【2023年人気記事】新幹線で帰省、ヤバい親子に遭遇!お互い様の解釈

tumugi・ひでまる ツレ婚夫婦ライター
更新日:2024-01-02 11:45
投稿日:2024-01-02 06:00

まさかの同意を求められて…夏

 唖然としていると、母親と目が合ってしまい……。あわてて目を逸らしましたが、

「子どもが小さいと新幹線に乗るのも大変ですよね。でも、みんな小さいころはこんな感じだったでしょうし、お互い様ですよねー!」

 とニコニコしながら話しかけられました。

 咄嗟に反応できず、「あはは……」という乾いた笑いしか返せなかったあのころの私。今だったらもっとマシな返しができる気がする(笑)。

 結局、誰かが乗務員にクレームを言ったようで、男の子と母親は車掌から注意を受けていました。

 母親は不満そうに「お互い様じゃないですか?」と口にしていましたが、その後は終点まで騒ぎながらも母親のひざの上でYouTubeを見ていたので良かった(?)です。そして、父親は終点までそのまま爆睡。他人ながら少々イラッとしてしまいました。

お互い様を迷惑かける側が都合よく解釈してはいけない

 この出来事は私の中でかなり大きなインパクトを残しています。というよりも、もはや教訓に近い感じ……? 母親がしきりに口にしていた「お互い様」というフレーズが頭から離れません。

 自分の子どもが好き勝手するのを「お互い様」の一言で片付けられるなら、子育てはどんなに楽でしょう。しかしながら、子どもの責任は親の責任なのも事実ですよね。

「お互い様」はあくまでも、迷惑を受ける側が広い心を持って接してくれるからこそ成り立つもの。「お互い様」を都合の良いように解釈するのは間違っていると私は思うのです。

子どもだからこそルールやマナーを大切に!

 子どもを育てていく上で、ルールやマナーはしっかりと叩き込むくらいがちょうど良いのかもしれません。それは大人になれば必ず役に立つスキルであり、上手に生きていくための処世術。

 小さなころから好き勝手やらせていては、年を重ねるにつれて常識や我慢といった、素敵な大人になるための要素を取りこぼしてしまう恐れもあります。

 我が子がかわいいのはみんな同じ。同じだからこそ公共機関に限らず様々なシチュエーションにおいて、ルールやマナーを守る大切さをしっかりと教えていきたいと思いました。

『人の振り見て我が振り直せ』とはまさにこのこと。知らないうちにヤバい親子にならないよう、みなさんもご注意くださいね!

tumugi・ひでまる
記事一覧
ツレ婚夫婦ライター
10代で結婚、20代で離婚した3人の子を持つ占い師ライターtumugiと、元妻に2回も不倫サレてバツイチとなった会社員のひでまるが出会い、ステップファミリー(子連れ再婚)に。夫婦ともにFPの資格を所持し、保険会社勤務の経歴を持つ。自らの体験から『ステップファミリーの本音』をテーマに情報発信をしている。ステップファミリーを目指す方の背中を押すべく占い×実体験のアドバイスを用いて活動中!
ブログYouTubeXInstagram公式LINE
◆相談はこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


“やや緊急性を要する”手術に向けステロイド投与が始まるも…
 潜在的な患者も含めるとおよそ30〜60人にひとりの女性がかかると言われている甲状腺疾患。バセドウ病は、甲状腺機能が亢進...
カレから「大切にしたい」と思われるための重要ポイント!
 カレや気になる男性、そして周りから「大切にしたい」と思われたいですよね。荷物を持ってくれたり、車道側を歩いてくれたり…...
僕も!? 去勢手術のしらせに固まるお兄ちゃん“にゃんたま”
 きょうは前回のにゃんたま君と兄弟、いつもべったり一緒のにゃんたまωお兄ちゃんです。 「去勢日が間近」と知ってショ...
スマホに振り回されてない? SNS疲れの7つの原因&対処法
 あなたは、1日にどれくらいスマホを触っていますか? SNSをしている人の多くは、時間ができるたびにスマホをチェックして...
コロナ禍の今だからこそ…オトナ女子が見直したい3つのこと
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。TVやネットニュース。世間はコロナウイルスの話題ばかりで、精神的にも経済的に...
お家にいる時間が長い今こそ「布ナプキン」デビューのススメ
 10年前から布ナプキンをたまに使っていたのですが、この外出できない状況をきっかけに、布ナプキンと布ナプキンショーツを買...
もうすぐ去勢手術…やんちゃ盛りの“にゃんたま王子”に悲報
 見て見て!カッコイイにゃんたまωでしょう!  にゃんたま君は青空の下に生まれて、優しいお姉さんに保護されました。...
幸運の「桜」で不安もストレスも軽減!自宅でお花見をしよう
 今年も、桜の季節がやってまいりました。  東北、北海道ではこれからがシーズンなのでしょうが、ワタクシの住む関東圏...
もはや投薬では制御不能に…手術に向けて「絶対安静」の日々
 潜在的な患者も含めるとおよそ30〜60人にひとりの女性がかかると言われている甲状腺疾患。バセドウ病は、甲状腺機能が亢進...
愛に性別は関係にゃい?草むらに消えた仲良し“にゃんたま”
 あれれれ?  にゃんたまω君がにゃんたまω君に乗っかってる!?  これってもしかして……ボーイズラヴ?...
夫婦双方が在宅ワーク…喧嘩やストレスを減らす3つのコツ
 リモートワークが続き、朝から晩まで夫婦が同じ家の中で一緒に過ごすことによるストレスを感じている人も少なくありません。 ...
コロナ鬱にならないように…自宅でストレス発散する方法4選
「いろんなことが不安要素になってきて、暗い気持ちになる……」  一向に収まらない新型コロナウイルス騒動。人と会わない...
我が子を可愛いと思えない…悩む母親への克服エピソード3つ
 子どもが可愛い!子どものためなら何でもできる!と語るお母さんの姿を見ると、“母は強し”と感じることはよくあります。しか...
マンションを購入したいと思ったら…どこで探せばいいの?
 マンションを購入したいと思ったら、何かと忙しいオトナ女子はどこで探すのがベストなのでしょうか。  マンション探し...
素敵!国宝級のふわふわ“にゃんたま”を惜しげもなくアピール
  チャームポイントを見せてください!のリクエストに 「ハイ♪ にゃんたまω!」と、気前よく見せてくれたにゃんたま君。 ...
外国では急増…外出自粛中にパートナーのDVから身を守る方法
 家にいる時間が長いと、同居のパートナーと顔を突き合わせる時間も増えます。相手とラブラブならばむしろ幸せに感じるかもし...