愛用する化粧水が“改悪”の悲劇!敏感肌の30女が頼った「2つのブランド」

コクハク編集部
更新日:2023-12-14 06:00
投稿日:2023-12-14 06:00
 敏感肌ですぐに赤くほてってしまうタイプのため、鎮静効果のある化粧水を長年愛用してきました…が、それがリニューアルされて私の肌に合わなくなってしまったのです!

お気に入りの化粧水がなくなった!

 幼い頃から乾燥肌で顔がほてりやすいのが悩みでした。冬には寒い外から暖房の効いた部屋の中に入ると、ほっぺが真っ赤になってしまうタイプ。

 花粉症持ちではないんですが、春になると肌が不安定になり、自宅のケアではどうにもならず皮膚科で弱めのステロイド軟膏を処方してもらったこともあります。

 あるとき、その後愛用することになる化粧水と出会ってからは肌が落ち着いて、これをずっと使い続けていくんだと思っていましたが、リニューアルしてしまったんです。敏感肌向けラインの全商品が! 私の肌にとっては“改悪”のリニューアル…。

 クリームや美容液などいろいろ使った中でも、一番気に入っていたのが化粧水。それがお風呂上りに顔につけると肌がピリピリとしみるようになってしまいました。

 時間を置いて何度か試しても、やっぱりピリピリ…。残念ですが、このまま使い続けるわけにもいかず、ほかの化粧水を探すことにしました。

何を買えばいいのか分からない…

 ただワタクシ、20歳から16年間ほどずっと同じ化粧水を使い続けてきたもので、ほかに何を買えばいいか全く分からなかったんです。

 とりあえず、もともと使っていたものが180mlで3000円弱だったので、できればそのくらいの価格を希望。あと、前の物は決まったお店でしか購入できず、なくなった際にとても面倒だったので、今度はドラッグストアなどで簡単に買えるものがいい。

 これらの条件をもとに、会社の近くの大きめのドラッグストアで探してみたところ、敏感肌に良さそうな商品を2つ見つけました。実際に使ってみて良い感じだったので紹介します。

アベンヌウォーター

 化粧水が肌にしみる状態ですぐに新しいアイテムを使うことに抵抗があったため、もともとは新しい化粧水が見つかるまでの“つなぎ”として買いました。

 南フランスにあるアベンヌ村の源泉からボトリングした「温泉水」で生後1カ月の赤ちゃんからから使えるので、さすがにトラブルは起きないだろうと踏みました。

 これ自体に保湿効果があるわけではありませんが、ほどよいバランスのミネラルを含んでいるそうで、顔にシューっとスプレーした後は、ほてりが落ち着いて、肌のキメが整う気がしています。

 スキンケア前の「プレ化粧水」としてもお勧めされていました。私の場合はさらにクールダウンしたいので、顔全体をたっぷり濡らした後、うちわであおいで冷ましています(笑)。

 どこのドラッグストアにも置いているので買いやすいのもいい。私が買ったところでは一番大きな300gが税込み2500円弱で、さらに携帯サイズ(50g)もついてきました。

ラロッシュポゼ「トレリアン 薬用モイスチャーローション」

 こちらもフランスのメーカーです。最近だと日焼け止め効果のある化粧下地の「トーンアップUV」とかが人気ですよね。

 ラロッシュポゼも敏感肌向けのアイテムが充実しています。私も色がつかないタイプの日焼け止めと角質ケア美容液などを使っています。

 このローションは日本人向けに開発されたアイテムで、敏感肌でも「ゆらぎにくい透明感肌」を目指した低刺激な設計だそう。

 そういえば、イギリス人の友達が「ヨーロッパ人は化粧水を使わない」と言っていました。私は毎日のケアに化粧水が欠かせない! と信じているんですが、国や気候によっても違うようです。

 話は逸れましたが、この化粧水。200mlで4840円(税込)と今まで使っていた化粧水よりお高いので少し躊躇しましたが、「肌に合えばいいな」と祈りながら購入。

 しばらくは、アベンヌ→クリームだったところを、アベンヌ→ローション→クリームにしてみました。

 アベンヌだけでスキンケアを済ませたときよりも、肌が内側からしっとりする印象。心配していた刺激もありませんでした。

 正直、肌を冷やす鎮静効果はあまり感じませんでしたが(もともと商品説明にも書かれていません)、保湿が十分にされたからか、気にしていた肌の赤みもだんだんと気にならなくなってきました。

愛用品があるのはいいけどアプデも必要

 大学生の頃から同じ美容院へ通いボロボロの廃版グレゴリーを愛用するなど、どうもハタチくらいから好みがアップデートされていないのですが、改めて「今どき事情」を知っておく必要を感じた出来事でした。

 ファッション小物ならメルカリでも探せますが、化粧品やコスメはそうはいかないですし、きっと私が知らない間に成分や機能などいろいろ新しくなっているんだと思います。

「アベンヌ」や「ラロッシュポゼ」もずっと日本で買えるとは限らないので、今後もアンテナは張っておきたいところです。

(編集M)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


美容ケアに近道はなし! キレイのために毎日やること“基本のキ”6選
 今回は美容ケアで毎日欠かさずやるべきことを、スキンケアと生活習慣に分けて紹介します。最近は美容ケアもたくさんの種類があ...
便秘下痢便秘下痢…つらループ!おなかの弱い“ご自愛”ケア【専門家監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
国産プチプラコスメで完成!今っぽ「韓国風メイク」の化け方
 近年韓国ブームもあって、10代20代の若者を中心に韓国メイクが流行しています。有名どころでは「オルチャンメイク」や、韓...
今夏は「うっかり日焼け」がないように…“ベスト肌”への戻し方4STEP
 女性にとって、紫外線は美しさや若さの最大の敵ですよね。ですが、毎日日焼け止めを塗っているつもりでも、ついうっかり日焼け...
爪の形コンプレックスに朗報です 自分で矯正できる美爪4STEP
 お手入れの行き届いた綺麗な爪って、憧れますよね! でも、人によっては自分の「爪の形」にコンプレックスを感じている人も…...
泣いた翌日の目の腫れがヤバ まぶたパンパンを解消する方法
 大人になったって、泣きたい日はあるもの。恋人と喧嘩したり、何かを失ったり、つらい時には思う存分泣いて自分を癒す時間も大...
老眼鏡応用できる!40代女性「老けて見えないメガネ選び」5つの極意
 40代に入ってくると老眼がはじまり、老眼鏡が手放せなくなる人が増えます。中には、メガネをかけた自分の姿に「老けた……!...
おならが超クサイ…ニオイの改善策と専門医“お墨付き”の漢方薬3つ
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
楽天売れ筋1位のナイトブラで“美胸”になれるか?【10日間着用ルポ】
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
インナーケアってなに? カラダの内側から美しくなる方法5つ
 誰だって、若々しい肌を保ちたいもの。そのためには外側からのケアだけではなく、インナーケアが欠かせません。あなたはインナ...
ほうれい線はコンシーラーの入れ方次第! あるあるNG&若見えテク3選
 お肌のくすみやたるみ、しわ、シミ、ほうれい線は、コンシーラーを使って悩みをうまくカバーしたいのに、なかなかうまくいかな...
40代は迷わずやっとこ!今から始める「顔の角質ケア」で目指せ透明肌♡
「40代になってから、肌がくすんで透明感がなくなった気がする」と感じている女性は多いのでは? その原因は、肌に古い角質が...
万年腰痛、諦めるな!苦痛から解き放たれるセルフケア3選【専門家監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
汗かく入浴剤3選 体を芯から温めてカラダもココロもスッキリ
 バスタイムは、日々の疲れを癒す大切な時間です。入浴剤を使えば香りによって、よりリラックスした入浴ができます。  そし...
鏡よ鏡、40代の「パール&ラメ」メイクで“痛い女回避”のコツを教えて
 40代を超えると、だんだんと顔のハリや華やかさ、瑞々しさがなくなってきますよね。でも、安易にラメやパールで輝きを取り入...
元アムラーは眉毛に注意!「老け見えメイク」で+10歳に見えるキケン
 しみや毛穴、くまなど、年を重ねると隠したい部分が多くなり、とにかくアラをカバーすることを意識してメイクをするようになり...