日本人は嫉妬心が強い?だからこそ「おめでとう」を伝えよう

おくげちゃん 漫画家・イラストレーター
更新日:2023-03-31 06:00
投稿日:2023-03-31 06:00
 みなさんは、ちゃんと「ありがとう、ごめんね」を言える大人ですか? 私はなるべく気をつけて、意識的に言うようにしています。それは基本として、もうひとつ重要な言葉はないですか?
 最近それを実感する出来事があったので、シェアさせてください。さて、今日はコミとママが夜の街を歩いているけれど、どうやら結婚式の帰り道みたい。

 

 

 

誰かを祝福できるのは幸せなこと

「ありがとう、ごめんなさいが言えない人はダメ」みたいな話を聞いたことありますよね。おそらく99%の人が、「それな」と同意できるのではないでしょうか。人間関係の根幹に関わる部分ですから、この2つが出てこないのはやっぱりダメですね。

 これに加えて最近私が思うのは、「おめでとう」が言えないのもダメ。先日知り合いが「結婚する」と教えてくれたのですが、これが自分でも驚くほど嬉しかったんです(ちなみに私は独身です……泣)。

 その時にかけた「おめでとう」は、心の底から出た祝福の言葉でした。そしてそれを伝えた瞬間、ものすごく晴れやかな気分にもなったんです。

 人の幸せを祝福できる自分が好きになったし、人として成長しているなとも思ったし、何よりそういう人が周りにいるのは幸せだなと感じました。

嫉妬心を乗り越えて

 日本人は比較的、嫉妬心が強い傾向にあるという話も耳にしますが、経験則からも当たっていると思います。だから昇進とか結婚とか、自分にとって羨ましいことが起きている人に「おめでとう」とちゃんと言えている人は、大いに自信を持ってください。

 逆にあんまり素直に言えないかもな……と思う人は、自分の周りにいる大好きな人について考えてみるといいかも。その人が笑ってると嬉しいなと思う人はいませんか? 自分もいい気分になるのでぜひオススメです。

 これを読んでくれた人が、笑顔になっていますように!

登場人物紹介

コミ:どろんぱの人気ホステス。気配りのできる聞き上手で、誰からも信頼されている。良くも悪くも感情が素直に出るタイプ。酒乱なのが玉にきず。

ママ:どろんぱのママ。働いている女の子からは実の母のように慕われるので、店を卒業した女の子の結婚式に招待されることはしばしば。

おくげちゃん
記事一覧
漫画家・イラストレーター
酒呑みまんが家。ふしぎで妖しい話を描いています。就活が嫌すぎて3年間ドイツに逃亡するなど放浪癖あり。京都市出身、東京在住。水商売歴10年。XInstagramでは毎日漫画を更新中。実績などはこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


夜明けとともに起きだしたコハクチョウの胸の内
「あ~! 眠いけど、きょうも1日がんばるかあ!」  なんて言ってたりして。今朝の自分のことだけど(笑)。  ...
SNSや現実でも…他人の容姿批判がやめられない人は2種類いる
 みなさんの周りに、他人の容姿(ビジュアル)についてうるさい人、いませんか?  私はそういう人を見るたびに「かわいそう...
バカにしてる、よね? 部下になめられる理由と上司が改めたい悪癖3つ
 キャリアアップはうれしいけれど、部下ができると「なんだかなめられている気がする…上司としての威厳がないのかな?」と新し...
いつだって癒しを提供…成長が楽しみな“たまたま”を愛でる
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
そのあえぎ声、どこまでが本当ですか?
 素朴な疑問、と頭に付ければ何を聞いても許されるとは思っていないのだが、失礼を承知で、どうしても聞きたいことがある。 ...
落ち込んだらシーラカンスのことを考えるといいかもしれない
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
お正月にしめ縄って必要かぃ?「しめ縄」と「しめ縄飾り」の違いも解説
 今年もあと2週間を切りました。年末だというのにあまりの暖冬、ここ数日は少しは寒くなったものの更年期のワタクシは、本職の...
「女は見た目がすべて」の思い出に悶々…容姿いじりのトラウマの克服法
「女は見た目がすべて」なんて言葉が昔からあるように、男性よりも女性の方が外見を厳しく見られる傾向です。そして残酷なことに...
人生初のぎっくり腰なぜ発症? 40女の激痛を救った意外なコスメは…
 齢46、人生初のぎっくり腰になりました。腰が砕け、身動きがまったく取れない状態に陥るって本当にあるんですね。  デス...
韓国は「ひとり飯」ほぼタブー! おひとり様=みじめな人認定で苦労した
 ちまたでは『孤独のグルメ』(テレビ東京系)や『ひねくれ女のボッチ飯』(テレビ東京系)、『めんつゆひとり飯』(BS松竹東...
2023-12-19 06:00 ライフスタイル
自然の石を積んだ石垣でできた江戸時代から続く「棚田の村」
 見知らぬ土地で、山道を越えて現れた見事な石垣に圧倒される。ここまで積み上げる労力を想像すると途方に暮れるし、これが自然...
“たまたま”とももうすぐお別れ…去勢前のおやつシーンを激写
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
#2 友達の結婚、喜べないのはなぜ? 勝ち組を裏切りだと感じてしまう記憶
【#1のあらすじ】  ミュージシャンの沙恵は高円寺に暮らし、芸人の卵や音楽仲間と毎日飲み歩いている。高円寺はうんざ...
#3 結婚で“輪”から去る友人への寂しさ。心地よい独身生活で失ったもの
【#2のあらすじ】  ミュージシャンの沙恵は高円寺に暮らし、毎晩芸人の卵や音楽仲間と飲み歩いている。高円寺はうんざ...
妙齢って何歳? 三省堂 現代新国語辞典のいまっぽい凡例に注目
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
母親が施設から帰ってくる夢…認知症の予兆を「ボケたな」で済ませない
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(63)。多忙な現役時代を経て、56歳...