バカにしてる、よね? 部下になめられる理由と上司が改めたい悪癖3つ

コクハク編集部
更新日:2023-12-22 06:00
投稿日:2023-12-22 06:00
 キャリアアップはうれしいけれど、部下ができると「なんだかなめられている気がする…上司としての威厳がないのかな?」と新しい悩みが生まれます。
 実は部下になめられる人には共通の特徴があるのだとか。対処法をチェックして部下になめられない、頼れる上司を目指しましょう!

部下になめられる人の特徴3選

怒っても響いていないかも(写真:iStock)
怒っても響いていないかも (写真:iStock)

 部下になめられる人には、いくつか共通点があります。ここで紹介する3つがもし全部当てはまっているなら、部下になめられている可能性がだいぶ高いかも!

1. 気が弱すぎる

平謝りする姿に部下はがっかりしてるかも(写真:iStock)
平謝りする姿に部下はがっかりしてるかも (写真:iStock)

 気が弱すぎる人は、部下からなめられてしまう典型的なタイプです。

 上層部からの無理な注文や取引先からのいちゃもんに近いクレームなど、ビジネスに理不尽なトラブルはつきもの。

 そんな場面で正当な主張もせずにただただ平謝りしている上司の姿を見ると、部下は「この人は意見を貫けないんだな」「何かあったときも守ってくれず、上に謝るだけだろう」と上司を信頼できなくなり、むしろ下に見るように。

2. 決断力がない

丸投げかーい!(写真:iStock)
丸投げかーい! (写真:iStock)

 決断力がない上司も、部下からバカにされやすいです。

 たとえば、部下の間で意見が割れて仕事が進まない、方針を決めないと次のステップに進めないなどの場面では、上司が責任を持って決断を下さなくてはいけません。

 それなのに上司が決断せずに「判断は君たちに任せるよ〜」と自主性を重んじているかのようなトンチンカンなコメントをすると、部下は「責任持って指示を出してくれ」とうんざりしてしまうのです。

 部下を信頼して仕事を任せることも大切ですが、ときにはビシッと指示を出せないと部下からなめられてしまいます。

3. マネジメントができない

仕事に集中できない…(写真:iStock)
仕事に集中できない… (写真:iStock)

 上司の1番の仕事は、部下をマネジメントすること。

「そんなの当然のことでしょ」と思うかもしれませんが、マネジメントしている気になっていて実はできていない課長や部長はよくいます。

 先述したように部下に大事な決断を丸投げしたり、毎日「元気〜?」と話しかけて雑談したりすることがマネジメントではありません。

 部下が上司に求めているマネジメントは、現場の仕事に集中できる状態に整えてもらうこと。

 部下がやる気を持って仕事をできるような評価制度を整えたり、仕事を進めやすいように他部署にかけあったり、いわゆる「裏方役」を務めることを求められています。

 上司の権限を振りかざして雑務や環境を整える仕事を部下に任せきりにしていると、部下は「自分の仕事の集中したいのに、上司のマネジメント力がないせいで自分にしわ寄せが来ている」と不満がたまり、上司をなめるようになってしまうというワケです。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


シンママのお泊り出張事情 子どもの世話どうする問題に5つの選択肢
 夫がおらず、一人で働きながら子育てをするシンママ。でも、職種によっては、お泊まり出張が入ることもあります。そんな時、世...
初の顔出し告白!1日最高40万円稼ぐ 格闘技好きギャラ飲み女子の私生活
 経営者や著名人、人気のインフルエンサーも利用する「ギャラ飲み」なるサービスって知っていますか? 東京都内のみならず、全...
カメラマンの執念の1枚! 完璧な見返りポーズの“たまたま”
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
上州の春、いいね。
 青空に染まり流れる利根川。  彼方には赤城山を望む。  まだまだ冷たい上州の春の空気の中、走る自転車はとて...
大谷翔平選手の出身地「姉体(あねたい)」の由来は?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
ほっこり癒し漫画/第69回「ブンブンブン イェ キバタン」
【連載第69回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場! 「しっぽ...
ハンカチ貸しただけで?いちいち細かいお礼LINEが面倒くさい
 誰かにお礼をされて嫌な気持ちになる人は、あまりいないですよね。  でも、お礼を大切にする人の中には、些細なことで...
既婚の女友達「37のおばさん」マウント&失礼の破壊力…少し気遣って。
 天然で言っているのか、それとも意味を持たせて言っているのか分からない“失礼なLINE”が送られてきた経験はありませんか...
うるさーい! 兄弟喧嘩にキレる前にママにできる対処法3つ
 子育て中に親を悩ませるのが「兄弟喧嘩」です。仲良い時があると思ったら、数分後には取っ組み合いの喧嘩をしている…。ただで...
同棲する男の熱愛報道 週刊誌へのタレ込みを画策する裏切られたワタシ
 34歳の真弓は若手映画監督のマサキ(34)と交際している派遣社員。交際は10年以上、マサキとの結婚を夢見ている真弓だが...
玄関に女性ものの靴…交際12年、男に尽くし続けた34歳派遣社員の悲劇
 34歳の真弓は若手映画監督のマサキ(34)と交際している派遣社員。交際は10年以上、マサキとの結婚を夢見ている真弓だが...
有名人と同棲する“一般女性”の打算。彼を支える健気なワタシの結婚は?
 久我真弓はひとりベッドに潜り、寝室で恋人を待っていた。  空気も冷たい午前0時。惰性で続けていたスマホゲームのレ...
地味に増加中?メンズカット女子に見る、トレンドなき時代のファッション
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(63)。多忙な現役時代を経て、56歳...
あなただけじゃない!40代女性フルタイム会社員がきつい訳&対処法3つ
 40代女性は、仕事や家事、育児など人生でとても忙しい時期を迎えていると言えます。また、家や車の購入など、大きな出費も多...
「みんな好き」と言っていた子が突然「順位」を付け始めた
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
まるで産毛みたい!ほわほわなプリティ“たまたま”が愛おしい
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...