スピード結婚 “曇りなきまなこ”で男性を見定める方法とは?

しめサバ子 マルチポテンシャライトライター
更新日:2019-07-28 06:00
投稿日:2019-07-28 06:00

 結婚を考えている皆さん、今から新しい人と出会って数年付き合い、それから結婚という道筋を考えると「一体いつになるの?」と、その“無理ゲー感”に軽いめまいを感じること、ありませんか?
 
 そんな中、さまざまな過程をすっ飛ばし、出会って半年以内に結婚や婚約まで行きつくスピード婚は、現代の恋愛市場においては、まさに救世主のような存在。しかしながら、その一方でスピード婚は離婚率が高いというデメリットも。

 最近の統計では、スピード婚の場合、3年以上の交際を経て結婚したカップルと比較すると離婚率が39%高く、1~2年交際したカップルと比較しても20%高いという結果が出ているようです。

 したがって、スピード婚では離婚に至らないように、相手を曇りなき眼で見定める必要があります。そうは言っても、恋愛とは目が「これでもか!」ってくらい曇りまくるもの。

 どんなクズ男やゲス男、チャラ男であっても、恋愛中は“王子様”に見えてしまうこともありますよね。

 したがって、スピード婚に対する心構えを持っていないのは、大海原にコンパスを持たずに航海に乗り出すようなものだと思います。

 今回はそんなスピード婚のための成功方程式についてご紹介したいと思います。

スピード婚のよくあるパターンは?

 まずは、一般的なスピード婚のよくあるパターンについてご紹介します。過去の事例を振り返ってみるのは大切なことですからね。

 スピード婚の代表的なパターンには、次の2つがあります

・ 恋愛の勢い型
・条件一致型

 前者は、いわゆる「ビビビ」っときてしまって、お互いが夢中になってしまったもの。こうした恋愛は、熱しやすく冷めやすい傾向にあります。結婚前は目につかなかった相手の欠点がわかってしまって一気に気持ちが冷めてしまい、離婚するというのがお決まりのゴールです。

 後者の条件一致型は、お見合いなどによくあるタイプ。条件や結婚したい年齢から逆算し、その点の一致で結婚をする感じでしょう。よくあるのは、男性は高収入で親から早く結婚を勧められており、女性はとにかく高収入の男性と30歳までに結婚したい、といったもの。このパターンは、お互い愛情があまりないため、条件の変化や互いの浮気などによって離婚しがちです。

スピード婚で見落としてはいけない5つの鉄則とは?

 スピード婚の場合、お互いの一面だけを見て結婚を決めてしまうことが多いため、見落としがちなポイントが多くあります。次の5つのポイントについては、必ず確認するようにしましょう。

1. 三大欲求が合っているか

 食欲、性欲、睡眠欲の一致は重要。食の好みや感覚が違うとお互いにストレスが出てきたり、性欲が一致しないと、スキンシップが不足してお互いの気持ちが離れがちに。とはいえ、カラダの相性が逆に良すぎる場合は、ちょっと冷静になってみましょうね。

2. 金銭感覚が合っているか

 一緒に生活していく上では、金銭感覚は重要です。お金遣いがすごい荒いとか、逆にケチすぎるとかの場合は最初はよくてもどこかで軋轢がでてくるでしょう。

3. 他者に対する振る舞い方は?

 スピード婚だと、お互いだけを見ていることが多いため、友人関係や他人とのかかわり方を見落としがち。例えば、店員さんやタクシーの運転手などに横柄は態度をとる方は、いつかは自分に対してもそういう態度をとる可能性がありますので要注意です。

4. 子供はいつまでに欲しいか?

 女性にとって出産の時期は悩ましい問題。仕事を頑張りたい方にとっては、出産は仕事が落ち着いていないとなかなかできないですし、年齢的にあまり待てない方にとっては遅くなると高齢出産のリスクが。

5. 家族との関係は?

 結婚するとお互いの家族付き合いも出てきます。家族とあまりべったりした関係でない場合はそれほど問題にはならないですが、「家族が大事」という考え方だと、相手の両親や親族とも会う機会が増えるでしょう。そうした際に、家族との相性が重要になってきます。

究極のスピード婚の成功方程式とは?

 このように、スピード婚にあたっては上記のようなポイントをできるだけ効率的に確認していく必要があります。そのためには相手と自分との関係について、高速でPDCA(PlanーDoーCheckーAction)を回してみるといいのですが、具体的にどうすればいいか、マル秘ノウハウをお伝えしましょう。

日常生活編

 まずは一番重要な日常生活。人生のほとんどは日常であり、実は最も重要なんです。そんな日常生活での違和感をなくすため、短期間のお付き合いでも相手をよく見ることができるようにすべきです。

 推奨したいのが「日常の中で問題になりそうなシチュエーションをあえて作ってみる」こと。

 例えば、電気をつけっぱなしにする、服を脱ぎっぱなしにする、トイレを流さないでおく……など、互いにストレスが生じそうな状況の中で、相手がどうふるまうかを観察してみましょう。

 そして、それをネタにお互いに話すきっかけを作るのがベストです。ただし、あまりにも相手を試そうとしている感が出てしまうと相手も不快に思ってしまいますので、やるときには「ユーモア」を持ってやりましょう。

 相手が何も言ってこない場合は「私、もしかしたらトイレ流し忘れてなかった?」と、自己申告してみるとよいでしょう。

 こうして話すきっかけを作ることで、いろいろなことを話し合いやすくなるのです。

トラブル編

 人生は日常生活だけではありません。時に大きなトラブルや苦労に直面する時期もあります。こうした時にどれだけサバイバル能力があり、頼りになるのか、というのも重要なポイントですよね? そして、苦難の中だからこそ、人間の本質的な部分が見えてきます。

 しかし、短い期間ではそうした部分を見定めることはなかなかできないものです。そこで活用できるのが、脱出ゲームなどの頭脳系ゲームや怖いお化け屋敷など。どれだけ頼りがいがあるかを見てみるのもよいでしょう。

 できるだけ非日常感のあるシチュエーションが、短期間で相手を知るためには最適です。富士山登山やキャンプなどもおススメです。

まとめ

 スピード結婚はメリットもデメリットもあり、なかなか悩ましいもの。この記事を参考に、短期間でいろいろと相手のことを知っていきましょう。

しめサバ子
記事一覧
マルチポテンシャライトライター
主に恋愛・性に絡むネタを執筆。ライター業以外にも法務や税務、イベント企画、プログラミング、起業、ひいては寿司を握るなど、興味を持ったことに手当たり次第に挑む。休日はシメサバ作りをこよなく愛する。
X

関連キーワード

ラブ 新着一覧


恋愛めんどくさい!? モテるがゆえに逃げたくなる5つの瞬間があるらしい
 きっと誰もが1度は「モテモテの人生を味わいたい!」と思った経験があるでしょう。でも、モテたらモテたで悩みが尽きないみた...
恋バナ調査隊 2023-09-12 06:00 ラブ
夫に「他の男性としていい?」と聞いたら…レス9年目夫婦の現状は玉虫色
 以前からこのコラムでお伝えしていますように、筆者の夫婦はセックスレス状態がかれこれ8年間ほど続いています。  女...
豆木メイ 2023-09-12 06:00 ラブ
たとえ“出会いの主流”でも「マッチングアプリを使わない」納得の理由6選
 異性との出会いにマッチングアプリが欠かせなくなった時代ですが、世の中にはまだまだ「マッチングアプリは使わない」と言う女...
恋バナ調査隊 2023-09-11 06:00 ラブ
墓場まで持っていく覚悟で…不倫カップル「密会デート」スポット5選
 既婚者の男性の70%、女性の30%が経験済みといわれているのが、不倫。読者の女性の中にも、もしかして不倫をしている方が...
恋バナ調査隊 2023-09-11 06:00 ラブ
妄想は自由です!アプリもいいけど憧れる「ロマンチックな出会い方」6選
 現代の出会いの場といえば、マッチングアプリ。昔はマッチングアプリでの出会いはマイナスのイメージが定着していましたが、今...
恋バナ調査隊 2023-09-10 06:00 ラブ
結婚から介護まで直滑降かも…すごい年上を好きになったら覚悟すべきこと
 自分よりも年上の男性には、包容力や安定感など、なんとも言えない魅力がありますよね。10歳以上、年の離れた男性と結婚する...
別れたら彼女が不憫でしょ? セックスレスと冷めを自覚する30男の葛藤
「冷酷と激情のあいだvol.159〜女性編〜」では、半同棲中の恋人・カズナリさん(31歳・仮名)に対して、夜の生活を「生...
並木まき 2023-09-09 06:00 ラブ
夜のベッドインは「褒美デー」限定! 年下男調教中の34歳女が漏らす不安
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-09-09 06:00 ラブ
タトゥーの入った彼と恋愛、そして結婚…心配する周囲との付き合い方は?
 最近では、ファッションとしてタトゥーを入れる人が増えていますよね。とはいえ、まだまだ日本はタトゥーや刺青に厳しい国とい...
恋バナ調査隊 2023-09-08 06:00 ラブ
現実ってやつは残酷です…久々のデートで“おじさん化”した夫にドン引き!
「この人と一生一緒にいたい!」と思って結婚した夫。しかし、長い年月が経てばそんな夫への想いも見方も変わるもの。今回は、久...
恋バナ調査隊 2023-09-08 06:00 ラブ
年上女性好きは質問3つで見極め!新妻の約4人に1人が姉さん女房の朗報
 アラフォーになってから婚活を始める女性が増えています。そうした女性たちのなかには「どうしても年下の男性がいい」と、譲れ...
内藤みか 2023-09-07 06:00 ラブ
待て待て待て、金銭感覚の壊れ具合もA5級!高い買い物をする夫の対処法
 結婚してから、節約して将来のために貯金をしている人は多いですよね! それなのに、ある日突然、夫が相談もなしに高い買い物...
恋バナ調査隊 2023-09-07 06:00 ラブ
知った気になってない?「ドМな男性」の特徴と付き合い方のお作法
 男性には、女性に対し「守りたい」と思う庇護(ひご)欲が備わっているため、Sっ気のある人が多い傾向にあります。ですが性格...
恋バナ調査隊 2023-09-06 06:00 ラブ
好きな人ができない…でも結婚したい人が取るべきアクション
 学生時代や20代の頃は恋愛に対して前向きになれていたのに、年齢が上がるごとに億劫になってしまう傾向ってありますよね。 ...
若林杏樹 2023-09-06 06:00 ラブ
「つまり」「要するに」でまとめたつもり? “せっかち夫”に対抗する方法
 人によって性格は千差万別。のんびりマイペースな人もいれば、せっかちで1秒も待てない人もいます。  今回は、せっかちす...
恋バナ調査隊 2023-09-06 06:00 ラブ
セルフプレジャーはむなしい行為なの? 固定概念を変える方法を伝授
 SNSでセルフプレジャーについて発信を行っているので、女性からDMをもらう時もあります。  そこで気になったのが...
豆木メイ 2023-09-05 06:00 ラブ