女性の恋愛依存は危険! 依存を抜け出すための2つの方法とは

東城ゆず ライター・エディター
更新日:2019-07-29 06:00
投稿日:2019-07-29 06:00
 近頃の恋愛ソングを聴いてると、筆者はとても不安になります。「どうして私の気持ちをわかってくれないの?」と嘆く歌詞が多く、その男性もまるでダメ男な場合が多いです。
 浮気男にDV男……はたから見れば、どう見ても幸せな未来がないのに、彼女たちが男性に尽くしてしまう理由は謎が多いもの。なぜ彼女たちは“危ない恋”と知っていながら、恋愛にのめり込んでしまうのでしょうか。そのワケは“自分の中にある”ことに、筆者は早く気づいて欲しいと思います。

あなたも恋愛依存? 恋愛依存者にありがちなチェックリスト

 恋愛依存を治すためには、まずは自分が恋愛依存であることを自覚しないことには、進展がありません。そこで、恋愛依存者あるあるをまとめましたので、ご紹介しましょう。

別れた時のことが心配でたまらない

 恋愛依存の女性は、常に彼と別れた後のことを心配しています。彼がいなくなった自分の人生に価値を見出せないからです。どう過ごしていいのか、どのように今後の人生を歩めばいいのかを悩んでしまいがちです。そのため、彼との恋愛関係が自分にとってよくない、ということを自覚していながら、別れを切り出せないことも。

 つまり、自分の人生の意義は彼の中に存在していると思っているのです。そのため、彼に過剰な干渉をしてしまいます。別れた後のことが心配でたまらないので、彼からも「重い女」と思われてしまうのです。

彼からの連絡がないと不安になる

 恋愛依存の女性は、常に彼氏から連絡がないと不安になります。彼そのものに信用がなく、その信用がない理由は、彼の浮気や暴力だったりします。そんな最低な男だったとしても、彼女からすると彼にすがるしかない事情が存在していることも。

 まず代表的な例は、経済的な事情や女性の人間関係です。このような女性は、彼に依存しているケースが多く、それ以外の人との関係が希薄な場合が多いのです。こうした事情から、彼から連絡がないと孤独になってしまったようで、いてもたってもいられない状況になってしまうのです。

 経済状況が思わしくない場合も、好きという感情より生活を守るために彼のことを取り留めようと必死なこともあります。

彼に常に合わせる生活をしている

 恋愛依存な女性は、常に彼に合わせる生活をしています。たとえ友人から誘いが入っていたとしても、彼の仕事を理由にキャンセルすることも。また、自分の好みを否定されたら、すぐにやめてしまうなど、彼の意見を過度に尊重する兆候があります。
 
 女友達と話している時も「彼がね」と彼の話が中心になりがち。彼ではなく、自分がどうしたいのかということを認識できていない女性は、少なからず恋愛依存に近いものがあるでしょう。

恋愛依存になった時に抜け出すための方法2つ

 恋愛依存の女性は、その感情の起伏に自分でもついていけないことが多くあります。その結果、自分も「楽になりたい」と思っていることが多いのです。恋愛依存になった時に、抜け出すための方法を、ご紹介しましょう。

彼と自分は似て非なるもの

 女友達同士の場合、どんなに長い年月を経て深い仲になっても、依存状態になることは少ないはずです。やはり恋愛依存を語る上で、彼が異性だからという前提は切っても切り離せません。男女二人がペアになると、どうしても“自分たちは一つのもの”と誤認しがちです。

 しかし、紛れもなく自分と彼は別の人格という認識を持つことが大事になります。恋愛依存の女性の多くは、彼の言ったことを全てとみなしがち。自分の意思表示や自己決定する力が、特に弱い兆候があります。

 彼の言ったことが全てではない。自分はどう思ったのかという意見や考えを持つ時間を大切にしましょう。彼から連絡が来なくても「私は、何も悪いことをしていない。なのに、怒られる意味がわからない」という自信を持つことが恋愛依存を抜け出すキッカケになるでしょう。なんでも言いなりになるのではなく、時に彼に反発することを意識してみて。

彼より大切にすべき“自分”

 恋愛依存の女性を見ていると、「よくこんなひどい仕打ちを受けているのに、一緒にいれるなぁ」と筆者はよく感じます。彼は大事な存在なのでしょうが、その彼に自分を蝕まれ傷つけられるようでは、健康的な考え方とされないでしょう。

 彼より大切にすべきなのは、紛れもなく自分です。健康で自立した自分を保てられるからこそ、本当の意味で他者を愛することができるのです。彼より大切にすべきものは、女性という弱い立場の“自分”です。

恋愛を楽しむのはいいけれど恋愛依存はタブー

 恋愛依存になってしまうと、女性はもともと人のお世話をするのが得意な面がありますから、何かと男性に振り回されることになります。

 筆者の友人には「こんなに彼が好きだから、私はどうなってもいい」といった女性がいます。しかしその顔は常に不安げで、彼の行動一つで自分の感情が左右されてしまうなど、とても健康的には思えません。そんな彼女も、多くのことを悩み過ちに気づいたのでしょう。今では、別の男性と健全なお付き合いをしています。嫌なことは意見し、喧嘩を物ともしない毅然とした立ち振る舞いは、かつての彼女と全く別人です。

 恋愛依存は女性の人生を狂わせます。自分を客観視した時、早めに違和感に気づけるかどうかが大事なターニングポイントになりますよ。「彼との距離感を適正に保つ」自分のコントロール力をしっかりと養うこと。これも“大人の女性の嗜み”といえるでしょう。

東城ゆず
記事一覧
ライター・エディター
1994年生まれ。11歳の頃からブログを運営。ライターやエディターとして、女性誌メディアや地元新聞のコラム枠まで幅広く活躍中。恋愛やママ友問題、介護士であった経験からリアルな介護問題まで幅広い知見がある。年子兄弟を連れ離婚の経験があり、現在は再婚に至る。

関連キーワード

ラブ 新着一覧


「欲まみれの世界は無理」失敗実業家の男が家庭を持つより死守したいもの
「冷酷と激情のあいだvol.163〜女性編〜」では、一目惚れから交際に発展した恋人・マサユキさん(38歳・仮名)が、事業...
並木まき 2023-10-07 06:00 ラブ
資産家息子の彼氏が“ほぼプー”に転落…別れを決断できない40女の葛藤
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-10-07 06:00 ラブ
「ラブホのライター、不信感しかない」夫が信じられない妻とその処方箋
 一番身近な異性であり家族である夫を信じられなくなったら、あなたは平気でいられるでしょうか?  今回は、世の妻たちが夫...
2023-10-07 06:00 ラブ
彼氏の“裏垢”を見つけた!痕跡を残す&ツメ甘なのが男性ってものです…
 彼氏のSNSアカウントって、フォローしていますか? 全部フォロー済み、何もかも共有してる♡ と思っているあなた、彼女が...
恋バナ調査隊 2023-10-06 06:00 ラブ
性欲か真実の愛か「男娼映画」3選! 秋の夜長にときめいてみない?
 娼婦が出てくる映画は、実は結構あります。映画「プリティ・ウーマン」(1990年公開)でジュリア・ロバーツが演じたヒロイ...
内藤みか 2023-10-05 06:00 ラブ
ピーッ即ブロ案件!おいなりさん2個に戦慄、下ネタを投下するヤロウども
 下ネタが平気な女性であっても「それはないわ」と引いてしまうワードや内容があるはず。「そんなこという人だったの?」と、相...
恋バナ調査隊 2023-10-05 06:00 ラブ
「頭悪いの!?」と発狂するの待った! 夫の言動を平和的に改善する方法
 結婚すると、女性は家事に仕事に子育てに大忙しですよね。パートナーである夫が家族としてしっかり支えてくれればいいものの、...
恋バナ調査隊 2023-10-05 06:00 ラブ
貴女に足りない“おフェロ”は?オスを引き寄せるフェロモンジャッジに挑戦
 素敵な女性はいい香りがする――。  そう感じるのは、肌から放たれるフェロモンの効果。フェロモンが高まると色気だけ...
太田奈月 2023-10-04 06:00 ラブ
彼氏の年収、やっぱり聞きたい! 稼ぎが予測できる3つの会話テク
 付き合っている彼氏の年収を知っていますか? 正直、「年収はいくらなの?」とは聞きにくいですよね……。  とはいえ、結...
恋バナ調査隊 2023-10-04 06:00 ラブ
“離婚したくなる時”3選 芸能人の離婚報道で考える自分の将来
 先日、タレントのMEGUMIさんとDragon Ashのボーカル・降谷建志さんの離婚報道がありました。  MEG...
豆木メイ 2023-10-03 06:00 ラブ
髪はどこ置いてきた!好きだった人との再会には笑いあり涙ありのドラマが
 昔好きだった人に会いたいと思っている人もいるでしょう。でも、あなたが思い出す彼の姿と今の彼の姿はかけ離れているかもしれ...
恋バナ調査隊 2023-10-03 06:00 ラブ
社内恋愛カップルは結婚後どうなる? 夫婦仲は深まるのか、悪化するのか
 同じ職場の人と隠れて社内恋愛をすると、毎日スリルがあってドキドキしますよね。気持ちが高ぶる分、そのままゴールインするカ...
恋バナ調査隊 2023-10-03 06:00 ラブ
今の日本は独身が増えすぎている? 一生ひとり身のメリットとデメリット
 日本では、独身のまま結婚をしない人が増えていますよね。本人が望んで独身でいる場合や、結婚したくてもできない場合など理由...
恋バナ調査隊 2023-10-02 06:00 ラブ
夫の神対応に涙…更年期こそお互いの理解と歩み寄りが必須
 40代から50代になると現れる更年期障害。症状の強さや時期は人によって差がありますが、中には日常生活に支障をきたすほど...
恋バナ調査隊 2023-10-01 06:00 ラブ
恋人の“避妊しないで”に演技で応じる男 好きだけれど結婚はしたくない訳
「冷酷と激情のあいだvol.162〜女性編〜」では、3年間にわたって交際している恋人・リョウタさん(36歳・仮名)にプロ...
並木まき 2023-09-30 06:00 ラブ
結婚は躊躇し、避妊具ナシには応じてくれる彼…37歳女が目論む受胎計画
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-09-30 06:00 ラブ