デリケートゾーンの改善策に辿り着かない叔母…保湿オイルを勧めてみた

ミクニシオリ フリーライター
更新日:2023-10-07 06:00
投稿日:2023-10-07 06:00

フェムケアって、何をすればいいの?

「デリケートゾーンケア」や「フェムケア」というワードは、雑誌などのメディア上では当たり前のものとなったけれど、どれくらい一般化されたかというと、まだまだなのではないかと考えさせられます。

 美容やヘルスケアに意識の高い若年層には情報が届いても、未だに周囲からフェムケアに関わる相談を受けることは多く「フェムケアと言っても、何をしていいか分からない」と感じる人も少なくはないようです。

 今回は、年の離れた叔母に「デリケートゾーンの乾燥」に関わる相談を受けた時のことをお話します。

デリケートゾーンに悩みはあっても、改善策に辿り着かない叔母たち

 先日、久しぶりに親戚の集まる機会があり、叔父叔母や従兄弟と数年ぶりに顔を合わせました。

 こういった会では、最初こそ全員で仲良く話をするものの、後半になると男女が分断され、それぞれの会話が展開されることも多いのです。

 子どもの時は分からなかったけれど、大人になると、親戚同士で集まる時には「健康」に関わる話題がとても多いことに気づきます。

「最近どう?」という誰かの号令の後、それぞれ「最近腰痛が」とか「顔がたるんで」とか、それぞれが悩みを打ち明け始めます。

 その時、叔母は「最近、デリケートゾーンの乾燥がひどいの」と、小さな声で恥ずかしそうに言ったのです。

 叔母は現在40代中盤なのですが、同世代以降の女性陣は口をそろえて「分かる!」と言っていました。

 みな口々に「嫌よね」と愚痴を言うのですが、改善策について話す人がいなかったのが印象的でした。

40代は忙しいからこそ

 彼女たちの口ぶりを聞いていると、親戚でもなければ、こういった話は周囲にしないものなのだろうと察することができました。

 自分が口を挟むべきか悩みましたが「病院には行った?」と声をかけました。

 すると叔母は「まあ、病院に行くほどかというと……毎日忙しいし」と答えました。40代が忙しい年代だということは分かります。

 叔母のような人たちにこそ、セルフケアとしての「フェムケア」の情報がもっと浸透すればいいのに。

 そこで私は、叔母たちに自身が使っているフェムケアアイテムを紹介しました。

 中でも使って欲しいと思ったのが『アイム ラフロリア』のバランシングボディオイルという商品です。

ミクニシオリ
記事一覧
フリーライター
フリーランスの取材ライター・コラムニスト。ファッション誌や週刊誌、WEBSITEメディアなどで幅広く活動。女性向けのインタビュー取材や、等身大なコラム執筆を積極的に行う。いくつになってもキュンとしたい、恋愛ドラマと恋バナ大好き人間。
XInstagram

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


U-2000円のセルフまつ毛パーマで「サロン以上の満足度」ってマジ? 不器用女が苦戦した“ある工程”
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
今さらですが「ボトックス注射」って何。目尻、眉間のシワを一撃!?【目元の美容医療に定評ある女医が解説】
 イートップクリニック院長の増田えりかと申します。この連載では美容医療“若葉マーク”の方々に向けて、テッパンの不安や疑問...
えっ、麻酔は? 40女が「大手美容クリニック」でヒアルロン酸をぶち込んで驚いたこと
 今年3月、ほうれい線治療のためにヒアルロン酸を入れてきました。ヒアルロン酸の持続期間は1年から1年半。注入前よりほうれ...
タイパ抜群! 忙しい40代こそ実践したい「ながら美容」5選
 肌の乾燥、たるみ、シミ、シワ、ボディラインの崩れ…。30代までは何もケアをしなくても保てた美しさが、40代になると一気...
求心顔って何?老けてみえる? 3つのメイクテクで遠心顔っぽくごまかす
 最近よく聞く「求心顔」と「遠心顔」。「私は求心顔らしいけど、イマイチどういう意味なのかわかってない」「求心顔は老けて見...
辛口だなぁ…。20代男性に聞く「一緒に仕事をしたくない40代のリップメイク」完全再現&改善方法
 ビジネスシーンにおいて、リップメイクは印象を大きく左右する要素の一つです。40代女性の無意識メイクが、20代男性に「一...
美容医療で人気の「ハイフ」丸わかり!【気鋭の敏腕女医解説】どこまで変われる?痛くないの?
 はじめまして! イートップクリニック院長の増田えりかと申します。突然ですが、美容医療にどんなイメージをお持ちですか? ...
一重まぶたさんのメイクのお悩みに…個性を生かして可愛く盛るコツ4つ
 切れ長でシャープな印象を与える一重の女性。ミステリアスで魅力的ですが「メイクすると腫れぼったい印象になってしまう」と悩...
夏の暑さに負けない体を作ろう! お家でできるおすすめ有酸素運動4選
 猛暑日が続く夏に、屋外でのウォーキングやジョギングは危険な場合があります。特に女性は、紫外線も気になって運動不足になり...
髪の毛パサ子で10歳も老けて見られた!“シャンコン&ドライヤー”基本のお手入れに3つの+α【薬剤師監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
「鏡を見てもやる気出ない…」自分磨きのモチベをアップさせる対処法5つ
「アラフォーにもなって見た目を磨いたところで、何になるんだろう…?」「自分が思っている以上に周りは自分に興味がないはずな...
40代でも胸は大きくなる? 垂れるのはまだ嫌!アラフォー世代向け「美胸キープ術」【薬剤師監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代でもチュールコーデを楽しむ!“赤ちゃんおばさんみたい”って…残念エピ&オバ見え回避術
 おしゃれ好きには市民権を得た感のあるチュール素材ですが、40代女性としては「甘すぎるコーデになりそう」「オバ見えしない...
ピルは避妊薬だけではない。まだまだ誤解ばかりのピルの効能と「ホルモンバランスの乱れ」
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
顔の輪郭たるたる、ぼや~ん。アラフォーから始めるシェーディングのコツ&失敗例
 アラフォーになってから痛感する肌悩みが、たるみで輪郭がぼやけて見える問題です。そこで大事になるのが「シェーディング」。...