更新日:2023-09-02 06:00
投稿日:2023-09-02 06:00
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
3年前に夫が不倫
45歳の浩子さん(仮名)は、結婚11年目で二児の母。2歳年下の夫・ユウスケさん(仮名)は3年前に職場の女性と不倫をし、ドロ沼を経た末に今に至っているそうです。
「表面上は普通の夫婦に見えると思いますが、まったくそんなことはありません。私は3年前に夫の不倫がわかったときに、表向きは許すふりをして、でも実は心の中では制裁を下すタイミングを待ち望んでいたんです。
本当は不倫問題が収束して、相手の女性とヨリを戻さないのを確認して少ししたら離婚したかったのですが、ちょうどコロナのパンデミックになってしまったんですよ。離婚をして新生活を始めるのには時期が悪いなぁ……と思い、じっとしていました」
今こそ制裁の時
浩子さんは、ようやくコロナ禍が明けて、従来に近い日々が戻ってきた今こそ、夫への制裁を下すタイミングだと判断し、離婚の準備を着々と進めていると話します。
「物事の巡り合わせって、やっぱりあるんだなぁ、因果応報って本当だなぁって、しみじみ思うのです。ちょうど私が『そろそろ離婚をしよう』と動き出そうとした頃に、夫は仕事がうまくいかなくなり、今は収入が以前よりもかなり減ってきました。
コロナ禍の影響もあって夫の勤務先全体の業績が悪いので、職場もギスギスしているようですね。夫からは、最近は社内の人間関係に悩んでいるという話も聞いています。
でもね、こんな話をすると世間からはちょっと、いやかなり私は性格が悪いと思われるかもしれないけれど、夫がここまで弱っている今こそ、離婚という形で不倫の制裁を下すタイミングがきたなと感じているんです!」
ラブ 新着一覧
仕事が忙しくて、なかなか会えない彼氏……。そんな時には、「なんで会えないの!?」なんて拗ねたLINEよりも、彼氏を癒す...
外見の良さは、人から評価されやすいものです。しかし、あまりに外見でちやほやされすぎると、コミュニケーション能力の欠如し...
「何歳からでも夫婦になるのは遅くない」とお伝えする本連載。インタビュアー・内埜(うちの)さくらが、40歳以上で結婚した男...
少し前に流行った、「美魔女」という言葉をご存知ですか? 一般的な定義としては、“35歳以上の才色兼備の女性”のを指すよ...
結婚って幸せの入り口だと思っていたのに……結婚生活を重ねるほどに浮上してくる、現実的な問題の数々。もしパートナーがこの...
気になる男性ができた時、「誰にでも効果のある恋愛テクニックがあればいいのになぁ」と感じたことはありませんか? 今回は、...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
「冷酷と激情のあいだvol.42〜女性編〜」では、別居をして何度も離婚の話をするも、夫が合意してくれない女性・Sさんの苦...
男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。芸能人の不倫スクープが山ほどクローズアップされ、今や“女遊びは芸の肥やし”と...
恋人同士の連絡ツールであるLINEには、2人のいろいろな物語が詰まっています。今回はその中でも、愛しい彼女から届いた、...
待ちに待った初デート♡「もしかしてキスされるのでは?」と、ドキドキしてしまいますよね。でも、それと同時に何度目のデート...
永遠の愛を誓って結婚したはずが、夫の不倫で人生どん底……そんな目にあいたくないのは皆同じ。でも、リサーチしたところによ...
仕事に没頭する彼。そしてそれを待つ女性。今までもよく見られた光景です。けれど、仕事を頑張る彼にNGワードを投げる女性が...
長引くコロナ禍では「コロナ離婚」と呼ばれる不測の離婚に至った夫婦も珍しくなくなっています。これまで水面下に問題を抱えて...
男性から好きになってもらえるのは、嬉しいものですよね。でも、その相手が自分が好意を抱いている男性とは限りません。時には...
「何歳からでも夫婦になるのは遅くない」とお伝えする本連載。インタビュアー・内埜(うちの)さくらが、40歳以上で結婚した男...