今や美人顔の常識!「鼻下は短く」をメイクのひと手間でGET

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2019-10-18 07:07
投稿日:2019-06-04 06:00
「世界で最も美しい顔100人」にもランクインした石原さとみさん、佐々木希さん、上戸彩さん。この三人に共通する項目は何でしょう? 美肌? 小顔? キュートでノーブルな顔立ち?
 もちろん、どれも当たっていますが、正解は「鼻の下が短い」こと。つまり、鼻と唇との距離がせまいのです。今回は、この「新・美人の定義」を、元CAの官能作家であり、コスメコンシェルジュの筆者がお伝えします。

加齢とともに“美人の黄金比”から外れる

 私たちの顔は、加齢とともにハリを失い、重力に逆らえず、間延びしていきます。

 昔の写真を見ると、頬の位置が高く、あごも美しいラインを描いていたでしょう?

 唇もふっくらとツヤがあり、若々しい口元だったはず。

 あの若さあふれる曲線が、徐々に崩れていくのです。

 当然ながら、鼻と唇の距離も長くなり、美人の黄金比からはどんどん外れていきます。

(ちなみに、「美の黄金比」は、額のはえぎわから眉、眉から鼻、鼻からアゴまでが、1・1・1)

鼻と口の距離が縮まるチークの塗り方

 そんな「鼻の下の間延び」を解決してくれるのが、チークのちょこっと塗りです。

 頬にのせたチークの残りを、鼻の下にさっとひとはけ。

 これで鼻の下に、わずかな影ができ、唇との距離が縮まります。

 さらに効果をあげたいなら、上唇に塗る口紅を、少しだけオーバーリップにしてください。

 いかがでしょう?

 鼻と口の距離が縮まり、グンと美人度が増した気がしませんか?

 使用するチークは、肌になじむオレンジ系で、パール感のないものをセレクトしましょう。

鼻下を短くするためのプチトレーニング

 さて、流行りの美人顔をメイクで習得したあとに、筆者が提案するのが「鼻下を短くするためのプチトレーニング」です。

 筆者が毎日やっているのは、
・常に口角をあげる習慣をつけること
・口の中で舌をぐるぐるローリングする。(頬の粘膜を内側からアイロンがけするように、左右10回ずつ)

 舌ローリングは、鼻下だけでなく、口もとのタルミ防止にも効果的。一週間も続けると、顔のもたつき解消はもちろん、輪郭まで変わり、美しいフェイスラインに近づけるのです。

 それでも「鼻の下が長~い」と嘆く場合は、他のパーツをしっかり見せることで、ネガティブな悩みを「目くらまし」しましょう。

 例えば、
・眉は自然なアーチを生かして、やや太めに描く(極細の眉は、老けて見られます)
・アイラインはまつ毛の隙間を埋めるように、ていねいに書く。
・マスカラやまつ毛エクステで目ヂカラをアップ。
・口紅の色を濃い目に(ピンクや赤は、男性へのセクシーなアピールになります)

まとめ

 いかがでしたか?

 流行りの「鼻下が短い」美人顔は、日々の工夫次第で手に入ることができるのです。

 メイクのひと手間やプチトレーニングでぜひ、GETしてくださいね。

蒼井凜花
記事一覧
官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
オフィシャルサイトYouTube

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


急に夜が淡白になり、枯れてしまった彼氏…【薬剤師監修】浮気以外で考えられる原因は?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代で「実年齢+5歳老け見え」は絶対回避したい!【美容家激推し】お助けアイテム3選
 40代を迎えると、ちょっとした老け見えにも落ち込みますよね。「43歳なのに、48歳くらいに見られた…」なんてしょんぼり...
お肌のシミはなぜできる?【美容外科医が解説】薬局で購入可能なおすすめの薬と美容クリニックの威力
 この連載では美容医療“若葉マーク”の方々に向けて、テッパンの不安や疑問を分かりやすく“一発回答”。美容医療11年目の美...
腹痛だけと思ったら大間違い!本当は怖~い「便秘」の5つの影響【薬剤師監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
冬でもテカる! 厄介な「油田肌」3つの原因と対策3カ条。逆効果のケアしていませんか?
「夏はまだしも、真冬の今でも肌がテカるのなんでなの!?」とキレている女性の皆さま、必見!  今回は冬でも肌がテカる原因...
40代に高額な美容液は必要なの? 愛すべきプチプラではなく、全力で投資すべきデイリーコスメは…
 40代半ばを過ぎてくると「高価な美容液に変えるべき?」の疑問が湧いてくる人も多いよう。実際に私のもとへも、「プチプラ美...
脱ネガティブ! マインドフルネスって何?【専門家監修】1日5分から始める簡単メソッドを解説
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
美容家熱弁!40代以上に大人気のプチプラで“買い”な最新作(UV対策、ポイントメイク、ヘアアレンジ)は?
 ここ数年で「プチプラ」と呼ばれるコスメのレベルが、格段に上がっていますよね!  大人世代が使っても納得と満足の両方を...
噂の美容法「タオルで顔拭きはNG」って嘘でしょ!? 医師3人の回答は/専門家監修【美容のウソ・ホント】
 SNSやYouTubeにさまざまな情報が溢れている昨今。美容について発信するアカウントも多く存在し、なかには同じテーマ...
洋服でお金を浪費する人の特徴4つと回避策。通販サイトは“鬼門”かも?
 お金は稼いでいても、なかなか貯金が貯まらない人に多い特徴が「洋服でお金を浪費している」ケースです。なかには、洋服はたく...
お風呂から出てもすぐに足先が冷えるのはなぜ?【専門家監修】温活で全身ポカポカにする秘訣とコツ
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
20代が実例チェック! アラフォー女性がハマる“逆パンダ”アイメイクの罠
 アラフォー世代のみなさ~ん。若々しさを意識して華やかなメイクをしたつもりなのに、気づけば目元が浮き上がり、さながら“逆...
夫がハゲてきた…プライドも頭皮も傷つけない伝え方と妻にできること3つ
 夫婦の間でも、デリケートで伝えにくいのが「夫のハゲ問題」です。ハゲてきたと感じても正しい伝え方をしない場合、夫を傷つけ...
ダイエット成功の秘訣は「楽痩せ」【薬剤師監修】過去の失敗は“宝”。本当に好相性な超簡単ダイエットは?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
「なんだかキマらない…」【美容家厳選】“メイク下手”40代こそ使いたい! 優秀プチプラ3選
 40代以上の自称「メイク下手」女性の多くが悩む「昔と同じようにメイクをしても、なんだかキマらない」問題。きちんとメイク...
「膣トレ」きちんと知りたい!インナーボール、膣ハイフ、膣ヒアルロン酸はwinwinな治療法!?
 この連載では美容医療“若葉マーク”の方々に向けて、テッパンの不安や疑問を分かりやすく“一発回答”。美容外科医の増田えり...