1:外堀を埋められて……
「今、思えば全部元嫁が仕組んだ話だなって思います。最初は、カラダの関係をもって3ヶ月ほどしたときに、元嫁がうちに転がり込んできて、そこから事実上の同棲がスタート。その後、同棲してちょうど1年経ったころに『両親が、同棲なんて破廉恥なことしてないで入籍しなさいって怒っている』と元嫁に詰められ、結婚しました。
でも実際に会ってみると、あちらのご両親は『まさかうちの娘が結婚できるなんて……』って感じで、同棲に怒っているような雰囲気は皆無。そのときに『あれ?』とは感じたのですが、つまるところ、元嫁が結婚したい一心で、長期計画の末にハメられたっぽいです」(40歳男性/IT)
同棲まで持ち込めれば、あとはいかようにもなると考えたのでしょうか。既成事実があると、鬼嫁との結婚から逃れられなくなるパターンもあるようです。
2:年齢的な理由で……
「4歳年上の鬼嫁と離婚しましたが、結婚するときも、かなりあっちのペースに巻き込まれた形でしたね。4歳年上だったので、“出産リミット”を出してきて『だから早く責任をとれ』と言われ、しぶしぶ結婚に応じました。実際に結婚してみたら『子供なんていらない』と夜の営みも一方的に拒絶され、後から思えば、単なる口実だったっぽいです。誰でもいいからとにかく結婚したかったんだろうなって思うような元妻だったので、俺の若さゆえに騙された気分です」(35歳男性/飲食)
女性の婚活では、出産リミットが頭をよぎるのも確か。しかし、それを口に出す女性のすべてが子供を望んでいるわけでもないようです。これは、男性は騙されても無理はないのかも……。
3:式場を勝手に予約され……
「今振り返れば、ありえないって思うけど、当時は、元嫁はそこまでして俺と結婚したいのかーなんてアホなこと思ってました。最強の鬼嫁だった元妻と結婚したのは、元妻が勝手に式場を予約してきたからです。ある日、なんの前触れもないままに『あ、5ヶ月後の●月△日に、式場予約したよ!』って言われて、そのまま結婚する流れになったんです。ちなみに、予約していた式場は僕の地元にある神社で、元妻は実際に式場を見ることなく予約をしてました。
僕の地元で、っていうあたりに本気度を感じましたし『それなら親御さんに説明しやすいでしょ?』って言われて、そこからは言われるがままに結婚準備を進めたんですが、振り返れば、ただハメられただけですよね(苦笑)。強引なことをする性格は変わらないようで、結婚生活中も、なんでも自分の思ったように勝手に決める女で本当に疲れました」(41歳男性/マスコミ)
式場は、プロポーズ後にふたりで決めるカップルも多いなか、彼氏の地元で勝手に予約とは、かなりの強引さ。しかしここまでされると、なんとなく流れに乗ってしまう男性もいるのでしょう。
鬼嫁と結婚するハメに陥ってしまった男性たちには、やっぱりそれなりに特異な経緯が存在するようです。鬼嫁は、結婚前から鬼嫁になる資質が見え隠れしているものなのでしょう。
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