アイドル→デキ婚→六本木のホステスへ 禁断愛の口内射精 #2

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2023-04-28 19:43
投稿日:2023-04-21 06:00

秘密にすることを誓い…

――すごい展開になってきましたね。続きをお聞かせください。

「彼は興奮と戸惑いを隠せないようでした。

――も、もしバレたら……。

――大丈夫、誰にも言わない。絶対にバレなようにするから。

 キッパリと言いました。家族はいても、ずっと人肌が恋しかった。現実を忘れさせてくれる存在が欲しかった。すると、

――待って、店のカギを閉めてくる。

 彼が一度、席を立ちました。彼もその気になってくれたようです。戸惑いとともに、それ以上の期待と嬉しさに包まれましたね。

妊娠線と帝王切開の跡が…

 VIP席の壁は鏡張りになっているのですが、横目に見ると、婀娜(あだ)っぽいほど肌を紅潮させた私が映り込んでいました。これから男に抱かれる女の顔……。目が潤み、涙で化粧が落ちた頬が朱に染まっています。

 しかし直後、私はハッと息を呑んだんです。

(そういえば妊娠線と帝王切開の跡が……)

 今さらながら、焦りました。私はしわもニキビもできにくい肌質ですが、妊娠の時だけは違いました。ひどい肉割れと帝王切開の跡が今も醜く残っていたんです。

(どうしよう……これを見られたら……)

 シャンデリアの灯が醜い肉割れと傷痕を照らすことでしょう。動揺している間に、戻って来た彼が優しく覆いかぶさってきました。

シャワーを浴びていないから…早急に挿入を求めて

 キスをしながらスカートの奥に手が入ってきます。

――ン……Nさん……。

――可愛いよ……R美ちゃん。

――照明……暗くして……。

 やっとの思いで告げました。しかし、

――ダメだよ。しっかりR美ちゃんを見たいんだ。

 パンティの上から女陰をいじられ、私は『はああっ』と奥歯を噛みしめました。久しぶりに秘部に触れられる快美感とともに、愛液がジュン……と溢れてくるのが分かったんです。

――すごく濡れてる……。

――言わないで……。

 パンティが少しずつ引きおろされていきます。私は『恥ずかしい』と言いながらも、下着を脱がしやすいように、お尻をあげてしまって……。足元からパンティが脱がされると、彼は私の股間のほうに移動していったんです。

 帝王切開なので、女陰は傷ついていません。しかし、一日中働いてシャワーを浴びていない体を愛されるのはイヤでした。

 女なら好きな男性にキレイな自分を愛されたいですよね。だから、思い切って言いました。

――今はシャワーを浴びてないから、ダメ……。

――そんなこと、気にしなくていいよ。

――こ、今度……シャワーを浴びた時に……。今は早くひとつになりたい。

 自分でも早急だと思いつつも、挿入を求めてしまったんです」

蒼井凜花
記事一覧
官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
オフィシャルサイトYouTube

関連キーワード

エロコク 新着一覧


玄関開けたら5秒で挿入…そしてSEX依存の奴隷になりました
 わたしとひろしの48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットな...
いきなり唇にキスを…セクハラ女の怪進撃がヒートアップ
 Gが自身のパワハラを認め、謝罪したことで、私はてっきり彼女の行為が今後は収まるものと思っていました。ですが彼女の中では...
週1で月10万円…ゆるいパパ活が貧困女子の家計を支える現状
 パパ活という言葉も、もう世の中に浸透しきったのではないでしょうか。現代版“援助交際”ともいえるパパ活をツイッターで検索...
意外と不評な医者との合コン 「泌尿器科」が素晴らしい理由
 男女の出会いの戦場、それが合コン――。さまざまなプレイヤーがしのぎを削って参戦しており、その質も玉石混合。  や...
肌の露出は無意味! しみけんイチ押しのセックスレス防止法
“セックスレス大国”と呼ばれている日本(※1)。パートナーとの性活が間遠になり、悩む人は後をたちません。これまで500組...
先端が悪魔の形…小さな角で気持ちいいところを攻めてみて
「ファンファクトリー ダーリングデビル」は先端が悪魔の形! なんていうと怖い印象を与えかねませんが、シリコーンのマットな...
桃子 2019-11-12 04:46 エロコク
食事に運動…今日からできるしみけん流「性欲アップ」の極意
 “セックスレス大国”と呼ばれている日本(※1)。パートナーとの性活が間遠になり、悩む人は後をたちません。これまで500...
女性器リノベに投資する女たち#5…セックスが痛いんです!
 友だちにも言いづらい女性器の悩み、小陰唇・膣に続く第3位は「性交痛」です。「ダンナさんが巨根ってこと?」とエロい冗談に...
女をセックス依存症にさせる81歳の前頭葉破壊系Hテクとは?
 わたしとひろしの48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットな...
お酒は禁物? 夜の性生活「難アリ」カップルの5つの共通点
 “セックスレス大国”と呼ばれている日本(※1)。パートナーとの性活が間遠になり、悩む人は後をたちません。これまで500...
レスの原因は「男性80%・女性20%」にあると心せよ!
 “セックスレス大国”と呼ばれている日本(※1)。パートナーとの性活が間遠になり、悩む人は後をたちません。これまで500...
パートナーとの性活は「5/500」の確率で改善できる
 “セックスレス大国”と呼ばれている日本(※1)。パートナーとの性活が間遠になり、悩む人は後をたちません。これまで500...
初心者も挿入しやすい!するりと奥まで届き小回りもバツグン
 シンプル・イズ・ベストとはよく言いますが、ラブグッズの世界でもそれこそ真実だなぁと思うことがたびたびあります。 ...
桃子 2019-11-12 04:45 エロコク
これで男を虜に…フェラチオの奥義を女流官能作家が教えます
 皆さんはパートナーとセックスする際、オーラルセックスはされていますか? 最近では男女ともに「オーラルセックスは苦手」と...
蒼井凜花 2019-10-02 16:04 エロコク
避妊具がうつに影響?性と健康に関する最近の研究をまとめた
 セックスは美容や健康にいい! と言われながらもその真実はいかに? と思ってる方は多いのではないでしょうか? こうした研...
花弁の先でチロチロと…なぶるように刺激しても気持ちイイ
 ラブグッズに興味がある女性の多くは、まず最初にローターを手に取りますよね。バイブはちょっとハードルが高いのかな。このジ...
桃子 2019-11-12 04:45 エロコク