ChatGPTに「既読スルーする彼へのLINE」を考えてもらったら

内藤みか 作家
更新日:2023-04-27 06:00
投稿日:2023-04-27 06:00
 話題のChatGPT。チャットで依頼すると、AIがさまざまな回答をしてくれる、とてもありがたいサービスです。まるで人間と会話しているかのようになめらかな文章が戻ってくるのが驚きです。
 果たしてChatGPTは、恋愛も助けてくれるでしょうか。LINEのメッセージの代筆をお願いしてみました。

どういうところが便利?

 アメリカのOpenAI社のChatGPTは、最新ヴァージョンは有料ですが、以前のヴァージョンは無料で提供されているので、それを使ってみました。

 まず、海外サイトなのに日本語が流暢なのに驚き、ビジネスメールやプレゼンの企画書など、さまざまな文書を生成できて感動しました。

 全文を代筆してもらうのはまだ難しいですが、ビジネスのご挨拶メールなどは、人間が少し手直しするだけで十分使えます。

 文書を書くのが苦手な人には、とても助かるツールでしょう。

間違えることもある

 しかし事実の認識力はまだ不十分で、有名な小説のあらすじを間違えたり、新聞記事やお店情報を検索すると架空のものが出してくる時もあります。

 ChatGPTの情報については事実と違う内容もあるので、慎重に確認するのをおすすめします。

 ビジネスで使うことを考えている人が多いようですが、実はこのChatGPT、歌詞や小説も書いてくれますし、頼めば絵文字も付けてくれます。

 私は夕飯の献立や洋服の使い回しコーデを考えてもらったこともあります。データを使ってさまざまな文章を作ってくれるので、アイデア次第なのです。

既読無視の彼へのメッセージ

 そこで今回は、片思いの男性に送るLINEメッセージを考えてもらうことにしました。

 まずは、「既読無視をする彼に、さりげなく返信をねだるメッセージ」を提案してもらいましょう。

 5案ほど出してもらったのですが(ChatGPTは100パターンくらいバリエーションを出せます)、

 その中に、「もしかして、私のメッセージ見落としちゃったかな(笑)」と、すごくリアルな文章がありました。

 これを直接送るのは勇気がいるので、少し調整は必要ですが、悪くないアイデアです。

内藤みか
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作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
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