結婚を考えている皆さん、今から新しい人と出会って数年付き合い、それから結婚という道筋を考えると「一体いつになるの?」と、その“無理ゲー感”に軽いめまいを感じること、ありませんか?
そんな中、さまざまな過程をすっ飛ばし、出会って半年以内に結婚や婚約まで行きつくスピード婚は、現代の恋愛市場においては、まさに救世主のような存在。しかしながら、その一方でスピード婚は離婚率が高いというデメリットも。
最近の統計では、スピード婚の場合、3年以上の交際を経て結婚したカップルと比較すると離婚率が39%高く、1~2年交際したカップルと比較しても20%高いという結果が出ているようです。
したがって、スピード婚では離婚に至らないように、相手を曇りなき眼で見定める必要があります。そうは言っても、恋愛とは目が「これでもか!」ってくらい曇りまくるもの。
どんなクズ男やゲス男、チャラ男であっても、恋愛中は“王子様”に見えてしまうこともありますよね。
したがって、スピード婚に対する心構えを持っていないのは、大海原にコンパスを持たずに航海に乗り出すようなものだと思います。
今回はそんなスピード婚のための成功方程式についてご紹介したいと思います。
スピード婚のよくあるパターンは?
まずは、一般的なスピード婚のよくあるパターンについてご紹介します。過去の事例を振り返ってみるのは大切なことですからね。
スピード婚の代表的なパターンには、次の2つがあります
・ 恋愛の勢い型
・条件一致型
前者は、いわゆる「ビビビ」っときてしまって、お互いが夢中になってしまったもの。こうした恋愛は、熱しやすく冷めやすい傾向にあります。結婚前は目につかなかった相手の欠点がわかってしまって一気に気持ちが冷めてしまい、離婚するというのがお決まりのゴールです。
後者の条件一致型は、お見合いなどによくあるタイプ。条件や結婚したい年齢から逆算し、その点の一致で結婚をする感じでしょう。よくあるのは、男性は高収入で親から早く結婚を勧められており、女性はとにかく高収入の男性と30歳までに結婚したい、といったもの。このパターンは、お互い愛情があまりないため、条件の変化や互いの浮気などによって離婚しがちです。
スピード婚で見落としてはいけない5つの鉄則とは?
スピード婚の場合、お互いの一面だけを見て結婚を決めてしまうことが多いため、見落としがちなポイントが多くあります。次の5つのポイントについては、必ず確認するようにしましょう。
1. 三大欲求が合っているか
食欲、性欲、睡眠欲の一致は重要。食の好みや感覚が違うとお互いにストレスが出てきたり、性欲が一致しないと、スキンシップが不足してお互いの気持ちが離れがちに。とはいえ、カラダの相性が逆に良すぎる場合は、ちょっと冷静になってみましょうね。
2. 金銭感覚が合っているか
一緒に生活していく上では、金銭感覚は重要です。お金遣いがすごい荒いとか、逆にケチすぎるとかの場合は最初はよくてもどこかで軋轢がでてくるでしょう。
3. 他者に対する振る舞い方は?
スピード婚だと、お互いだけを見ていることが多いため、友人関係や他人とのかかわり方を見落としがち。例えば、店員さんやタクシーの運転手などに横柄は態度をとる方は、いつかは自分に対してもそういう態度をとる可能性がありますので要注意です。
4. 子供はいつまでに欲しいか?
女性にとって出産の時期は悩ましい問題。仕事を頑張りたい方にとっては、出産は仕事が落ち着いていないとなかなかできないですし、年齢的にあまり待てない方にとっては遅くなると高齢出産のリスクが。
5. 家族との関係は?
結婚するとお互いの家族付き合いも出てきます。家族とあまりべったりした関係でない場合はそれほど問題にはならないですが、「家族が大事」という考え方だと、相手の両親や親族とも会う機会が増えるでしょう。そうした際に、家族との相性が重要になってきます。
究極のスピード婚の成功方程式とは?
このように、スピード婚にあたっては上記のようなポイントをできるだけ効率的に確認していく必要があります。そのためには相手と自分との関係について、高速でPDCA(PlanーDoーCheckーAction)を回してみるといいのですが、具体的にどうすればいいか、マル秘ノウハウをお伝えしましょう。
日常生活編
まずは一番重要な日常生活。人生のほとんどは日常であり、実は最も重要なんです。そんな日常生活での違和感をなくすため、短期間のお付き合いでも相手をよく見ることができるようにすべきです。
推奨したいのが「日常の中で問題になりそうなシチュエーションをあえて作ってみる」こと。
例えば、電気をつけっぱなしにする、服を脱ぎっぱなしにする、トイレを流さないでおく……など、互いにストレスが生じそうな状況の中で、相手がどうふるまうかを観察してみましょう。
そして、それをネタにお互いに話すきっかけを作るのがベストです。ただし、あまりにも相手を試そうとしている感が出てしまうと相手も不快に思ってしまいますので、やるときには「ユーモア」を持ってやりましょう。
相手が何も言ってこない場合は「私、もしかしたらトイレ流し忘れてなかった?」と、自己申告してみるとよいでしょう。
こうして話すきっかけを作ることで、いろいろなことを話し合いやすくなるのです。
トラブル編
人生は日常生活だけではありません。時に大きなトラブルや苦労に直面する時期もあります。こうした時にどれだけサバイバル能力があり、頼りになるのか、というのも重要なポイントですよね? そして、苦難の中だからこそ、人間の本質的な部分が見えてきます。
しかし、短い期間ではそうした部分を見定めることはなかなかできないものです。そこで活用できるのが、脱出ゲームなどの頭脳系ゲームや怖いお化け屋敷など。どれだけ頼りがいがあるかを見てみるのもよいでしょう。
できるだけ非日常感のあるシチュエーションが、短期間で相手を知るためには最適です。富士山登山やキャンプなどもおススメです。
まとめ
スピード結婚はメリットもデメリットもあり、なかなか悩ましいもの。この記事を参考に、短期間でいろいろと相手のことを知っていきましょう。
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