CA直伝 身長150センチ台でもスタイル抜群に見える“美姿勢”

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2019-09-13 06:24
投稿日:2019-02-23 06:00

 はじめまして、コラムを連載させていただく官能作家の蒼井凜花です。CA歴4年、六本木のクラブママ歴10年の経験を生かして、楽しく有益な情報をお届けしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 第1回目は「CA直伝 身長150センチ台でもスタイル抜群に見える“美姿勢”」です。

 CA訓練で厳しく指導される「美姿勢」の基本は、次の3点。

1・背筋を伸ばし、肩甲骨を寄せるように胸を張る
2・顎や首を前に出さず、耳の穴の真下に肩のラインがくるよう意識する
3・腹筋を引き締める

 この3つを意識することで、背がスラリと高く、スタイルよく見せることができるのです。しかも、自己肯定感を高め、自信に満ち溢れた印象を与えるため、信頼感が増すと言われています。

 PCやスマホの普及もあって、肩が内側に縮まった「巻き肩」、首が突きでた「スマホ首」が問題となっています。便利なものはありがたい反面、生まれ持った人体の機能を衰えさせることも、忘れずにいたいですね。 

ハイヒールを履き分ける

 正しい姿勢を意識したら、次は美脚作りです。

 皆さんはCAが仕事で使用する制靴が2種類あることをご存知でしょうか? 

・機内用の3センチヒール
・機外用の7センチヒール

 です。

 機内用の3センチヒールは機能性を兼ね備え、緊急事態に「走る」、脱出用スライドを「滑る」ことも可能。一転、機外用の7センチヒールは、キャリーバッグを引きながら颯爽と歩く美しさを演出できるのです。

 スタイルをよく見せる必須アイテムに、ヒールの靴は欠かせません。CA時代の制靴は、爪先が丸くラウンドしたタイプでしたが、脚長に見せたいなら、爪先が細く尖った「ポインテッド・トゥ」をお勧めします。

 またCA時代に行っていた、高さの違うヒールを履くことも「様々な筋肉を使う」という点で、美しいスタイルと美脚を作るには有効だと思います。私の場合、脚の疲労や筋トレを考慮して「移動中はローヒール、目的地に着いたらハイヒール」と普段から履き分けています。

ランジェリーは年一度は測り直す

 意外に忘れがちなのは、ランジェリーです。

「たかが下着?」と思われるかもしれませんが、自分に合った下着をつけることで、美しいボディと姿勢をキープできるのは事実。

 フィットする下着は、血行やリンパの流れを促進し、老廃物を溜めこむこともありません。逆に合わない下着、特にブラジャーは、猫背・腰痛の原因になるうえ、胸がしっかり固定されず、流れでた脂肪が「ぜい肉」となって背中や脇腹についてしまうのです。

 気をつけていても、体型は年々変化していくもの。年に一度はランジェリーショップでサイズを測り直してもらい、体に合ったものをつけましょう。

 美姿勢の基本、ハイヒール、ランジェリー――心華やぐ春に向けて、あなたの魅力をパワーアップさせましょう。

蒼井凜花
記事一覧
官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
オフィシャルサイトYouTube

ビューティー 新着一覧


今夜もぐっしょり…寝室温度をめぐって夫と大喧嘩!【医療専門者監修】寝汗は更年期だけじゃない?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代が「垢抜け顔」になれないワケは?【美容家が使って実感】激推し最新コスメ3品
“垢抜け顔”になりたいけど、思いどおりの仕上がりにならない…。そんなお悩みは、選ぶコスメで解決!  40代の時短美容家...
生理前に限らず些細なことでイライラ!【医療従事者監修】アラフォーが注意したいPMSではない意外な理由
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
春先の紫外線も乾燥も怖くない!【美容家厳選】アラフォーに激推ししたい“二刀流”UV対策
 春の陽気を感じる日も増えてきましたね。日差しが強くなってくると気になるのは、UV対策です。春夏は特に紫外線量が増えるた...
加齢で増えがちな「ほくろ」はシミと何が違う?【美容外科医が解説】電気メスで削ると? 保険適用の条件は?
 この連載では美容医療“若葉マーク”の方々に向けて、テッパンの不安や疑問を分かりやすく“一発回答”。今回はお悩みの多い「...
うさぎ舌リップってなんぞ? 40代でも挑戦できる作り方と色選びのコツ
 純欲メイクや白湯メイク、地雷メイクなど、これまでいろいろなメイクがトレンドに上がってきましたが、もっかSNSで話題なの...
寒暖差疲労の原因と対処法【医療従事者監修】季節の変わり目はイベントてんこ盛りで休めない…どうする?
 寒暖差が激しい季節は、いつもと同じように睡眠時間を確保したつもりでも、なんだか疲れてしまいがち。そんな「寒暖差疲労」を...
40代がやりがちなNGメイクとインナーカラー全8選。痛いおばさんは回避したい…
 アラサー・アラフォー女子は、メイクやヘアカラーというパーソナルなことですら、常に厳しい目線を向けられてしまうから大変で...
長財布はダサい&時代遅れとされる3つの理由。令和におすすめの財布は?
 最近、長財布を使っている人をあまり見かけなくなってきましたね。今でも長財布を愛用しているものの、「もしかしてダサい? ...
女性は30代以降、筋肉量が年間1%ずつ減!?【医療従事者監修】今すぐ試せる“ぽっこり下腹”引き締め術3選
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
【検証】メイクしたまま寝ると汚肌一直線?20代美容ライターが3日間オフなしで過ごしたら意外な結果に…
「メイクを落とさないと肌が荒れる」とはよくいったもの。メイクをしたまま寝ると毛穴に詰まった汚れや皮脂が酸化して、肌荒れや...
「美容医療」反対派と賛成派の意見。トライする前の参考にしたい
 いつの時代も、女性は美しくなりたいと思うもの。そして、今の時代、美容医療や美容整形がより手軽になり、挑戦する人も増えて...
更年期の“意外と知らない”基礎知識/更年期症状は遺伝する? 出産経験の有無は影響する?【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
熱狂する韓国コスメブームに違和感。顔につけるのに、低価格、パケ買い、なんとなく…だけで買って大丈夫?
 つい先日、資生堂の最終赤字が100億円超との報道がありました。主な理由は中国での事業不振にあるそうですが、実際のところ...
急に夜が淡白になり、枯れてしまった彼氏…【薬剤師監修】浮気以外で考えられる原因は?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代で「実年齢+5歳老け見え」は絶対回避したい!【美容家激推し】お助けアイテム3選
 40代を迎えると、ちょっとした老け見えにも落ち込みますよね。「43歳なのに、48歳くらいに見られた…」なんてしょんぼり...