更新日:2023-10-11 19:14
投稿日:2023-09-29 06:00
柑橘系のフルーツを食べたね?
――ほら、ご近所さんに聞こえるぞ。声を出さないで。
タイトスカートをたくし上げられ、彼の手がストッキングの両サイドにかかりました。そのまま、パンティもろとも引きおろしてきたんです。
――んんっ!
――しーっ、静かに。
――ああ……英明さん……。
私は唇を震わせました。いえ、震えていたのは唇ばかりではありません。その日に限って私は異様に欲情し、ヴァギナもヒクつくのが分かったんです。
――弓香はイヤらしいな。
彼は私の前にしゃがみ込みました。整えたばかりの陰毛に、熱い呼気が吹きつけられて……。
――は……恥ずかしい。
――すごくいやらしい匂いがする……。昨日、柑橘系のフルーツを食べたね?
――えっ……?
匂いで食べたものまで分かるの?
驚きました。確かに昨日はグレープフルーツを食べたんです。柑橘系を摂ると、体臭が薄れると雑誌で読んだから……。もしかして、これも霊感?
――わ……分かるの?
私がおずおずと尋ねると、
――ああ、アソコの匂いがいつもより酸味が濃い。
――酸味が……?
不思議な思いに包まれながらも、私は言いようのない欲情を感じました。見られている羞恥も手伝って、体の奥の粘膜が熱く潤んできたんです。
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