強い女性になるには? ポジティブ思考でいるための5つの方法

孔井嘉乃 作詞作曲家・ライター
更新日:2019-07-03 19:53
投稿日:2019-07-03 06:00
「強い女性」というと、どんな女性を思い浮かべますか? 気の強い女性? アスリートのような筋肉隆々の女性? って、違いますよね。誰もが憧れる「強い女性」になるために不可欠な要素、それは「ポジティブ思考」ではないでしょうか。

ポジティブがカギ! 強い女性になる5つの方法!

 恋愛に限らず、環境の変化など、何かと周囲に振り回されがちな生き物である「女性」。だからこそ、多少のことでは揺らがない「強い女性」になりたいと思う方は多いでしょう。このような精神的に強い女性になるためには、ネガティブ→ポジティブへと心を素早く切り替えられるかが大きなポイント! そこで、今すぐ実践できる「強い女性になる5つの方法」をお伝えします。

1. ネガティブに考える時間は「◯分だけ!」と決める

 どんなに強い女性でも、ネガティブ思考になることはあります。ただ、そんなネガティブな思考を上手に消化して、自分の力に変えられるのが強い女性。

 気持ちの切り替えが上手にできない時におすすめなのが、「ネガティブ時間にタイムリミットを設ける」こと。例えば「5分だけ!」と決めて、どっぷり落ち込む。マイナスな感情になる時間をできるだけ排除することで、ウジウジとしたネガティブから素早く抜け出すことができます。

2. 自分を満足させるルーティンを持つ

「これをしたらポジティブになれる」という「ルーティン」を持つのも、強い女性がよく行っていること。ルーティンとは、トップアスリートなども実践しているパフォーマンス向上&リラックスするための「儀式」のようなものです。

 美味しいコーヒーを飲みながら読書をする、1人でドライブに行く、メイクの研究をするなど、どんなことでも構いません。「これをしている時が1番幸せ!」と感じられるような、満足できることを見つけてください。

 ネガティブ思考に傾いた時、この「ルーティン」を行うと多幸感を得ることができるため、ポジティブ思考へと意識を向けやすくなります。

3. 誰かと比べず、客観的に自分を見る

 誰かと比べて嫉妬する、これほど無意味なものはありません。強い女性は、嫉妬をする前に努力して現状改善に動き、手に入らないものであればじっと堪えて先を見つめます。つまり、強い女性は「今の自分の能力で、何をどれくらいこなせる」ということを常に把握して、自制したり一歩踏み出したり、自分をコントロールできる能力に長けているとも言えますね。

 そうなるためには、自分が今どんな状況にいるのか、客観的に見る視点を身につけることが大切です。自分に何が足りないかを見極めて、まずは肯定することから始めてみましょう。難しく悔しいことでもありますが、認めるからこそ前向きに現状改善を行うことができるのですから。

4. 好き嫌いの線引きをして、心のままに動く

 女性は幼少期の頃からグループを作りたがります。大人になっても女子会やママ会へと発展して、横の繋がりを広げていきますよね。それがストレスにならないのであれば良いですが、弱い女性は周りと違う意見を持つことを隠したり、評価を気にしたり、要は「浮く」ことを恐れてしまいがち。

 でも、強い女性は他人に左右されません。間違っていると思った時に自分の意見をきちんと伝えたり、長いものに巻かれることなく行動することができます。

 そんな強い女性を目指すなら、まずは好き嫌いの線引きをすることが肝心。誰かの悪口を言ったり愚痴をこぼしたりなどのネガティブな話題に便乗しないなど、「好き or 嫌い」をはっきりさせて、心の向くままに動いてみる習慣をつけましょう。

 ただし、他人の意見を聞かないというわけではありませんよ。人の意見を自分なりに噛み砕いてポジティブ思考に変えられるのも、強い女性の特性なのです。

5. 変化するために、1つ1つの目標を達成する

 精神的に強い女性は、過去の栄光に満足せずに変化していく習性があると思います。「変化」と一言で言っても、必ずしも良い変化だけが訪れるとは限りません。でも、たとえ悪い変化が起こったとしても、強い女性は新しいアイデアを出して順応し、昨日よりも良い状態に持って行こうと努力を重ねます。

 提案できる手軽な方法としては、小さなタスクから大きな目標までを書き出して、1つ1つを確実にこなしていくこと。1つ達成できたら、自分を褒めて認めて次の目標に向かう。有言実行を重ねることで自信に根拠が生まれ、精神的に強くなれるのです。

「強い女性」は作られるもの!

 常にポジティブ思考でいられる人なんて、きっといないでしょう。でも、ネガティブに偏った時に素早く抜け出す技を知っていたら、ポジティブでいられる時間が増えますよね。客観的に冷静に、欲望や衝動と向き合いながらチャレンジを続ける、この繰り返しをすることで強い女性って作られるのではないかな、と思います。

 そんな私も、昔から「強い女性」に憧れる1人。予想外のトラブルが起こったら現実逃避したくなるし、恋をしただけで何も手につかなくなるし。「強い女性」になるには、まだまだ研究と実践が必要です。悩みながらも1歩ずつ、共に理想の強さを身につけていきましょう!

孔井嘉乃
記事一覧
作詞作曲家・ライター
3歳からピアノを始め、現在は作詞作曲家&シンガーソングライターとして活動中。2014年からウェブライターとしての活動を開始。得意ジャンルは美容、恋愛、ライフスタイル。コスメコンシェルジュ、日本化粧品検定1級、ベビーマッサージ資格、乳児心理+児童心理資格取得。
2016年、ママユニット「mamakanon」を結成。活動5年目にして、YouTube再生回数1,200万回達成。2020年、フレンチシンガーバイオリニストソングライターとのDuo「ellipsis」を結成。両者の絶対音感を活かしてカバー演奏などを行う。
1児のママ。特技は早起き。ウィスキーが好き。

◇孔井嘉乃公式サイトmamakanon公式 YouTubeチャンネルellipsis公式 YouTubeチャンネル

ライフスタイル 新着一覧


春を告げる「ミモザ」、“命短し”可憐なフワフワを長持ちさせる鉄の掟3条
 先だって大雪に見舞われた、我が愛すべきお花屋の周辺にも春を告げる鳥がボチボチやってくるようになりました。  しかも店...
自分がナンバーワンになれる場所 それを見つけるのも才能
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
羽田と成田を間違えた! 職場の新人やらかしエピソード5つ
 新人の頃は、誰でも一つや二つの失敗体験があるもの。でも、中には「ありえない」と思うようなやらかしエピソードも…。  ...
BIGな“にゃんたま”ライバル出現!おにゃんこを巡る壮絶な三角関係ぼっ発
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
通り過ぎた季節、むせかえるほど深い秋景色の中を歩いた
 何層にも重なった、むせかえるほど深い秋景色。  通り過ぎた季節を想うとやたらと切なくなるのはなぜだろう。 ...
【45歳からの歯科矯正】医療費控除の手続き、確定申告で役に立つアレ
【これまでのお話し】 45歳で歯科矯正を始めようと思ったワケ(#1)/45歳女、5年越しにワイヤー矯正を決断!(#...
ほっこり癒し漫画/第67回「おかえり銀ちゃん」
【連載第67回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場! 「しっぽ...
私「あ、大丈夫よ?」勘違い女「なんとか調整する」いや誘ってないから!
 自意識過剰だったり、自分に自信があったりする女は“勘違い女”になりがち。そんな女性からのLINEには、思わず「いやいや...
ペラペラさが逆に良い!100円均一のトラベルグッズが海外旅行で重宝した
 コロナが落ち着いて旅行する機会が増えた方も多いのではないでしょうか。  トラベルグッズを買い揃えるために100...
ババア(婆)と言われ、架空の48歳妹になりすました73歳女に思うこと
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
ミス日本は不要? 開催意義と椎野カロリーナ不倫発覚で“分不相応”の根拠
「ミス日本コンテスト2024」に選ばれたウクライナ出身のモデル・椎野カロリーナさん(26)が2月5日、グランプリを辞退し...
2024-02-10 06:00 ライフスタイル
酒豪の友達を持った宿命? 飲み会で「割り勘負け」を防ぐ6つの賢い方法
 友達との飲み会は楽しいけれど、気になってしまうのが大酒飲みとの割り勘。お酒を飲まない人なら、会計時に「ソフトドリンク1...
“子供部屋”を出てチヤホヤされて 36歳女性が勘違いから気づいた現在地
 西荻窪の実家で母親と2人で暮らし、工場でパート勤務をしているかおり。平坦な毎日だったが何気なくインスタに投稿していたシ...
工場での単純作業は悪くないが…恋愛経験ゼロの女に起きた“タグ付け事件”
 西荻窪の実家で母親の信美と2人で暮らし、工場でパート勤務をしているかおり。彼女は今の生活に特別な不満もなく、趣味のカフ...
私は子供部屋おばさん?彼氏ナシ・非正規でもシフォンケーキで満ちる日常
 工場内に終業のチャイムが鳴った。  機械の停止音とともに「お疲れさまでした」が飛び交う。  同じロゴの入っ...
蛙化現象わかったフリしてない?恋愛中でもどこか冷静な若者のリスク管理
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(63)。多忙な現役時代を経て、56歳...