悩ましい性交痛に「膣PRP療法」膣美容で叶うデリケートゾーンの若返り

コクハク編集部
更新日:2023-04-26 15:42
投稿日:2023-04-20 06:00
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、ちょっとした有名人。でもって、タヌキか妖怪の噂も囁かれるなか、健康に関する知識はズバ抜けている――。
 そんなえりのボスのもとにはウワサを聞きつけ、今日も悩みを抱えた女性が、ふらりと立ち寄ったようですよ。

3コマ目のトカゲはイメージです(漫画:腹肉ツヤ子)
3コマ目のトカゲはイメージです (漫画:腹肉ツヤ子)

1. 40代になって性交痛がひどい…夫婦仲の悪化が心配

 美和さん(42歳女性・仮名)からご質問をいただきました。

「人には打ち明けられなかったのですが、40代になってから性交痛がひどくて……。あまり満足感もなくて、臭いやゆるみも気になっています」

 美和さんは、重い口を開きました。

「主人にも気を使わせたくないのですが、このままだと夫婦仲の悪化が心配です」

「それは、いままで1人で悩んでつらかったわね。よく話してくれたわね」

 やさしい声で答えるえりのボス。

「もう若い頃のようにはいかないとわかっているのですが……。でも、なにか対策があればいいなと思っていて……」

 美和さんは、いまにも泣き出しそうな表情です。

「膣がゆるくなる、粘膜が薄くなるのは年齢とともに変化するものよ。でも、今は自分の血液の血小板を利用して注射をすることで、膣が若返る再生治療もあるのよ」

「そうなんですか? 詳しく教えてください!」

 美和さんは、初めて知った情報に驚いています。

 これは放っておけません!

2. 今注目の膣PRP療法とは?

膣全体の組織が若返る(写真:iStock)
膣全体の組織が若返る (写真:iStock)

「膣を若返らせる治療とはどのようなものですか?」

 美和さんが興味深く尋ねます。

「膣PRP療法は、切らない施術なの。自分の血液から血小板を凝集し、膣に注射をすることで、膣の粘膜や膣全体の組織が若返る療法なのよ」

 えりのボスは続けます。

「専用の機械で凝縮された自分の血小板だけを使うから、拒絶反応や副作用も起こりにくいと注目されている施術よ」

「そんな治療方法があったんですか? もっと詳しく教えてください!」

 美和さんの声が元気になってきました。

「じゃあ、膣PRP療法について、効果や治療方法を説明するわね」

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