていて」と言われてしまう。大磯のプールリゾー...
子供の粗相は許して当然? 鼻につく母親の口ぶり…私は「子連れの女」に同情することにした
 東海道線・グリーン車で都内から1時間弱。それからバスで10分くらい。やっとたどり着いたのは、歴史あるのどかなリゾートホ...
プロ童貞の足が「渋谷」から遠のいたワケ。行かなくなった街と人気が出た街、どう違う?
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(65)。多忙な現役時代を経て、56歳...
夫が「子育て」のこと全然わかってない! 妻が心底ゲンナリした無知発言
 男性も育児に関わるようになった時代ですが、まだまだ女性がメインでしている家庭は多い様子。そして夫の一言に「子育てわかっ...