飛機場はペチャパイって…中国語のスラングが直接的すぎて涙が出てくる!

更新日:2024-02-26 19:03
投稿日:2023-07-31 06:00

表現がひどすぎる…中国語のスラング

 日本語にも『ギャル語』や『若者言葉』と言われる、英語でいう『スラング』のような言葉が巷にたくさん溢れています。それは国や言語が変わっても同じことのよう。

 最近、中国語でブスな女性のことを『恐竜』、ブサイクな男性のことを『青蛙』と表現するそうです。もうこれは……日本語での説明もいらないほど私たちにも理解できますよね。一応説明をすると、恐竜のようにブスだから『恐竜』、青蛙のようにブサイクだから『青蛙』。

 しかも言葉の前に『超級』とつけるとメチャクチャみたいに強調した意味になるので、『超級恐竜』(めっちゃブス)、『超級青蛙』(くそブサイク男)とも言われるそう。なんとまあ残酷な表現だこと……。

 こんな言葉、自分がかけられたら……ダメージ‐1000のクリティカルヒット! ガン泣きどころじゃないレベルのヒドさですよね(涙)。

 逆に、可愛らしい女の子やアイドルのことは『小花』、男性アイドルやモデルなどのイケメンのことは『小鮮肉』というのだとか。

『小さい花』と『鮮度のいい小さい肉』って、中国語、ちょっと表現が直接的すぎやしませんか!?

「もうやめてあげて!」と思わず叫んだ若者言葉

 最近の若者言葉で筆者が聞いて、思わず「もうやめてあげて!」となった言葉。それが『飛機場』。「ん? 言葉通り『空港』って意味じゃないの?」って思いますよね。

 実はこれ……なんと『ペチャパイ(貧乳)』のことを表す表現で、最近使われている言葉なんだそう。

 なぜか? それは……『広くて平らで凹凸がないから』。もう涙なしには語れない……(涙)。

 思わず「誰だよ! こんな酷い言葉考えたの!?」と叫びたくなりますよね。

 台湾人の友人いわく、日本の漫画やアニメを中国語に翻訳された際に使われたこともあるのだとか。

 日本語でも貧乳を『まな板』と呼んだり、酷い表現はありますが……飛行場って。広さが!! 広大すぎるわ!!! ってか、「あなた、胸が飛行場ね!」って言われたら、もう立ち直れませんよ(涙)。

日本文化の素晴らしさを実感

「同じ漢字を使っているし、親近感が沸くかも!」と思っていた中国語。ですが、なかなかド直球に表現を使用しているではありませんか。日本の『オブラートに包んで』という文化は、どうやら中華圏の人たちには通用しなさそう。

 相手を思いやって直接言わない日本文化最高! 「日本人で本当によかった〜!」と心底思ってしまう筆者なのでした。

(取材・文=うーか/キジカク)

▽うーか ライターチームで執筆活動中。アメリカに12年、台湾に2年在住の経験があり、海外ならではの面白い話題を探すことが日課。実体験や友人のエピソード、クスッと笑えるユニークなグルメや驚きのカルチャーなどを紹介しています! 最近は愛犬の「ころも」こと、ころちゃんと一緒に様々な場所へ出掛けることに夢中です。

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


違う違うそうじゃない~!彼も同僚もママ友も…何かがズレてるLINE3選
 あなたが「もういいや」と返信する気を失うのはどんなLINEですか? 話が通じない相手や、価値観が異なる相手とのLINE...
癒しの漫画/第52回「一難去って…」
 ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場! 生きものたち、その生きものたちをこよな...
何が大変? できるなら避けたい! 子どものPTA活動で苦労する5つのこと
 子供がいると仕事や家事で忙しいうえに、学校でのアレコレに参加しなくちゃいけなくて……。特にPTA役員に選ばれると苦労し...
ロッカン、ロッカン痛ぇ…!
「ロッカン! ロッカン!」という歌に合わせて、シャカリキに踊っている。その「ロッカン」とは「第六感」のことだ。  ...
一息ついて水音に耳を澄まそう 2023.6.30(金)
 あしたから7月に突入。衣替えが終わったと思ったら、今年も酷暑の予感だって。  季節に追いかけられて、頭がぐるぐる...
「図々しい人=自分の損に過敏な人」を撃退する唯一の方法
 もうここでぶっちゃけますが、図々しい人って良識がない人が多くないですか? 良識がないから図々しいのか、図々しいから良識...
新生活の疲れが出る時期です…自分に甘々!とっておきの疲労解消法6選
 新年度が始まり、3カ月が経ちます(1年単位でいえば半分を折り返しました……)。転職や異動などで今までとは違う生活になり...
「日焼けに注意!」夕映えの“たまたま”からのありがたい一言
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
愛用のティファールを2年で買い替えたわけ 2023.6.29(木)
 先日、2年前に購入したティファールを買い替えました。油を敷いてもフライパンがこびりつくようになり、お鍋の底が傷だらけに...
公共便所どうなる?波紋広がるジェンダーレストイレ問題、誰が我慢すべき
 登場から物議を醸す「東急歌舞伎町タワー」(東京・新宿区)のジェンダーレストイレ。多様性に配慮する目的で作られましたが、...
義親はしょせん他人です! 同居時の付き合い方5つとストレス発散のコツ
 義親と同居話が進んでいたり、既に同居していたりする人の中には、不安やストレスを抱えている人もいるでしょう。義親といって...
ユリ好きな花屋もなんじゃこりゃ!香り・デカい・花粉を克服した新種たち
「斑目ネーサン、これどう?」  花市場の競りがある前日、「チョット変な花」の入荷予定があると、市場のワタクシ担当お...
似合わない服を着るのは罪ですか? 2023.6.28(水)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
「梅雨時期の洗濯のコツ」生乾き臭とさようなら、洗剤多めは逆効果です
 梅雨時期になると、ただでさえ面倒な洗濯が余計に億劫に! 外で干せないため部屋干しが増え、生乾き臭に悩んでいる人も多いは...
子育てママの風邪引いたあるある! 市販薬で誤魔化せずゾンビになった私
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
卑しい街を男が独り行く時代は終わったね 2023.6.26(月)
 卑しい街を男が独り行く時代は終わったね。 「夜は短し歩けよ乙女」の主人公のように、どこかで李白老人に会えるかも。...