友人関係も一瞬で壊れる 女同士の熾烈マウンティングLINE3選

ミクニシオリ フリーライター
更新日:2019-07-13 06:00
投稿日:2019-07-13 06:00
 女同士の争いというのは、時として男性同士のそれよりも恐ろしいものです。取っ組み合いのケンカにはならない代わりに、態度や言葉での熾烈な戦争が行われ、それが日常の中に組み込まれています。
 日ごろからいがみ合っている相手に限らず、時として友人の間でも起こり得ます。その最たる例が、同性のマウンティングです。ここ数年はSNSの普及もあり、マウンティング戦争も熾烈化しています。今回は「仲のいい友達もこじれたマウンティング」戦争の体験談をお送りします。

常に忙しいアピールする友達のリスケ地獄にブチ切れ

「気分屋な友人AはSNSを始めてから、忙しくさまざまなところに顔を出しているアピールをするようになりました。仕事も忙しい、接待も忙しい、そんな風に言うようになってから遊びの約束のリスケ(リスケジュール)が増えました。しかし、リスケの連絡も当日急なことが多く、その上、最近は"急にイケメンとの合コンが入っちゃって…"とまで言うようになり……。

 イケメンとの合コンのために、先約の自分との予定をリスケするという友人に、先日とうとうブチ切れ。マウンティングなんだか知らないけど、さすがにイケメンとの合コンより後回しにされるのは普通に腹が立つ」(27歳・看護師)

 インスタのストーリー機能などでイケイケアピールをする人はけっこうたくさんいますが、そのイケイケのために友人を犠牲にするような子にムカついたという話です。

 アピールするのは勝手ですが、自分のキラキラアピールに他人を巻き込まないようにしましょう。

ちょっと聞いただけじゃん! すぐ「ググれ」という友人

「大学時代に仲の良かった友人Bは、WEB系の会社に新卒入社してから、少し気難しく合理的な話し方をするようになりました。そんな友人に最近カチンときてしまったのは、ひさびさの遊びの約束を立てている時のこと。映画を観に行くことになり、“〇〇駅って映画館あったっけ~?”と何気なく送ったLINEに対する友人からの返事は、“いやググってよww”でした。

 たしかにそうかも知れませんが、あえて言ってきたことに少しムッとしました。その後約束の当日も、“映画館どっちだっけ~”という何気ない一言に“いや知らんから調べてww”と言われ、前回の件もあったので頭に来てしまいました。そんなにリテラシーが高いなら、お前が調べて共有してほしい」(23歳・金融)

 確かにどうせどちらかが調べることにはなるのですが、なんでも「ググれ」と言われていると、なんだかバカにされているような気持ちになってきます。

 ネットリテラシーはあるに越したことはありませんが、くだらない日常会話でもリテラシーを試すような発言は相手のカンに触るかも。

水商売の友人の「有名人と飲んだ」アピール

「最近、OLから水商売へ転身した友人C。仕事に引け目を感じているのか、いつも“いや~ガールズバーも悪くないわ!”と、言ってくるのが気になっていました。

 最近はそれに加えて有名人が飲みに来たアピールが強くなり、わざわざLINEで“ね~昨日店に芸人の〇〇来てさ、超いい人だった! タダで〇〇と飲めるとかガールズバー普通にすごいww”などという謎の報告が来るようになり、ちょっとアピールがウザすぎてLINEを返す気になれません……」(26歳・事務)

 夜遊びする子やメディア系の職業に多い、「有名人とたくさん会えるんだよね」アピール。これは本人にそんなつもりはなくても、周りから見ると“有名人の株に乗っかって自分の株も上げようとしている”ようにしか見えません。他人の栄光に乗っかるような発言は反感を買いやすいことを覚えておいた方が良さそう。

何気ないマウンティングが周りの心を傷つけている?

 友人同士でのマウンティングは、言っている本人にはあまり自覚がないことも多いのかもしれません。本人の中ではちょっと誰かに褒めてほしい、認めてほしいだけだったりするのです。

 広い心を持てる時は、甘んじて褒めてあげるのもいいかもしれません。逆に自分が相手にやってしまっている時もあるかもしれないということを忘れずに、同性のマウンティングと上手に付き合っていきましょう。

ミクニシオリ
記事一覧
フリーライター
フリーランスの取材ライター・コラムニスト。ファッション誌や週刊誌、WEBSITEメディアなどで幅広く活動。女性向けのインタビュー取材や、等身大なコラム執筆を積極的に行う。いくつになってもキュンとしたい、恋愛ドラマと恋バナ大好き人間。
XInstagram

ライフスタイル 新着一覧


連れて帰りたい! 人懐っこすぎる“たまたま”の激レアショット
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
茜色に心和むひと時、だからこの時間が好きなんだ
 忙しない街にも訪れる特別な時間。  足早に歩く人々は顔を上げ、しばし空を仰ぎ見てから、また現実へと戻っていく。 ...
女+家=嫁…「嫁ぐ」と「結婚」の違いはある?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
ほっこり癒し漫画/第68回「コウメばあちゃんはどこ?」
【連載第68回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場! 「しっぽ...
貸したお金を催促するのにこんな手が…! モヤモヤを解消するLINE3選
 人にお金を貸した後、なかなか返してくれなかったら、とても嫌な気持ちになりますよね。  とはいえ、お金の話は、言い...
電マの営業からラブホの清掃員へ…羞恥心とも戦うストリッパーが思うこと
『電マの営業・新井です!』(略して「電マの新井」)という新作が大変好評だ。  書店員にとっての新作といえば「新しく...
口喧嘩で負けたくない! 勝ちたい時に使えるマル秘戦術3選
 みなさんは誰かと口論になった時、どんな戦法で勝ちにいきますか?  方法は十人十色ですが、今回は代表的な勝ちパターン...
凍り付いた湖の夜が更けて
 もしも突然、この瞬間に、氷が解けたらどうなるんだろう。  そう思いながら、凍て付いた湖の上に立つ自分が結構好き。...
「レンジでゆたぽん」人気じわり..足を温めると眠りやすい!
「レンジでゆたぽん」を知ったのは、年末年始に長野県の義実家に行った時。寒がりな私を気遣って、義母が用意してくれたのです。...
青空にオレンジボディが映え“たまたま”の見返りメンチにキュン
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
私って性格悪い? 自分のダークサイドを自覚した4つの瞬間
 誰の心にだって、優しい部分と優しくない部分が存在するもの。そうわかっていても、自分の心のダークサイドを自覚すると「もし...
卒入学、彼岸、送別会【花屋が教える】予算内で理想の花束を贈る7カ条
「斑目さん、今年こそは頑張って期限内にお願いしますよ!」  お正月がなんとなく終わったばかり、なんて思っていたら、我が...
「とにかく盛り上がるやつ頼むよ」ってさぁ 先輩の無茶ぶりLINEがすぎる
 お笑い芸人の松本人志とその後輩芸人たちによるアテンド飲み会が話題になっていますね。  ニュースの真偽はともかく、...
2024-02-21 06:00 ライフスタイル
仕事のサボりがバレた瞬間4選 リモートワークは意外と見られている!
 近年では、リモートワークやフレックスタイムなどの制度が導入されて、数年前よりも働きやすくなりました。  一方で、自由...
真似から始まったファッションも、いつか体に馴染むもの
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
年の差婚の弊害?夫の“昭和の価値観”を持つ息子の将来が不安すぎる件
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方などをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。  私の夫は10...