悲劇はここから…夫のマザコンが発覚した摩訶不思議な瞬間

並木まき ライター・エディター
更新日:2019-07-13 06:00
投稿日:2019-07-13 06:00
「私が結婚した男は、マザコンじゃないはず」と思っていても、入籍後に、まさかのマザコンが発覚するパターンもあるようです。
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな悲劇的な瞬間を3選ご紹介します。

1:親とケンカしたからハネムーン中止…

「ひと回り年上の元夫は、50台目前で初婚だったのですが、なんとまさかのマザコンでした。

 交際中にも結婚式までもわからなかったのですが、披露宴を終えてから、披露宴でのダンドリについて、姑から元夫が叱られてしまったようです。

 その2日後からハネムーンに行く予定だったのですが、姑から怒られた元夫は、すっかり意気消沈。
『オフクロとこんな状況なのに、旅行なんて行っても楽しめない……』と、勝手にハネムーンをキャンセルされました。

 これ以降、マザコン事件はたびたびあり、結局は離婚。悲劇の始まりでしたね」(42歳女性/コンサルタント)

  ◇  ◇  ◇

 姑から怒られただけで旅行も楽しめないとなると、筋金入りのマザコン。誰のための結婚だったのか……と言いたくなりますよね。

2:メシマズ扱いする姑に無条件に同調

「元夫は、私の前では手料理を『うまい』と言いつつ食べていたくせに、姑が遊びに来て私の料理に文句を言うと、無条件に同調。

 口が悪く意地悪な姑が『あなた、毎日こんなマズイ料理を、食べさせられてるの?』と元夫に言ったら『そうなんだよね〜。参っちゃうよな〜』とヘラヘラと答えているではありませんか。

 姑が帰ったあとに『社交辞令だよ』と偉そうに言っていましたが、その後も、事あるごとに姑の文句に同調する姿を見て、すっかり愛情が冷め、離婚しました」(35歳女性/飲食)

  ◇  ◇  ◇

 こちらの女性、飲食店に勤務していて料理の腕前はかなりのものなのです。

 それなのに、意地悪で文句を言っている姑に同調するとは、かなりのマザコンですよね……。

3:結婚記念日ディナーにも姑を呼ぶ

「10歳年上の元夫と結婚したときは、姑が高齢だったので、近居にしたんです。

 それが悪夢の始まりで、なんと元夫は、夫婦で外食に行くときに必ず姑にも声をかけ、なぜか毎回、姑と3人で外食するハメに。

 初めての結婚記念日の外食にも、勝手に姑を呼んだ元夫を見て、その瞬間に『別れたい!』という意思が固まり、そこから2ヶ月で離婚となりました。

 ふだんから、毎日姑の家に寄ってからウチに帰宅するような夫だったのですが、交際中にはまったくそんな様子はなかったんですよね」(37歳女性/美容)

  ◇  ◇  ◇

 夫婦の記念日にも、勝手に姑を連れてくるとなると、重症のマザコンと言わざるをえません。

 そんなに母親と一緒に居たかったのなら、結婚しなければいいのに…と思ってしまいそうです。

 まさかのマザコンが発覚する瞬間は、ちょっとした日常生活に潜んでいるようです。

 自分が選んだ男がマザコンだったらと考えると、ゾッとしますよね……。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ラブ 新着一覧


“リアル恋愛話”5選。年下男子が40代女性からの誘いに「即OK」するデート先とは?
 ひと昔前の時代と比べると、最近はドラマや漫画のストーリーで年下男子との恋愛が描かれることが増えました。でも、オトナにな...
「社交辞令でも嬉しい…」“全国TOP5”の女風セラピストとDMで、甘いやり取りを楽しむ
 パートナーなしの50歳独女ライター、mirae.(みれ)です。48歳で意を決して女風を体験しセックスの気持ちよさを知っ...
mirae.(みれ) 2024-11-20 16:32 ラブ
俺の美学は高級店を「最低価格」で楽しむこと。自称“ひねくれ者”の57歳男の主張
「冷酷と激情のあいだvol.215〜女性編〜」では、高級志向なのにセコい振る舞いをする恋人トシオさん(57歳・仮名)との...
並木まき 2024-10-05 06:00 ラブ
直売所でも飲食店でも「最安価」しか選ばない。恋人のドケチっぷりに結婚前提交際をためらう47歳女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-10-05 06:00 ラブ
不倫は悪なのか。作家・鈴木涼美氏が提起する日本の結婚制度の限界…それでもなぜ結婚する?
『不倫論――この生きづらい世界で愛について考えるために』(平凡社)を刊行した作家・鈴木涼美氏とともに、現代女性における「...
ミクニシオリ 2024-10-06 17:31 ラブ
作家・鈴木涼美氏と考える 現代女性の不倫リスク「不倫って気づいたら巻き込まれているもの」
 朝スマホを開くと「またか」と思うくらい、1年に何度も芸能人の不倫ニュースを見かける。いくら有名人とはいえ、特に当人と面...
ミクニシオリ 2024-10-05 06:00 ラブ
“冬季五輪夫婦”上村愛子&皆川賢太郎離婚の衝撃。「円満離婚」するカップルは揉めてないのは本当か?
 フリースタイルスキー・モーグルで五輪5大会連続入賞の上村愛子(44)が2日、自身のインスタグラムを更新。アルペンスキー...
一児の母で現在妊娠中。「それでも抱かれたい…」35歳英会話講師の不倫欲 #1
 世の中の不倫などもはや珍しくもないが、それが「一児の母であり、現在妊娠中」の場合、人としていかがだろう? 今回、取材に...
蒼井凜花 2024-11-08 15:05 ラブ
【アラフィフ婚活】60男より58歳男がいいけど…オンラインデートでドン引き、老舗相談所にも疑心暗鬼
 アラフィフでの婚活は60代以上からの申し込みが多く、同世代とはなかなかマッチングしないとも言われています。  結婚相...
内藤みか 2024-10-03 06:00 ラブ
最強の愛され女性がやらないこと7選。彼から「追われる恋」希望なら試す価値あり
「彼に愛され続けたい」「追われる恋愛がしたい」と思う女性は要チェック! 今回は男性の意見を交えながら、愛され女性がやらな...
恋バナ調査隊 2024-10-03 06:00 ラブ
アリバイ写真で墓穴掘ってるよ。浮気する男のしょーもない弁解&ごまかしLINE6選
 LINEは浮気がバレてしまうきっかけとなることが多いようで…。今回はパートナーが浮気をごまかすために送りがちな、バレや...
恋バナ調査隊 2024-10-02 06:00 ラブ
熟年離婚を今から防ぐ方法。子どもありきの夫婦になっていませんか?
 離婚件数のうち、20%〜30%は熟年離婚が占めているということをご存知ですか。子どもが自立したタイミングで、長年連れ添...
恋バナ調査隊 2024-10-02 06:00 ラブ
ケチと節約は紙一重。ドケチな彼氏のドン引きエピ7選から学ぶこと
 節約とドケチは紙一重です。自分では「節約」だと思っていても、周囲がドン引きするようなドケチになってしまっている人も…。...
恋バナ調査隊 2024-09-30 06:00 ラブ
「飲み屋の女にハマったせいで借金が」49歳男性がラブホデートを続ける切実な理由
「冷酷と激情のあいだvol.214〜女性編〜」では、交際半年ほどになる恋人とのデートが、いつもラブホテルなのに強い不満を...
並木まき 2024-09-28 06:00 ラブ
「40代半ばで毎回ラブホデートなんて…」自分は安い女? 惨めさを募らせる44歳女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-09-28 06:00 ラブ
内田有紀の“公私相棒”柏原崇に注目。夫が妻をサポートする「裏方でもイイ男」と出会うには?
 女優の内田有紀(48)がトークバラエティー「だれかtoなかい」(フジテレビ系)に出演し、交際中とされる元俳優の柏原崇(...