元カレがまさかの暴虐セックス! 見知らぬ男たちに見られて… #5

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2023-11-03 13:32
投稿日:2023-10-20 06:00

元カレの衝撃発言

――いくよ。

 直後、ズブズブッと、ペニスが勢いよく叩き込まれました。ガラスに手をついていた私は、膣肉をこじ開ける勃起の衝撃に、身を波打たせました。

(ああ……気持ちいい……魂までも持っていかれそう)

 子宮から背筋を駆け抜ける電流が、脳天まで突き抜けたんです。

――正面のオフィスビルの連中に見せてやろうか。

 周辺に建つオフィスビルには照明が灯り、多くのビジネスマンがせわしなく働いている姿も見えました。ひとたび気づかれれば大ごとになるでしょう。

――だめよ! そんなこと言うならやめるわ。

 私は尻を揺すりましたが、敬一は器用に追ってきて、決して結合を解きません。

――ははっ、冗談さ。こっちはダウンライトが点いてるだけだから、見えないだろう。

――で、でも……。

――ほら、弓香のアソコがキュウキュウ締めつけてくる。以前よりも、感じやすくなったな。

――そんなこと……。

 忘れかけていた英明さんの顔が脳裏をかすめました。私は2度も彼を裏切っている……でも、体が求めている。敬一のペニスに貫かれたい。もっともっと……私は両手をガラスについて、四肢を踏んばりました。

エクスタシー直前に気付いた視線

 パンッ、パンッ、パパパンッ!

 敬一の腰づかいが激しさを増すたび、卑猥な打擲音が室内に大きく響きました。

 快楽の悪寒が背筋に這いあがっていく……ああ、2度目のエクスタシーも感じてしまうの……?

 意識を集中させようと、ギュッと目をつむろうとした時でした。正面のオフィスビルの喫煙所らしき場所にいた男性が、こちらを向いたんです。

(あっ……?)

 私は目を見張りました。スーツ姿の彼は、隣にいたもう一人の男性に何かを言い、その男性もこちらを向いたんです。

(うそ、見られてる……?)

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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