元カレの性癖と未練がバレた? 霊感アリ婚約者が挿入前に衝撃発言 #2

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2023-10-11 19:14
投稿日:2023-09-29 06:00

ふとよぎった元彼の言葉

 過去の私は、玄関でクンニリングスをさせることなどありえません。ちゃんとシャワーを浴びて、キレイになった体を男性に愛してもらいました。

 とりわけ、以前の恋人は医師だったので、衛生面には気を遣っていたんです。私はクンニリングスをされながら、昔の彼の言葉を思い出しました。

――世の中には見えない菌でいっぱいだ。お互いの体を守るためにも、セックスの前にはシャワーと歯磨きをしっかりやろう。

 彼の考えに賛成し、私は清潔を心がけました。英明さんのように、洗っていない女性器を舐めることもありません。

 でも、人って違うんですね。英明さんは私の興奮を承知したかのように、執拗で情熱的なクンニを浴びせてきます。

 左右の濡れ溝に舌を這わされ、肉ビラしゃぶられ、クリトリスを吸い転がされて……。

体はさらなる快楽を

――ああっ……ダメ……っ!

 叫びながらも、体はさらなる快楽を求めていました。股間を揺らし、ヴァギナを彼に押しつけると、執拗にクリトリスが責められました。

――すごい、クリが真っ赤に膨らんでる。

 英明さんも顔面を私の股間にこすりつけ、硬く尖ったクリトリスを吸引してきたんです。

――はあっ……許して!

 体の奥が焼き焦がされるような錯覚に陥りました。太ももが震え、ひざがガクリと折れそうになる。立っていることさえままならない状況でしたが、アクメに達したい衝動に駆られてしまって……。

(このまま、イカせて……クリを激しく吸って!)

 私は自分の手で乳房を揉みしだきながら、なおもクリトリスを押しつけたんです。

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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