女性から男性に花を贈るのはアリかナシか【4つのデメリット解消法付き】

斑目茂美 開運花師
更新日:2023-06-07 06:00
投稿日:2023-06-07 06:00

正直何を贈ればいいかわからない

夏はやっぱりビタミンカラーやねんな! byさぶ店長/無断転載禁止 (C)コクハク
夏はやっぱりビタミンカラーやねんな! byさぶ店長 /無断転載禁止 (C)コクハク

 唐突ですが、男性への贈り物って迷いませんか?

 ワタクシはマジで困っております。彼氏やご主人様の場合は、お酒や洋服、趣味など「多分好きかも」的なものをチョイスすればいいかもしれません。とはいえ、ワタクシは主人の好みでさえあまりわかりませんけど(笑)。

 いずれにせよ、同僚の送別や男友達に印象に残るサプライズ品を……なんて考え出すと、本当にわからん! と悩む方は少なくないはず。

 まもなく「父の日」ですが、お父様への贈り物もひっくるめて男性に何を贈る問題について、お花屋さんが考えてみました。今回は「男性の贈り物に、花はアリorナシ」の解説でございます。

時代は変わってきた

若者はすでに新しい時代を生きている(写真:iStock)
若者はすでに新しい時代を生きている (写真:iStock)

 お花屋さんになる前、付き合っていた男性への贈り物は悩みまくった結果、食べ物やお酒を、喫煙者にはめんどくせぇ! とタバコをカートンで贈っておりました。

 父の日も同様で、酒もタバコもやらない父には毎年被らないようめっちゃ考えながら、「きっと似合うであろう身につける物」を贈っておりました。

 当時は男性に花を贈ろうだなんて、微塵も考えなかったのでございます。

 ところが花屋になり、さまざまな年代・タイプの方と接客し、気が付いたのは「花を好きな男性が意外に多い」こと。

 コロナ禍以前は思いっきり敷居が高かったはずの花屋さんに、ご家庭あるいは自分のためにと、切り花や観葉植物、ガーデニング商材を求めて多くの男性が通ってくださるようになりました。

 また、Z世代のイベントの必須アイテムである“映え花”は、ワタクシのようなオバちゃん世代には思いもよらない美しくも感動的な演出でSNSにて拡散されています。JKだけでなく男子学生も具体的な「色や形指定」の花束を買い求める世の中になったのです。

 長い時間をかけて花を吟味し、「カワイイ!」のつぶやきを躊躇なく連発する彼ら。よくも悪くも(?)時代は変わったなぁと感じずにはいられません。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


【スナック超入門編】どんな場所?若葉印のホステスが実感する5大特徴
 みなさんは、そもそも「スナック」がどんなところかご存知でしょうか?  キャバクラやガールズバーとは何が違うの?...
高級クラブのホステス→ギャラ飲み嬢に 面識なしで突然10万円ギフトが…
 経営者や著名人、人気のインフルエンサーも利用する「ギャラ飲み」なるサービスって知っていますか? 東京都内のみならず、全...
「正しくないこと」が「美しくない」とは限らないと知った
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
松田聖子まさかの中大法学部を卒業! 通信制の学び直しで成功する人は?
 先日、歌手の松田聖子さん(62)が中央大学法学部の通信教育過程を卒業したことが話題になりました。近頃、通信制大学で学び...
瞬き厳禁! 春到来の歓びを表現する黒“たまたま”を見逃すな
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
スタレビの名曲が聞きたい!仏教と深い関係のある「木蓮」とその仲間たち
 猫店長「さぶ」率いる我が愛すべきお花屋は、ただいま卒業式や送別など春特有のイベント仕事で、いつにも増して花まみれの毎日...
“炎上常連”麻生さん級の「ルッキズム失言」していませんか?
 最近、よく耳にするのが「ルッキズム」という言葉です。政治家や芸能人が、何気なく言った一言で「ルッキズム発言だ」と叩かれ...
女の敵は女だから?忘れた頃にぼっ発する「専業主婦論争」をガチで考える
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方などをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。  X(旧Twi...
職場の同僚ランチが苦痛すぎる…一人の時間を確保する4つの冴えた処世術
 業務内容へのストレスより、職場でのランチタイムが苦痛という人は多いですよね。正直、仕事で疲れているのに、休憩時間まで同...
離婚→シンママになり、心底よかったこと4つ 我慢は美徳っていつの話?
 世間では、離婚してシンママになった女性に対して「かわいそう」「大変そう」といったイメージがあるかもしれません。  で...
春まであと少し?
 残雪の甲斐駒ヶ岳を背にすっかり葉も落ちた葡萄畑  春まであと少しが意外と長い
春のお花と記念撮影にゃ! ウサギみたいなしっぽの“たまたま”
 きょうは、ウサギ君みたい! しっぽの短いにゃんたま君に出逢いました。  しっぽが短い猫は長い猫と比べると、臆病で...
ほっこり癒し漫画/第70回「すぷりんぐファミリー」
【連載第70回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
男と女の物語、だからこそ「娚」の当て字が使われた
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
「場所代は200円いただくわ」堅実というかケチ!名目別に徴収するママ友
 ママ友と仲が良いといっても、子どもありきの関係。価値観や金銭感覚など、すべてが合うとは限りませんよね。  中には、マ...
家庭の派閥争い…夫の“ポカリ甘すぎ、アクエリアス!”に猛反対する妻
 混沌とした世の中。世界で起こっている戦争や紛争だけでなく、会社やネット上のコミュニティーでもあらゆる「派閥争い」が繰り...