居間や仏壇の花がすぐしおれる理由に納得!今すぐできる「短命回避術」

斑目茂美 開運花師
更新日:2023-08-23 06:00
投稿日:2023-08-23 06:00

花がしおれないために

 命ある花はいつかはしおれてしまいます。花のしおれる要素は、

1. 導管閉塞
2. 栄養不足
3. 高温
4. カビなどの病気
5. エチレンガス

 などですが、とりわけ、高温とエチレンガスは密接に関係が……。

 高温になると花の呼吸が激しくなり、吐き出すエチレンガスも増えちゃう。お花屋に冷蔵キーパーがあるのは、導管閉塞を防ぐために水を濁らさず冷たくする目的もありますが、高温によるエチレン発生を抑えるための抵抗でもあります。

 昨今では、エチレン除去装置を導入したり、低酸素で呼吸量を減らし花を仮死状態にする冷蔵キーパーなんてものも出現してまいりました。

お仏壇の花がすぐ枯れる理由

 アナタのお家でエチレンガスから植物を守るためにどうすればよいか。答えは意外にも簡単です。

1. 果物や野菜、タバコなどの煙が出るものの近くに花を飾らない
2. しおれた花は直ちに成敗

 と、大した努力ではないのでございます。意外とあるある現象ですが、お仏壇の花が命短し――というご経験ありませんか? 夏のお盆時期、お供物である果物と線香のエチレンガス発生要素の近くにお花が飾られております。

 前述の通り、果物や野菜からは結構なエチレンガスがジャンジャン。エチレンガスは悪者ではなく、逆にツボミを早く開花させたいのであれば、近くに置けばサッサと咲きますのよ。

 また、しおれた花もガスを大放出。なぜなら、しおれたあとに実を作って子孫を残そうと一生懸命生きてますから。エチレンガスはそんな時にたくさん出ちゃう。かわいそうだけど、さよならはお早めに。

 まだまだ暑さ続く今年の夏。しおれちゃうから飾らないではなく、生花はお手軽に自分で作れる開運スポットです。ちょっとしたアナタの気遣いで、ご自宅に開運スポットを出現させてくださいませ。

 暑さに負けずに元気に健やかにアナタがお過ごしできますよう……遠いお空の向こうからお祈りしておりますよ~。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


【難解女ことば】漢検準2級「嫡嗣」なんて読む?画数は「27」
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
【45歳からの歯科矯正】ワイヤー装着し14カ月、別のワイヤー着けた!?
 昨年4月に歯科矯正(表側のワイヤー矯正)を始め、14カ月が経ちました。「やり始めてしまえば、あっという間ですよ」(主治...
【独自】ホスト嫌いのラッパーが歌舞伎町に喝!「ポンコツどもを俺が鍛える」RYKEY DADDY DIRTYインタ
 東京・八王子に生まれ、中学生の頃から暴走族やギャングといったアウトローの世界を生きてきたラッパー、RYKEY DADD...
【独自】全身タトゥーや元受刑者も!? 歌舞伎町に誕生したラッパーだらけのホストクラブが異次元だった
 なにかと悪評が絶えないホストクラブ業界の聖地、新宿・歌舞伎町に斬新すぎるお店が誕生。人気ラッパーで発信力も持ち、インフ...
大バズり流行語5選、理解してる?40代でも話についていけるように解説
 2024年も半分が過ぎ、振り返ると今年の上半期もさまざまな流行語が登場しました。40代の皆さんが聞き馴染みのない言葉も...
330円って本気? 職人が作る高見えグッズ、ダイソー姉妹店で見つけた!
 ダイソーが提案する新しいブランド「スタンダードプロダクツ」で、日本が誇る職人技の商品をコスパ良くゲットしてきました。 ...
現金より危険な面も…「電子マネートラブル」よくある事例と3つの対策法
 近年、現金を持ち歩かず、電子マネーを利用する人が増えていますが、それに伴って急増しているのが、電子マネートラブルです。...
親子でしっぽシマシマ隊! チビ“たまたま”がすくすく育ちますように
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
命がけで庭の雑草駆除、今年もやるの?ローメンテを叶える夏の雑草対策
 雑草が気になる季節になりました。「雑草」という植物なんて無いねえ~と言われちゃえばそれまでですが、道端はまぁいいとして...
トレンド入り「猫ミーム」インフルエンサーの投稿じゃないのになぜバズる
 2024年春、突如日本のSNSシーンで流行し始めた「猫ミーム」というカルチャー。日本だけでなく、今世界で流行し、そして...
え、ハブられてる? ママ友に嫌われる言動ランキング&上手に付き合う術
 子育て中の女性が必ず直面する「ママ友との付き合い」。気の合う人に出会えれば、情報交換や悩みごとを共有できる仲間として心...
カスハラとクレームの違い 料理が30分経っても出ないから文句言ったら?
 パワハラ、セクハラ、モラハラ…。最近何かと「ハラスメント」という言葉を耳にしますよね。その中でもここ数年でよく見聞きす...
「風呂キャンセル界隈」失敗談 足の臭いでバレ!自分を奮い立たせる方法
 ネットスラングで「風呂キャンセル界隈」というワードが話題になっています。読者の皆さんの中にも、その日の入浴をキャンセル...
丸見え族、参上! うさぎシッポの“たまたま”君にロックオン
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
何をそんなに怒っているのだ?
 何をそんなに怒っているのだ?  東京都庁近くにて。
ほっこり癒し漫画/第75回「ヘルプみーこ」(後編)
【連載第75回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...