新説!「毛穴パック」で毛穴は広がらない? 正しいやり方♪

コクハク編集部
更新日:2021-04-23 06:25
投稿日:2019-06-25 06:00
 毛穴の黒ずみをごっそり取り除く「毛穴パック」。でも、近年では「毛穴が広がる」とか「肌を傷める」なんて、悪い噂が広まっていたのも事実。でも、実は、毛穴パックは使い方が重要なだけで、使うこと自体はダメじゃないんです!

毛穴パックは肌に悪影響?まずは真実をチェック!

 さっそくですが、核心に迫ります。毛穴パックは肌にとって悪影響があるのか、まずは真実を見ていきましょう。

毛穴パックで毛穴は広がらない!

 多くの方が気にしているのが、「毛穴パックをしたら毛穴が広がってしまう」ということでしょう。でも実は、毛穴に詰まった角栓を取り除いても、毛穴はもともとの大きさに戻るだけ。つまり、毛穴パックをしたからといって毛穴が広がることはありません。

 それよりも、溜まった角栓を放置しておくと汚れや皮脂が溜まり続けてしまい、より毛穴が広がってしまう可能性も。毛穴の詰まりが気になる方は、毛穴パックに限らず、角栓を取り除くケアを行うことが肝心です。

使い方によっては肌に負担がかかる

 基本的に毛穴パックは、「パックをして乾燥させ、剥がすことで角栓を取る」という仕様になっています。この時、用法を守らずに乾燥させすぎたり、無理矢理剥がしたりすると、どうしても肌に負担がかかってしまいます。

 新たな肌トラブルを生まないためにも、用法をきちんと守って使うようにしましょう。

【あわせて読みたい】毛穴悩みには自宅ピーリングを♪美肌を作るポイントや注意点

毛穴トラブルの種類によっては効果が期待できない

 毛穴トラブルには、角栓が詰まってできる「黒ずみ毛穴」、メラニンが溜まってできる「メラニン毛穴」、加齢などの影響でできる「たるみ毛穴」など、いくつかの種類があります。

 注意が必要なのは、毛穴パックは毛穴トラブルの種類によっては効果が期待できないということ。効果があるのは、黒ずみ毛穴だけ!

 そのほかの毛穴トラブルに関しては、紫外線や乾燥などの外的刺激、加齢によって悪化する可能性があるため、毛穴パック以外のスキンケアアイテムで日常的にケアを行うことが肝心です。

毛穴パックで改善が見込める「黒ずみ毛穴」の特徴

・鼻にポツポツとした角栓がある
・肌のざらざらが気になる
・ニキビなどの肌トラブルが発生しやすい
・毛穴を押すと、角栓が出てくる

 毛穴パックを使用したからといって毛穴は広がらないとはいえ、少なからず肌への負担になってしまうことは否めません。自分の毛穴がどのタイプなのかを確認してから、使用を検討するようにしましょう。

【基本】タイプ別!毛穴パックの正しいやり方

 ここで、基本的な毛穴パックの正しいやり方をおさらいしていきます。

シートタイプ

1. 洗顔をして、余分な汚れや皮脂を取り除きます。
2. 清潔なタオルで水分をオフして、スキンケアをせずに鼻だけをまんべんなく濡らします。
3. 隙間がないようにパックをして、各製品に書いている時間を守って乾燥させます。
4. 乾いたのを確認したら、鼻の両端からゆっくり剥がします。
5. その後、普段通りのスキンケアを行います。

洗い流すタイプ

1. 1〜4まではシートタイプと同じ。
2. パックを剥がしたら、ぬるま湯でしっかり洗浄します。
3. その後、普段通りのスキンケアを行います。

【あわせて読みたい】オイルクレンジングは肌に悪いの?毛穴レスを叶える使い方♪

毛穴パックと併用するなら?おすすめ毛穴ケアアイテム

 毛穴パックでごっそり角栓ケアをするのももちろん良いですが、毛穴ケアは日常的に行うことが肝心!そこで、毛穴パックと併用できる毛穴ケアアイテムをご紹介します。

【クレンジング】ビューティークレンジングバーム

◇価格:1,800円
◇内容量:90g

 数々の女性誌で話題のビューティークレンジングバームは、美容成分を与えながらメイクをしっかり浮かせて落としてくれる、新感覚のクレンジングアイテム。

 黒ずみ毛穴、たるみ毛穴、乾燥毛穴などあらゆる毛穴悩みに対応。無添加な上、美容液が78%も配合されているため、洗い上がりもしっとりです。W洗顔不要なので、スキンケアの時短にも繋がりますよ。

詳細を見てみる

【あわせて読みたい】ビューティークレンジングバームで大人の毛穴ケア!60秒でメイクオフの効果は?

【クレンジング】アヤナス クレンジングクリーム

◇価格:3,500円
◇内容量:クレンジングクリーム100g+10日分のスキンケアセット

 創業80年以上、独自技術を誇るPOLAブランドのアヤナス クレンジングクリームは、敏感肌のエイジングケアを追求して作られたアイテム。

 2つの高保湿成分やハリや弾力をアップさせる成分がふんだんに使われていて、毛穴詰まりによる毛穴の開きやたるみを徹底ケア。リッチなコクのあるテクスチャで、やみつきになること間違いなし。今ならトライアルも試せます。

詳細を見てみる

毛穴パックの効果を高める方法&注意点!

 最後に、毛穴パックの効果を最大限に高める方法と、注意点を見ていきましょう。

時間を守って!乾かしすぎに注意

 ついやってしまいがちなのが、より多くの角栓を取りたいからといって、使用時間よりも多めに乾かしてしまうこと。これはNG!

 乾燥させすぎると剥がす時に肌を引っ張り過ぎてしまい、負担をかけてしまいます。もしも、カピカピになってしまった場合には、ミストなどをひと吹き。パックを柔らかくして剥がすようにしましょう。

毛穴を開いてから行うのはNG

「ホットタオルやスチーマーで毛穴を温めると、角栓を取りやすくなる」という説がありますが、あまりおすすめできません。なぜなら、ホットタオルは毛穴だけではなく角栓までもふやかしてしまうことになるため、角栓がくっつきにくくなってしまうからです。

 毛穴パック時に肌を温めたいのであれば、洗い流す時がベスト。成分が残らず、その後のスキンケアの浸透をスムーズにさせてくれます。

【あわせて読みたい】ホットタオル美容がすごい 毛穴・クマ・むくみを全部オフ!

使った後には引き締め&保湿が肝心

 毛穴パックをした後のスキンケア、これが1番重要!冷水で引き締めるのもおすすめ。その後は「収れん化粧水」など引き締め系のアイテムを取り入れると、なお良いです。ただし、冷やしすぎると肌に負担をかけてしまうため、適度を意識してください。

 その後は、保湿ケアを念入りに。乾燥を予防することが、新たな毛穴トラブルの発生を防ぐことに繋がります。

毛穴パックのコツを掴んでツルツル毛穴へ♪

 毛穴パックの悪い噂が蔓延していたため、つい敬遠していた方も多いと思いますが、「毛穴パックで毛穴は広がらない」という新説を知って、安心したのではないでしょうか?

 ただ、知っておいて欲しいのは、毛穴パックはあくまでも毛穴ケアの一環だということ。普段のクレンジング・洗顔など、毛穴の詰まりを防ぐケアを併用することは大切です。

 ぜひ、毛穴パックを上手にケアに取り入れて、ツルツル毛穴を目指してくださいね。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

ビューティー 新着一覧


【再現メイク】今田美桜になれるか!? 大人世代が3つのポイントを真似してみた。“への字眉”でぐっと近づく
 これまではキュートで華やかなイメージが強かった今田美桜さん。しかし今放送中のドラマ『あんぱん』では40代の役柄に挑戦し...
暑くて無理~! “ドライヤー”キャンセル界隈に捧ぐ、お風呂上りの汗だくを回避する6つの方法
 お風呂上がり、せっかくすっきりしたのにドライヤーをかけてるうちにまた汗だくに…。こんな経験、ありますよね。  髪...
30歳から「骨活」のススメ。将来の“寝たきり”リスクを防ぐため大切な3つの対策【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
健康診断でわからない「隠れ貧血」のリスク。 だるさ、イライラの原因は年齢以外にあり?【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
ブルドッグ顔におさらば! 3秒でできる若見え“メイク”テクニック。コンシーラー1本で激変するコツ【美容家解説】
 夏の疲れが、顔に出ていませんか? 鏡を見て、「なんだか不機嫌そう…」と感じるなら要注意! 年齢を重ねると、どうしても顔...
37℃の熱がダラダラ続くのなぜ? たかが微熱と放置しないで。日常に潜む「体温が上がる」生活習慣【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
えっ、納豆にタピオカも!? 実は“カロリーお化け”な食材4選。じゃあ、美容効果バツグンなおやつは?
 ダイエットの大敵といえば、「おいしい食べ物」ですよね。でも、完全に我慢するのは逆にストレス…。多くの人はできるだけ低カ...
汗が止まらない→頭痛や倦怠感の原因に。実はリスクだらけの多汗、自宅でできるセルフケア【医療従事者監修】
「服の汗染みが恥ずかしい」「毎日タオルが手放せない」こんな滝汗に悩んでいませんか? 汗はからだの正常な働きですが、多すぎ...
日焼け止めも日傘もめんどくさい! ズボラ女に捧ぐ夏の「美肌キープ」対策。高級コスメより大切なことって?【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
そのダイエット、骨格タイプに合ってないかもよ。診断別に“理想の痩せ方”がある? ナチュラルは全身運動が◎【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
女性は“脱水リスク”が高い理由。猛暑で「喉が渇いた」時にはもう遅いって知ってた?【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
髪の日焼け、忘れてない? 夏の紫外線対策とヘアケア方法をおさらいしましょ
 夏の強い紫外線が、肌だけでなく髪の毛にもダメージを与えるのをご存じですか? 毎日しっかりスキンケアしていても、髪がパサ...
ギリギリ…恥ずかしい“歯ぎしり”どうすればいいの~!? 睡眠不足や肩凝り、4つのリスクと対処法【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
実は損する? 2wayコスメは「のっぺり顔」の危険アリ。かしこい買い方を美容家が教えます
 美容でも、節約を心がけたい! けれど、もしもその節約術が「間違いだらけ」だったとしたら…?  時短美容家の並木まきが...
「腸活」で“幸福感”が上がるってホント? 嬉しい4つの効果と手軽に始められる3つの方法【医療従事者監修】
 最近注目されている「腸活」は、腸内環境を整えることで免疫力や代謝、メンタルまでサポートしてくれる健康習慣です。  実...
粉薬×ジュースは“相性”があるってホント? 飲みにくい粉薬はこう対処するのが正解【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...