TOP5の人気ホステスに暗雲…「偽イロカン」で第2子妊娠?#4

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2023-05-05 09:38
投稿日:2023-05-05 06:00

暴力を受けても許してしまう

――黒服として日々、R美さんを支えてくれたNさんの豹変ぶりに驚いていますが、その後をお聞かせください。

「タバコの火を押し当てられた時の恐怖は今でも忘れられません。いまだにひどい火傷の跡がありますから、髪もアップにできないし、背中の開いた服は着られなくて……。彼の隠し持っていた暴虐的な一面がショックでしたね。

 ただ『ごめん。お前が好きだから……』と謝られてしまうと、どうしても許してしまうんです。あの時も我に返った彼は、優しく火傷の処置をしてくれて、翌日は病院に付き添ってくれました。

反省した恋人…将来の夢も語り合うように

――二度と暴力は振るわないと約束する。だから、一緒にいて欲しい。

――私も……Nさんと一緒にいたい。

――一緒に店で頑張ろう。金を貯めたら、2人で小さな店を持とう。

 そんな甘い会話がありました。その後、彼は反省したようで、私がお客様とスキンシップをしても文句は言いませんでしたね。『指名と売り上げは順調に伸びてるよ。その調子』と励ましてくれたり、『〇〇社長はR美に惚れてるから、忘年会や新年会には団体で来てくれるよう持ちかけてみたら?』などとアドバイスをくれて……。

 元ホストの彼の洞察力は凄くて、彼のおかげでナンバーワンになった時期もありました。ママを筆頭に、チーママが2人、ホステスが30名の中箱クラブですが、つねにトップ5に入っていたのは彼のおかげです」

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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