冷えとの戦いは夏も続く! 30代からの「つらい下痢」改善対策ガイド

コクハク編集部
更新日:2023-08-31 06:00
投稿日:2023-08-31 06:00

3. 下痢の対策で自分でできる3つのこと

 ここでは、自分でできる下痢の対策方法を3つご紹介します。

3‐1. からだを温める飲み物・食材を摂る

 夏場は、冷たい飲み物や食べ物を摂りがち。腸の冷えによる下痢には、からだを温める飲み物・食材で、からだの内側から冷え対策をしましょう。

 たとえば、はちみつ生姜をお湯で割って飲んだり、乾燥させた生姜を食べたりするのがおすすめです。とくに、生のショウガを蒸してさらに加熱し乾燥させたものは、おなかをじんわり温める効果が期待できます。

3‐2. 温度差に注意する

 夏の時期は、エアコンで冷えた部屋と暑い屋外を行き来するので、自律神経が乱れて胃腸の機能が低下しがち。温度差に気をつけて過ごすのも、下痢予防には大切です。

 エアコンの設定温度を外気温と近い温度にしたり、冷えた部屋にいるときはひざ掛けを下半身にかけたりして、からだを冷やさないようにしましょう。

 おなかの冷えを感じたときは、貼るカイロをおなかに貼って温めるのもおすすめです。

3‐3. 睡眠時間をしっかりとる

 睡眠不足は、下痢を起こす原因のひとつ。睡眠不足が続くことで内臓機能が徐々に低下したり、ストレスが蓄積して腸の運動に異常が起きたりして腹痛や下痢を起こすことがあります。

 とはいえ、睡眠時間は8時間にこだわる必要はありません。厚生労働省によると、年齢を重ねるにつれ睡眠時間が短くなり、無理に長く寝ようとすると睡眠の質が低下するとされています。

 自分にあった睡眠時間を見つけ、その時間を確保できるようにするのがいいでしょう。

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